「架空世界カナン」の話
昔、ゲムルという会社を立ち上げてPBM(大人数での手紙によるやりとりで行うTRPGみたいなもの)をやっていたときに、このゲーム用というだけでなく、誰がどう使ってもいいシェアワールド的なものを作ろう!と作った架空世界がある。
それがカナンだ。
ここ数年は、ちょっと放り出してあるけれど、まあ私の心のどこかはこの世界にあると思う。
剣と魔法ではなくて、石と呪いのファンタジー世界。
神様は山ほどいて、人間の姿をしてないやつばっかりで、悪さも仕掛けてくる妖怪まがいの神様も多い。ほぼあらゆる事象に神様がいて、そのおかげでその事象は存在する……みたいな世界(と、私は解釈しているが、その辺の細かいところは人それぞれで)。神様だけは、拙著『PATRONE』でも流用している。
http://imaginary-fleet.sakura.ne.jp/ca/main.html
このリンク先で、なんとなくはわかってもらえるかも。
地図や歴史など、なんとなくの大枠やら、過去のゲームでのプレイヤーの行動などによって細かく決まった時代なんかは、こっちがわかりやすい。
http://imaginary-fleet.sakura.ne.jp/ca/world_main.html
で、もともとはこの世界でTRPGを作ろうとしていて、私がテストプレイ時に作って使っていたキャラクターが、紙芝居師のプカプカ。
このプカプカが主人公の短編がいくつかあるので、noteにも上げてみようかなあ……と思っている(後半が有料――ぐらいでいこうかと)。
それはそれとして、PBMの『カナン~最後の神』で一番好きだったキャラクターが、五王国のうちで私が担当したカヤクタナのウナレ王妃だ。
隣の大国から嫁いできた世間知らずのお姫様(といっても、ゲームの時代にはもうアラサーだけど)が、知恵を絞って国難に対処するのがよかったなあ……と。
で、ゲームをやってから実時間で10年以上経ってから、その王妃の生涯を歴史読本風にまとめた記事があるので、まずはそれを上げてみようかなあ……なんて思っている。
※ウナレ王妃の人物伝は、この下に貼り付けようかな~とも思ったのですが、ここまで読んで頂いたあとで、長々と人物伝が始まるのもどうかと思ったので、別にして上げることにします。
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