藤子・F・不二雄ミュージアムとウェアハウスに行ってきた
友人に誘われ、六人で藤子不二雄ミュージアムへ行ってきた。
前に行ったのは5年前(こっちにそのときの日記が)。
企画展示は頻繁にやっているし、館内のカフェメニューなども変化しているので、二度目でも全く飽きない。ていうか「あ、ここは変わってないのね」と数える感じだった。
事前にローソンで指定の入場時間のチケットを買うのが少し面倒だが、まあチケットを買うのに並ばないで済むから入場はスムーズだ。とはいえ今回は日曜日のお昼だったから、かなりの混雑だった。
入場時間が指定されるだけで、入れ替え制ではないのでその後は閉館までいられるのもいい。
中庭には、ピー助などの立像があって楽しめる。
屋根の上から狙っているころばし屋も、見つけられると楽しい。
前にも思ったが、これが常設なのがすごい。
きれいなジャイアンが出てくる泉だもんなあ。
ドラえもん生誕50周年の企画展示で、第一話の原稿が多数展示されていた。学年誌の1~4年生でそれぞれパターンの違う第一話があって、「そうなのか~」ってなった。
私はドラえもん誕生秘話をコロコロか何かで読んだ人なので。コロコロはたぶんコロコロコミックは創刊号から読んでいると思うけど、ドラえもん自体はもっと前から学年誌に連載されてたからなあ。コロコロは最初の頃は、藤子不二雄の昔のマンガを掲載していたので、古い藤子マンガの大半はコロコロで読んだ。ドラえもんを初めとしてF作品は全て大好きだけど、中でも『エスパー魔美』と『タイムパトロールぼん』と『新オバケのQ太郎』と『チンプイ』、それに各種のSF短編が好きだ。
それはさておき、展示のあとはカフェへ(まあ、混んでて50分待ったけど。その間、のび太の家の模型やなんかを見て楽しんでいた)。
50周年に合わせてのカフェでの企画(だと思う)が、「バイバイン」だ。その名の秘密道具は、ドラえもん好きの間では有名で、なにかと話題になるが、ひとつしかない栗饅頭を「食べるとなくなってしまう」と嘆いていたのび太にドラえもんが「必ず全部食べるように」と言って渡した薬がバイバインだ。この薬をかけると、かけた食べ物(に限定だと思う。たぶん)一定時間で数が倍になる。つまり、栗饅頭が2つになる。
もっと食べたいのび太は、ひとつ残してまた倍にして……とかやっているうちに満腹になって食べられなくなり、それでも栗饅頭は倍々に増え続け、見る間に部屋中が栗饅頭で一杯になるが、食べきるまでずっと増え続けると気づいてのび太が恐怖したときには時すでに遅く、ドラえもんが宇宙の果てへ捨てるしかないと栗饅頭をロケットで運ぶ――というオチ。
そのバイバインのかかった栗饅頭が、カフェのメニューにあるのだ。
まあ、栗饅頭の食べ放題なわけだけど、最初は1個で食べてからお代わりすると2個の栗饅頭がくる。次のお代わりでは4個、その次は8個……となっていく。しかも、お茶は最初の一杯だけで、あとは別料金だ(水は飲めるけど)。
私は挑戦しなかったけど、友人がこれに挑んだ。食べた感想としては「まずくもないがすごく美味いわけでもない普通の栗饅頭」とのこと。
バイバインをかけると……。
2個の写真をとりのがしたけど、どんどん増える。
8個。
さすがにここでストップしていた。15個も食べたことになる。
専用のお茶のカップが、なかなか可愛かった。
帰りにショップで買った人もいた。
カップの底には、分裂した栗饅頭が。
私はこれ一杯で充分。
他にもアンキパンのトーストとか、ウソ800のハーブティーとか。
とまあ、楽しい時間を過ごしてから、川崎へ移動。
来週には閉店してしまうという、内装がもの凄いゲームセンター「ウェアハウス」へ。
ゲームセンター、なかなかいかなくなってしまったが、たしかにここはなんか凄かった。
クーロン城をイメージした内装らしいが、意図はよくわからない。
閉業間近とあって、混雑していた。
施設内で謎解きゲームとかしていて、楽しそう。
レトロなゲームをいくつかできたし、満足だ。