『ゆうこや』のサプリメントのこと

 少し前にやったお仕事の告知です。

 『ゆうやけこやけ』というTRPGがありまして。
 プレイヤーは、人の姿に化けられる猫とか狐とか、あるいは妖怪の類(だいたいの場合、可愛い子どもの姿になるキャラが多い)のキャラクターとなって、ほどよい片田舎で人の社会に紛れて、日常の中でのいろいろな困りごとを解決したり、おもしろおかしな冒険をしたり……というほのぼのしたTRPGで、敵と戦ったりとか、攻撃したりとかではなく、サイコロを振ることもない独特の空気感のゲームです。
 その、「ゆうこや」のルールや世界観やキャラクターの拡張版である、3つ目のサプリメント、『こばなしひとつ』が明日発売されます。
 現代ではなく「大江戸」が舞台になっていて、江戸時代での「ゆうこや」を楽しめるサプリメントで、時代劇や落語のノリで遊べるやつです。
 この『こばなしひとつ』に、舞台の雰囲気やキャラクターでのプレイの仕方の参考になるような短編小説を書く――という仕事をしました。

 黒猫の姐さんと、田舎から江戸に(川を)流れてきた獺の弟分が、長屋のおかみさんに頼まれて、ちょっとしたおつかいをする……という、落語っぽい面白おかしなお話です。
 もし手にする方がいたら、読んでみてください~。

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伊豆平成
テキストを読んでくださってありがとうございます。 サポートについてですが……。 有料のテキストをご購読頂けるだけで充分ありがたいのです。 ですので、是非そちらをお試しください。よろしくです。 ……とか言って、もしサポート頂けたら、嬉しすぎて小躍りしちゃいますが。