そもそもハイレゾで聴く準備
Amazon Music Unlimitedに限らず、音楽ストリーミング・サービスはアカウントを作ってそのまま聴いてもハイレゾで聴くことはできません。最近のスマホの契約形態トレンドとして4G、5Gのデータ通信量を使い放題に設定せずにある程度絞って20GBとかそれ以下にしてる人も多い。キャリアによってはYouTubeでのデータ通信量はノーカウントだけどApple MusicやAmazon Musicはノーカウントの対象になっていないので、ストリーミング再生のデフォルト設定は標準音質、空間オーディオもオフになっています。
まずはApple Musicなら環境設定からロスレス・オーディオにチェックを入れてストリーミング音質をハイレゾ・ロスレスまでに設定、Dolby Atmosをオンにするをやらないと高音質では聴けません(一部AndroidはDolby Atmos非対応だし)。Amazon Musicの場合も、持ってるそれぞれの再生端末全部(私はFire HDシリーズ、iPhone、Mac mini、Fire TV Stick 4K Max、Apple TV 4K)、ひとつひとつ全部の設定画面を開いて、音質を常にHD/UHD(ハイレゾ)にチェックを入れる必要があります。そして空間オーディオ(Dolby Atmosや360 Reality Audio)もオンにしないと対応楽曲は見つからなくなるし、空間オーディオで再生できなくなります。
高音質でストリーミングすれば当然情報量が多いのでデータ通信費を食います。なるべくWi-Fi下の時に高音質ストリーミング再生をし、移動中は購入した音源をダウンロードしといてそっちを聴くのが吉。まあ毎月メンバーシップ払ってる音楽配信サービスだったらダウンロードしてオフライン再生も出来るけれども、気に入った音楽を買うという消費行動はなるべく積極的に行いたいし。
ダウンロード音質も先に設定する必要があります。「Dolby Atmosでダウンロード」にチェックを入れたり「360 Reality Audioでダウンロード」「HD/UHDでダウンロード」にチェックを入れておくと、高音質でダウンロードが出来ます。当然ファイルサイズがいちいちデカいので自分の端末の容量と相談しながらになります。なのでSDカードが1TBまで対応してるFire HDシリーズが、音楽再生機にするのには便利。今使ってるiPhone XRは写真で容量が圧迫されるので、音楽再生用にはFire HD 8 PLUSを、動画を観るのにはFire HD 10 PLUSを使っている。もちろん10 PLUSでも音楽ストリーミング再生したりもしている。特にFire HD 8 PLUSはiPad miniと同じサイズで、女性でもギリギリ片手で持てるのでiPodに代わるポータブルな音楽再生端末として使える。iPhone、Fire HDシリーズどちらも、ロスレス再生(ハイレゾ再生)や空間オーディオ(Dolby Atmosや360 Reality Audio)の再生に対応している。
ストリーミング配信サービスでハイレゾ音源を聴くには、アプリのハイレゾ再生設定、そしてハイレゾ再生対応端末、それからハイレゾ再生対応スピーカー/ヘッドフォンが必要になります。iPhone本体のスピーカーでDolby Atmos再生してますって言われても、満足感ないからね。
今日の1曲
今日のパンが食べられます。