BeatBox講座【3つの基礎ドラム編】
閲覧頂きありがとうございます!
BeatBoxの世界をもっと広めたい想いと、BeatBoxを出来るようになってもらいたいので記事にしました。
BeatBoxer歴11年で90種類以上の音が出せるPeGiTaが分かりやすく 画像や音声を交えてお教え致します。
感覚的な話になって来たりするので、わかりにくい部分があれば、
コメント頂けると対応致します!
また、記事はわかりやすいように改築していくつもりですので
意味がわからないことなどあればコメント頂ければ嬉しいです。
私、PeGiTaが書いている 「BeatBoxで重要なこと5つ」をクリックして
見て頂けるとコツや技の成長スピードが格段に上がるので 是非、一読して頂いてから技にチャレンジしてみてください!
記事の内容は
・【難易度】
・【音名の由来】
・【やり方】
・【クオリティを上げるには】
以上の点を押さえて解説していきます。
【音名の由来】に関してはわかれば書いていきますが
自分のオリジナル技や技名がないもの、由来がわからないときがあるのでそのような技に関しては【音名の由来】は省略させていただきます。 ご了承ください!
また、難易度は
★☆☆☆☆が非常に簡単(極稀に使う)
★★★★★がかなり難しい(よく使う)
と星が増えて行くほど難易度は上がると思ってください!
※あくまで個人的見解ですので、その技が人によっては簡単に思えたり、難しく思えたりすると思います。
BeatBoxは難しいイメージを持たれがちですが、 ある3つの音さえマスターすればライブなどで 実践出来ちゃいます!
その3つの音を今回お教え致します!
それが、 【1.キック(バス)ドラム】 【2.ハイハットシンバル】 【3.スネアドラム】です。
まずは、3つのドラム配置から軽く説明します。
1.
キック(バス)ドラムは足元にあるペダルと言うものを踏んで音を出す ドラムです。低音で曲の基盤になるドラムです。
2.
スネアドラムは演者から見て右利きなら左側手前にあるドラムです。 (左利きなら右側手前にあるドラムです。) スナッピーと言われる物をスネアドラムの下にセットすると 叩いた時の余韻がシャリシャリとした響きになるのが特徴です。 スナピーは付けない場合もあり、曲によって用途を変えられます。
3.
ハイハットシンバルは演者から見て右利きなら左側(スネアドラムの横)にある2枚のシンバルからなるシンバルのことです。 (左利きなら右側にあります。) 2枚重ねた状態で叩くクローズハイハットと 2枚離した状態で叩くオープンハイハットがあります。 ハイハットシンバルにもペダルがあり、踏んで2枚重ねるか離すか 決められます。また、ペダルを踏んで出す方法と ハイハットシンバルは3パターン鳴らす方法があります。
1.2.3.は画像で見ると各このような位置にあります。 ※観客側目線の配置です。
残りの部位名は記事の最後に説明します。
【キック(バス)ドラム】
上でも説明しましたが、低音で曲の基盤になるドラムです。
【難易度】
〈難しさ〉★☆☆☆☆
〈使う頻度〉★★★★★
〈クオリティの上げ方度〉★★☆☆☆
【やり方】
基本となる発音が「B」になります。 最初は声を混ぜて「Bu」や「Bo」と言ってみましょう。 すると必ず口から破裂音が出るはずです。(くちびる同士が離れるリップ音)そこから、声を無くしていくと破裂音だけ出るようになります。 「BeatBoxで必要なこと5つ」の記事より 「有声」と「無声」を出しましたがそれを理解していればコツが 掴みやすいかと思います。
出し方は人それぞれですが、自分は口の真ん中で音が鳴っています。 口の形は「o」や「u」になっています。 頬に空気が入ると音が軽くなるので、入れないようにしましょう!
「無声」で「B」の破裂音を唇に力を入れて出すと
「キックドラム」の完成です。
【音のクオリティを上げるには】
とにかく最初は唾が飛んでも良いので、思いっきり息を吐いて 破裂音を出しましょう!
