過去に見た夢の日記の紹介8
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以下は、2014年4月30日に見た夢の日記をmixiから転載したもの。
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ひとつ目は、土曜日深夜に寝て起きたときに見た夢。
なにやら、原作のある作品のオリジナルストーリーのノベライズを引きうけた。
現実のものではなく、夢の中の知らない人の知らない原作……ということだけしか覚えていない。
なんか、現代物だったような記憶はある。
で、それを一本書き上げて本になったのを見て、ホッと一息している自分。
と、その後しばらくして、その原作者が本を出して、その作中に(なぜかそれも小説なのだが、どういうノベライズ仕事だったんだかは不明)に私の書いたノベライズのアイデアや、それどころか、文章がそのまま載っていて、それが一冊の半分以上にも及んでいる――ということが発覚する。
自分でその辺を見比べて、「確かに同じだ!」とかやっていた覚えがある。
で、恐る恐る編集さんに相談する……という夢。
何がすごいって、夢なのに「一本仕上げた感」がリアルすぎて、プロットを組み立てて執筆して本になって……までを夢の中で一通りやったので、起きたら疲れはてていたこと。
その後の盗作だか流用だかの問題など、夢の中の出来事だから起きてしまえばどうでもいいことだが、この無駄な達成感と、喪失感、どうしてくれよう……。
そんな夢。
ふたつ目は、今朝見たPBMのリアクションを書く夢。
なにやら、ガンダムっぽい(いやガンダムなのか?)SFミリタリーもののマスターの一人で、モビルスーツ絡みの謀略パート(敵軍に新型の試作品を渡そうとしている人物がNPC)を担当しているらしいのだが、なんだか知らないがリアクションの挿絵まで描く羽目になってしまう。
新型モビルスーツを満足げに見上げる悪人の絵を書かねばならぬのである。
「簡単だよ、下絵を描いて色指定しといてくれれば色は塗ってあげるよ」
マスター会議に来ていたmyogayaさんが、親切っぽいことを言ってくれるのだが、それってもう私が書くこと前提だよね(夢の中の話です)。
無理だ~。
……という夢。
これもね、リアクションを書き上げた感覚が目が覚めても残っていて、困る。
どうせなら、夢の中で報酬ももらってそれを使うところまで夢を見ていたかった。そうすれば、ただ働き感も少しは解消されたろうに。
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※PBMというのは「プレイバイメール」の略で、キャラクターを作った大勢の会員が郵便で行動を送ってきて、それをマスターが小説(リアクション)にまとめ上げる――という有料ゲームのことで、インターネットが発達する前に少し流行りました。私はそのマスターの仕事をしていたのです。
※myogayaさんはmixiのマイミクさんで、そのPBMの会社に私がいたとき、一緒にマスターをしていた友人です。現在は、木村航というペンネームで活躍している作家さんです。
夢に投げ銭ってのも何だが、せっかくの傑作だから投げ銭スタイルで。
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