支援学校の教育
これはあくまでも、近くの支援学校の話であり、全国の支援学校の話をしているわけではない。
最近、支援学校の先生からの相談がまた多くなっている。
その中で、1つ共通点が見つかった。
価値観についての考え方。
経済的な課題のあるいわば生活保護受給家庭やそれ以外での収入が無いまたは、保護者が就労していない家庭の子どもが支援学校に通っている子の話。
教員は「家庭的に収入が難しいからこの子は働かないと!」と就労をさせようとしている
が!しかし!!
家庭環境で働いていないので収入が無くても、その家庭に育った子どもはそれが、その家庭の『普通』なので、働くことや収入を得ることに関心は薄いのではないかと思う。
実際に支援してきた子もほとんどがそうだった。
先生方はそこそこの家庭で、大学に行ける頭脳と経済を持っているのが基本なのだろう。
普通科高校に行き、アルバイトしながら生活費を捻出し、大学を卒業してから公務員試験を受け合格!
勉強をすることも、生活費を稼ぐこともできる。
そこが違うことを忘れてる。
学校にはそんな先生(同じ価値観の)の集団だ。
もし、大学入学・公務員試験合格の勉強はできても、経済的に難しくとてもとても頑張って卒業した人は・・・その価値観の人の中で、苦労話はしないものなのではないかと思う。
自慢話のようにする人は少ないのではないかと思う。
この価値観のズレから、先生が懸命に進めても前に進まない。
支援学校の先生! 頑張れ!!!