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大きく変化する仕事の在り方

こんにちは。
ご縁の町出雲で和菓子屋に嫁いだ嫁であり、自分の会社も起業した社長であり、三人の年子を育てているさかねめぐみです。

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今日は嬉しい出来事があったのでシェアしたいと思います。
一つは、和菓子の海外展開の商談後、出雲を覆うような大きな虹を見れたこと。

そして左側に犬の顔のような雲が!!何だか神秘的!!


もう一つは経営している一つの飲食店での出来事です。
それは、カフェで働く女性スタッフと話をしている中で、1年前に来られた年配のご夫婦との関係性のお話。
1年ちょっと前、初めて来店された際に年配の旦那さんから、原材料高騰の折、値上げをしたことに対し、とてもお叱りをいただきました。
値上げをするなら、もうこんな店には来ない。とかなりの剣幕で怒られ、帰られたと聞きました。
ただ、今の時代に値上げをせずにやっていくなんてことは企業としては継続していくことが出来ないため、丁寧にその旨をお伝えしました。
正直に言うと、他のお客様に対しても迷惑がかかるような態度をされていたので、どうしたものかと頭を悩ませていました。
その後、しばらくしてまたご夫婦でご来店いただき、数か月が経ったころ、奥様が足を悪くされたようで、お帰りの際にスタッフの一人が車まで手を引いて差し上げたところ、奥様が嬉しかったと涙を流されたと聞きました。
それからご夫婦ともにお店のスタッフに対しても優しい態度で接していただけるようになり、また更に嬉しいことにこれまで会話が少なかったご様子のご夫婦だったのに、最近ではとても会話が弾んでいて、ご夫婦の関係も良好になられてきて嬉しいと話してくれました。
スタッフの女性からは、私たちが営んでいるカフェに来られるお客様が私たちの接客や空間によって、より良く変化していただけるのはとても嬉しいと言ってくれました。(もちろん、私たちだけの影響ではないと思いますが)
この話を聞き、私たちが営んでいるのは和菓子のカフェではあるけれどただ飲食する場所ということではなく、ここでの接客や雰囲氣を通じて、楽しい氣持ち、嬉しい氣持ちを感じていただけること、そして働く人がそれを嬉しい、楽しいと感じて仕事をしてくれていることに喜びを感じました。

特にこれからの時代は仕事の定義、在り方も変わっていくのだと思っています。
これまでの時代では、出世や地位や名誉、お金というもを持っていることが高く評価される時代であり、企業も売上、利益の最大化を最大目標として経営する事が当たり前でしたが、これからは確かにお金は大切ですが、仕事自体が自分が嬉しくワクワクすることを提供することで、他者が喜んでくれ、幸せの循環が生まれていく。
その結果として企業としては売り上げが上がり、利益が出る。というように変化していくのだと思います。
売上、利益、給料は多くの他者と自分を喜ばせた結果である。という、これまできれいごとでは仕事はできないと言われてきた考え方が変化し、きれいごとこそが通用する時代になると思います。
既にそのような視点で経営されている企業は結果を出し、地域経済を活性化させるための循環点としての企業体になっていると、様々な優良企業を視察して感じています。

私自身も、経営者ですが、売上、利益だけを追い求めるのではなく、お客様に対し、その商品やサービスから得られた喜びの結果として対価をいただき、それをスタッフ、地域に循環していけるように学び続けたいと思っています。

ということで、今日はスタッフからとても嬉しい話を聞けて幸せな一日でした。
ただ、会社全体がそうかと言われれば、お恥ずかしながらまだまだなので、このような考え方をしっかりと働いてくれる皆にも伝え、幸せに働いてもらえるように努めたいと思います。

ということで、仕事に対する在り方が変化すると思う。というお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
このnoteを読んでいただいた方のお一人でもお役に立てたら幸いです。

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