口が慣れてくるとその息の吐きを短くしていきます。
音を硬くするにはとにかくキックを打ち続けて口周りの筋肉を 付けましょう!そうすれば、自ずと音は硬くなっていきます。
【ハイハット】
簡単そうに見えて実は難しい音、それがハイハットです。 ハイハットが綺麗とキックやスネアが汚くてもビート全体が綺麗に 聞こえます。
【難易度】
〈難しさ〉★☆☆☆☆
〈使う頻度〉★★★★★
〈クオリティの上げ方度〉★★★☆☆
【やり方】
出し方自体はすごく簡単で舌打ちの吐いたバージョンと思ってもらえたら 良いです。 「Tu」や「Ti」をまずは声に出して吐いて見てください。 すると、上前歯の隙間から空気が漏れると思います。
その母音を抜いて無声音「T」にしていきます。 最初は音が伸びているかと思いますが、だんだん音を短くして 行ってください。
感覚的には跳ねているような、音楽用語で「スタッカート」をするような 感覚です。これで「ハイハット」の完成です。
「Tu」の無声音だと2つのシンバルを重ねて叩いた時の 「クローズハイハット」。 「Ti」の無声音だと2つのシンバルをペダルで鳴らした時の 「ペダルハイハット」の音がになります。 「Tu」に余韻(デクレッシェンド)を付けると 2つのシンバルを離して叩いたときの「オープンハイハット」 の音になります。
クローズハイハット「Tu」
ペダルハイハット「Ti」
オープンハイハット「Tu余韻」
【音のクオリティを上げるには】
歯から抜ける空気の出し方がすごく重要になってきます。 調節して良いポイントが掴めるとこんな音が出せるようになります。 この音は「リバースハイハット」と呼ばれることもあります。
このようにより金属音に近い音が出せるようになります。
ハイハットだけでこれぐらいオシャレにビートが奏でられるようになります。
【スネア、クラッシュスネア】
この音は初級の中では一番難しい音になります。
キックは主に唇の真ん中から出し、口の形は「o」「u」でしたが、 スネアはどちらかと言うと唇のサイドを使うイメージになります。 そして、口の形は「i」になります。
普通のスネアとその後にクラッシュスネアの2種類をお教えします。 クラッシュスネアに関しては自分が考えた技名で正式名称はわからないのでそこはご理解ください。
【難易度】
〈難しさ〉★★★☆☆
〈使う頻度〉★★★☆☆
〈クオリティの上げ方度〉★★★☆☆
【スネアやり方】
説明が難しいですがなるべく分かりやすいように解説していきます。
STEP1
唇を少し内側に巻き、唇の真ん中を空けて破裂音を出す。 発音的に「P」の発音です。
画像
STEP2
上の前歯と下唇を付けて、その隙間から空気を出します。
すると、このような音が出ます。
これがスネアのスナッピーの音になります。
STEP1とSTEP2を交互に行います。唇を内側に巻く動作はキープするのではなく、出すたびに行ってください。
最初は交互に行って、慣れてきたらその間隔を短くしていきましょう
練習方法はこのような感じです。
これでスネアは完成です。最初はここまでスムーズに出来ないと思います。諦めずに出来るようになるまで練習しましょう!
自分は感覚として、
「唇は内側に巻くが、息は吐く」という感覚で出来ました。
【音のクオリティを上げるには】
STEP1の破裂音はスネアのアタック音になるので、自分の納得の行く音に なるまで試行錯誤しましょう!
STEP2のスナッピーの音は息の量や出す角度によって音が変わってくるのでそこも追及していきましょう! また、曲によってスナッピーの音の長さを変えられるようになれば 不自然なくビートに刻めたり、曲に合わせたり出来るので 長さはコントロール出来るようにしましょう!
キックとハイハットとスネアを混ぜたサンプルビート
【クラッシュスネア】
自分もよく使っている音です。迫力のあるスネアが出したい! そんな人のためのスネアになります。
【難易度】
〈難しさ〉★★☆☆☆
〈使う頻度〉★★★★☆
〈クオリティの上げ方〉★★☆☆☆
【やり方】
先ほど紹介した、スネアの出し方を少し改良した技になります。
スネアは真ん中から音を出していましたが、クラッシュスネアは唇のサイドから出す音になります。
STEP1
唇を内側に巻かずに左右好きな方から破裂音を出してください。 このとき、少しだけ頬は膨らみます。
すると、このような音が出ます。
STEP2
スネアで行ったスナッピーの音(上前歯と下唇の隙間から空気を出す動作)を片方の頬を膨らましながら行います。
STEP1で頬を膨らましたかと思いますが、その膨らました側から STEP2を行ってください。
するとこのような音が出ます。
この1と2を交互にしていき、慣れて来るとスネアと同じように間隔を 短くしていきます。
完成した音がこれになります。
【クオリティを上げるには】
スネアと全く一緒なんですが、STEP1のアタック音とSTEP2のスナッピー音を追及して、スナッピーは長さをコントロール出来ればビートに取り入れることができます。
STEP1のアタック音はスネアと違い、唇を鍛えることで硬い音が出せるようになるので、迫力のあるスネアを出したい方は特にSTEP1を追求しましょう!
また、アタックとスナッピーの比率を変えることによって 2種類のスネアが出来ます
キックとクラッシュスネアを混ぜたサンプルビート
【基礎ドラム編】は以上になります。 BeatBoxは根気が全てなので、途中で諦めずに出来るまで練習しましょう!
もし、ここ分かりにくいなぁと思う部分があったら 気軽にコメントください!
一読頂きありがとうございました。
私、PeGiTaはBeatBoxはもちろん、音楽理論やDTM、ボーカルMixなど 音楽に関して記事をたくさん上げていきますので
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