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経験があるかゆえの雑さに
私は元々あまり気が長い方ではないが、昨日はやってしまった
全国でも有名な相談支援専門員だ。
利用者Qちゃんは、ASD ADHDの障害がある。幼少期より問題行動が多かったが、母親も同じASD ADHDがあった為か、支援を受けないで中学まで育った。小学校から支援学級に在籍していた。
勉強は自宅でスパルタ教育をされ、テストの点数は取れるが、理解をしているかというと別問題だった。
特にコミュニケーションについては、課題が多く本人に質問するとオウム返しか、わかりませんしか返答が無かった。
事業所ではSSTの支援を行い、少し本人の言うことがわかるようになった部分があるというレベルだった。
高校受験をして、入学した。簿記や情報処理等の勉強をしなければならなかった。実力・中間とテストを受けてきたが、簿記を情報処理に関してはとても低く、理解してなかった。
2学期の期末テストで課題が大きくなった。簿記が0点だった。
本人にテスト用紙を見せてもらうと・・・全く理解していないのが一目瞭然だった。
その直後、学校が話し合いをしたいという申し出があったので、本人と何度か話をした上で出向いた。
すると・・・有名相談支援専門員Hが着席している。 は?なぜ?と疑問を持ちながら話し合いはスタートした。入学当初から話し合ぃをしてきたメンバーだったので、理解しながらの話し合いを進めていくと 突然Hさんが話始めた。
Qさんみたいなケースは、情報を共有しながら支援が必要で・・・1科目であれば進級はできるので、その取得単位を持って転校するなりの方法があるし、母親のフォローが必要なので、私が面談しましょうか
これからずっと支援が必要なパターンなので、たくさんの人が関わっていくことが必要だから、僕だけではなく他の人も・・・
途中から耳をふさいだ。
そして私にあなたはいつから関わっているの?と質問してきた
私は、みんなで作ってきたものに土足で入って、中心になりコーディネートしているHに不快感120%!!! とっさに出た言葉が
今回はそれをHさんに説明する為の会議ですか?ここに居る方はみんな知っていますが、Hさんの為だけに時間をとるのですか?(。-`ω-)
Hさんは黙った。
福祉職特有の「人の人生に、本人・保護者の了解も無く土足で踏み入れる」のをなんとも思ってない人
そして、その後もHさんはこんなケースは・・・このパターンは・・・と繰り返した
また私に(。-`ω-)(。-`ω-)(。-`ω-)の火がついた
どんだけHさんが経験があるかは知らないが、あなた講師で『個別支援』と繰り返し言ってますよね?ケースとかパターンとは
どうゆうことですか(。-`ω-) これは抑えた
その後も、終始自分の経験からとかいう言葉を言っていたが、全く聞く気は無かった。
人権の話の講師もしているHさん あなたが1番問題発言してますよ!
Hさんの発言は、一部の方は聞いていたかもしれないが、私は聞かなかった。私の大切な利用者さんをHさんのケースやパターンの1にしたくなかった。
大人気ない態度だったことへの自覚はあるが、反省も後悔もしていない。
最近、他のケースでも良く聞く
経験があるから、この子はこうなんだというケースやパターンに当てはめて区別なのか差別なのかわからないことをする。
経験が仇になっていることを、経験があるが故に誰からも指摘されず、お山の大将になっている。
しかし、保護者にしてみると違う
経験のある〇〇さんが相談支援専門員だから・・・と安心している人は多い。
ケースやパターンに入れられ、カテゴライズされていることに気が付かない。
ケースやパターンにカテゴライズされるということは、ゴールも決まっているということに気づいて欲しい。
本人の本人の為の 本人が希望する道を創る人では無い。
本当の支援や本物の相談支援専門員は、ゴールはそれぞれで時間と共に変わったり、環境で変化したり、健常者と呼ばれる人たちと何も変わらない。
そんな相談支援専門員に相談できることが障害のある人の鍵になることは間違いないと思う。
障害が障害ではなく、相談支援専門員が障害になることもある
それは、障害の有無に関係なく、どんな人に出会うかが問われる
縁を引き寄せられるか否か