過去に見た夢の日記の紹介1
せっかくだから、面白かった夢をさっそく紹介してしまおう。
以下は2012年12月26日ごろに見た夢の日記をmixiから転記したもの。
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かなり面白い夢を見たので記録しておく。
場所はどこなのかよくわからない。
が、私は田中桂に連れられてそこに来たらしく、あるゲームの専門店にいる。
田中桂はそのゲームをとても気に入っているらしく、熱心にゲームの説明をしてくれていた。その感じは、ミニチュアゲームに対する情熱に近いのだが、店内の様子はむしろラジコンショップとか電子部品屋のような雰囲気なのである。
そのゲームは、「指先ほどの小さな基本パーツと紙工作を組み合わせて、動かしたり飛ばしたりするロボット的な玩具」を使う。
各パーツは、数種のセンサーや、小さなタイヤ・プロペラなどの駆動用パーツ、行動の記憶・命令用パーツなど様々なものがある。どれも小さくて単純なことしかできないらしい(田中桂がそう説明してくれたのだ)。
(パーツの例)
・床をきびきびと動き回る円錐台型をした「ゴブリン」と言う名称の基本駆動パーツ(紙のキャラ絵がついてる)。大きさは一口チョコぐらい?
・「四つ葉のクローバーをふっくらとした立体にしたような形」で、十字方向の移動を記憶させて実行させるパーツ。記憶のさせかたは、立体の中にある金属球をカタッカタッと十字方向に転がして覚えさせる仕組みらしい。
・軽く小さなプロペラのついた駆動装置。紙の型紙に複数つけると浮遊する。
で、こうしたパーツを組み合わせると、「ゆったり室内を飛んで、動きを感知して寄ってくる紙のメガネウラみたいの」とか、「飛び続ける紙飛行機」とかができるらしい(店にある見本の基本セットみたいのを組み立てて、説明された。ナウシカに出てきた長い空飛ぶ虫みたいな幻想的な動きをするんだよね)なんてのができあがる。
どうやら「幾つかの専門パーツを組み合わせること」自体が、ロボットの姿形を決めるだけでなく、同時に「ロボットコンストラクションのプログラム」みたいなものも完成させてしまう仕組みなのだ。
って、ロボットコンストラクションがなんだかわからない人にはさっぱりだろうけど、私にとってはそれが一番しっくり来る感覚だ(夢の中で田中桂にそう告げたら『ああなるほどね、確かにそんな感じだね』と賛同された)。
で、自作したこの紙ロボットたちを放って、室内でガリガリフワフワと「ディストピアンウォーズ」のような戦闘を楽しむという、なにやら夢のような遊びなのだ。放ったあとは見守るしかないから、ゲームの雰囲気もまた「ロボットコンストラクション」的だ。
ただし、一体のロボットを作るには幾つかパーツを買わないといけないわけで(ゴブリンだけだと、ただ動くだけ)、それだけでけっこうな値段になる。ロボットコンストラクションで言えば、プログラムの一つ一つが使う度に課金されていくようなものだろうか。
でもって「さあ、このゲームを君も始めないか」と田中桂に勧められているわけだが……。
「パーツ一個一個が高いんだよなあ、面白いんだけどなあ……」って、迷っている私。
周りには紙ロボが動き回っていて……。
そこで目が覚めた。
面白い夢だった。
なにしろ、現実でミニチュアゲームを勧められているのと状況が変わってないんだもの。
でもそれにしてもあのゲーム、というかロボット、実に楽しそうだったなあ。
それを電脳空間で再現して――とかいうのではなく、手にとって紙にくっつけていく感覚が、本当に面白そうだったのだ。
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夢に投げ銭ってのも何だが、せっかくの傑作だから投げ銭スタイルで。
銭が飛んできたら、他の面白い夢日記も見せたくなるでしょうし。あはは。
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