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無敵のアレックス・ターナー

来日公演も控えているアークティック・モンキーズ、シンガポールなどを含めたアジアも細かく回るワールド・ツアーが組めるってすごい集客力であるし、昨年10月にリリースされた新作 The Carも、チャート・アクションを見ると今回はどこの国でも1位はとれてないものの、英国ではゴールド・ディスクを獲得してるしグラミー賞にもノミネートされてた。私自身もなんだかんだ言いつつこのアルバムはリリースされて数ヶ月経ってるけど繰り返して聴いている。20年経っても失速せず、進化を続けるって大変な熱量と才能が必要だと思うので、感服するしかない。




ていうかアレックス・ターナー、20歳そこそこの頃よりアラフォーの今の方が格好いいって反則じゃないですか?デビュー当時は人の良さそうな田舎のもっさりした男の子だったのに(本論はこれ)。


昔はこんな、もっさりしてるけど人が良さそうで、明るくエネルギーに溢れた若さ弾ける好感度の高い田舎の男の子だったのに。大事なことなので2回。



ミュージシャンは見た目は関係ない、音楽で勝負してる!みたいな建前押してくる人、たまにいるけど、そういう人に対して私は「音楽は顔だ!」と言い返すようにしている。実際、音楽そのものだけでもないし、顔だけでもないんだけど。そしてルックスの良し悪しって基準が曖昧で、モデルのようなある程度の明確な基準がある上での良い、そうでもないっていうのと違ってミュージシャンのルックスの良さって佇まいとか雰囲気イケメンまで含まれるし、才能と音楽力でゲタも履かせた上でイケメンに見えてくるマジックというのもあるんだけど、アラフォーに限らず、イケメン(に錯覚できるも含む)が出す音は大概いいのだ。

外見を磨くと音が良くなるわけではない。因果関係は逆で、いい音を出すミュージシャン、前進し続けるミュージシャンは音の細部まで行き届いてるのと同様、自分自身にも行き届いているから、イケメンの出す音は良いのだ。そしてアレックス・ターナーは若い頃よりアラフォーになってからの方がイケメン度が上がっている。音と同じで人間が進化するってこういう感じだよな。

今日の1曲


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栗原泉/Izumi Kurihara
今日のパンが食べられます。