最後の防除 2021年8月
今年もまた台風のシーズンが始まりましたね。先日の台風も心配でしたが、幸いにも傘はほとんどかかったままで、目立った被害もありませんでした。
糖度は上がってきていますが、今のところ晩腐病は確認できていないので、袋かけがよかったのかもしれません。毎年ここまでは割と順調なのですが、このお盆あたりの雨で病気が広がることが多いのでまだまだ予断を許さない状況です。
白く見えるのは先日散布したボルドー液。べと病は少し見え始めているので、これ以上広がることを防ぐためです。
ボルドー液とは、その名の通りフランスのボルドー地方で作られ始めた農薬で、べと病の予防にも効果があります。19世紀後半から世界中の畑で使われており、無農薬農法やビオディナミ農法でも認められています。収穫予定まで2週間ほどなのでこれが最後の防除となります。
シャルドネの糖度、病気の状態などで、変更があるかもしれませんが、今のところ8月末の収穫を予定しています。収穫したその日に絞りたいので、例年より早い時間からスタートして昼前に終了するつもりです。今年からは福岡のとどろき酒店さんの新しい醸造所に運ばれます。
次は収穫のときのお知らせになりそうです。いいお知らせがここでできるようにがんばります。