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かわらない

幼稚園から小学校の低学年くらいまで
よく遊んでた男の子がいた

幼馴染ともちがうけど
よくその子の家に遊びに行って
当時ミニカーとか好きで(今も特殊車両好き)
お部屋で遊んでた

その子は生まれつきなのかわからないけれど
脚にギプスをしていて
歩けないから移動は車いすで
部屋の中はお尻歩きしてたのはすごく覚えている

だけどかわいそうとか不便そうとか
そういう感情は全くなくって
ただ楽しくて遊びに行ってたし

小学校6年生になった時
ギプスが外れて
彼が歩けるようになった時も
よかったね
とは思ったけれど
そんなに大騒ぎすることもなかった

聞いたことないからわからないけど
本人にしたら
つらいことや不便って思うことも
多々あっただろうなと
今は思うけれど

当時は
彼が歩けようとそうじゃなかろうと
変わらず彼は彼で
私にとっては一緒に遊んでくれる近所の友達だった

小さな学校だったから
周りもずっとそんな感じだったしね
からかったりいじめたりもなく
段差とか困ってる時には普通に手を差し伸べて
だけど特別扱いとかではなく
上手く言えないけどなにもかも自然だった


どんな状態とか関係なく
ただそのまんまの彼という人間として
見ていたんだと思う

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その視点を
ふと今日思い出した

病気とか障害とかそういうの
関係なく
ただそのままのそのひととして
つきあえる
そういう関係がいい
そういう視点で
在り続けたいし

そういう場を
つくり続けたい

役割じゃない自分で仲間と繋がれる場です
ホントにオススメです


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いしかわ いづみ
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