妊娠判定

突然ですが。4月に実施した第1回目の体外受精の結果をお知らせします。妊娠判定日はゴールデンウィーク明けの5月6日でした。その日は、朝から病院の時間(16時)まで、期待と不安と興奮が混じった、大変複雑な気持ちで過ごしました。「私ならどちらの結果になっても受け止められる」と、言い聞かせながら病院に向かいました。合流した夫も待合室で「はぁー」とか「ふぅー」とか大きなため息を何度もついていました。周りの方はうるさくて迷惑だったと思います。

ハッピーな結果の場合と、残念な結果の場合とを、何度もシミュレーションしてお医者様のお話に臨みました。どちらの結果になっても、感情をコントロールできる自信がありました。しかし、結果は第3のパターンでした。「妊娠反応はあるが、数値が低いのでおそらく化学流産するでしょう」とのことでした。このまま育つ確率は1割程度とのこと…。様子を見るので来週5月13日にまた来てくださいと言われました。(あんなにシミュレーションしたのに動揺を隠しきれない私。)一瞬でも着床してくれたことを喜びたいような、妊娠する確率の低さに落ち込みたいような。予想外の展開に、きょどり、戸惑い、そして曖昧な感情で帰りました。

5月13日、再び病院に行き血液検査をして、正式に「妊娠反応なし」の結果を告げられました。一週間の心の準備期間があったからか、落ち着いて話を聞くことができました。友人知人が、体外受精で一発で妊娠していたので、成功のイメージばかりが先行していましたが、そんなに簡単にはうまくいかないものですね。「私には、子どもができないのかもしれない。」その可能性が、私を複雑な気持ちにさせました。

そして今、2回目の胚移植に向けて動き出しています。前回の採卵で元気のよい受精卵が二つできたので、もう一度、胚移植のチャンスがあるのです。とにかくスケジュールが読めない毎日で、身体と相談しながら病院に通っています。忙しい時期と忙しくない時期があります。子宮の様子を整えるために一ヶ月治療を休みますと言われ、実は、5月~6月中旬は突然、まるまる空いていました。あらゆるお誘いを「不妊治療のため、予定が立たずドタキャンになるのが怖いので予めご遠慮します。」と断っていたので、クッッソ暇になりました。6月中旬~は頻繁に病院に通い急に忙しかったのですが、卵胞の育ちが思わしくなく「リセット」を言い渡され、また今、クッッソ暇をしております。(次の生理がきたら、またクッッソ忙しくなりますが。)スケジュールが立てにくいのがとてもストレスですが、もう合間を縫って、クッッソ暇な時期はやれることをガシガシやっていきたいと思いました。(例えばM-1グランプリ出場とか…。)関係者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、もうしばらくマイペースで活動させてください。

前回の施術で、過大な期待が打ち砕かれたからか、今回は正直ちょっと心の平静が保たれております。次の胚移植では、良い結果となりますように。

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