中学3年生国語「温かいスープ」国際性・時代背景を学ぶ アメリカ在住🇺🇸日本語&国語教師 IZUMI 2025年1月22日 12:06 中学3年生国語科「温かいスープ」著者:今道知信さんは、1957年にフランスに渡り、2つの温かいエピソードから、「無償の愛・隣人愛・人類愛」を基調とする「国際性」について書いている。「国際性」について、生徒たちと考えた。同時に、この時代に外国へ渡った先人達は、大変な思いをしたのだな、と時代背景も学んだ。本日掲載「折々の言葉」から、モンテーニュ研究の第一人者である荒木昭太郎もほぼ同じ時代にフランスに渡っている。 2025年1月21日朝日新聞掲載「われわれは自然の作品の美しさと豊富さの上に重みをのせすぎて、それをすっかり推し殺してしまったのだ。」フランスの16世紀思想家モンテーニュ フランス語から日本語に訳した、モンテーニュ研究の第一人者であるフランス文学者荒木昭太郎は、著者「エセー」で記している。 16世紀に生きたモンテーニュは、「人間の愚かさで自然を変質させた。人間は、小さな鳥や蜘蛛の巣ですら造れない。自然には恥をかかされている」と。自然を破壊している21世紀を見据えていたことになるのではないでしょうか。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #日本語 #国語 #オンライン化 #国際化 #温かいスープ #中学3年