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【№3634】顧客単価か?顧客数か?

こんばんは。泉川です。

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さて、クラブ運営を行う中で顧客単価を上げていくことはとても大切です。

ただ、こうした顧客単価を優先した運営をするのか?

それとも多少安くても顧客数を優先するのか?とうい議論は常に行われています。

最初に結論を述べると私は最初(初期集客段階)は「顧客数」を絶対的に優先します。

例えば私たちのような100名ビジネスで考えた時に、初期集客で月会費が10,000円か?9,000円か?といった時にこうした議論をする人がいます。

100名×10,000円=1,000,000円

100名×9,000円=900,000円

「1年で1,200,000円の差が生まれます!」と自信満々に言う人がいます。

確かにその通りですが、これは100名が集まった時に初めて話せる内容であり、私からしたら集める前からどこを心配しているのか?と疑問になるのです。(笑)

私はそんな心配よりもまずは集まるかどうかの心配をした方がいいのでは?と思うのが私です。

では、それぞれの単価で集客した時にこうした2つに結果に別れたらどうでしょうか?

A:30名×10,000円=300,000円

B:50名×9,000円=450,000円

その差150,000円となりましたが、それでも顧客単価が大切と言い切れるのでしょうか?

創業期であれば、確実に後者が良いとなるでしょう。

また、人の数と言うのは単純にここだけの差ではありません。

ちなみに、顧客単価を上げる方法は月会費だけではないということです。

例えば、物販販売やパーソナルトレーニング販売においても実施してみればわかりますが、1万円の商品をAは30名の20%(6名)が購入するのと、Bの50名の20%(10名)が購入することを考えるとその差はいくらになるでしょうか?

合計金額は以下になります。

A:360,000円

B:550,000円

その差は190,000円・・・。

創業期であればどちらが嬉しいでしょうか?

間違いなく後者だと思いますし、この金額の差は今後の運営において投資できる金額も大きく変わるのです。

未来があるように感じるのはどちらでしょうか?

リアルにお金が尽きそうになった経験がある経営者であれば、答えは明白です。

その為、私は在籍がキャパシティになって初めて顧客単価をどう上げていくのか?を考えていくのが正しい流れかと思います。

つまり、最初から単価ばかり事を考えて門戸を狭くしていくことは長い目で広がりが無くなるように思うのです。

もちろん、これは私の考えですので答えではありませんが、人が多い事をメリットと言うのは単純に単価の問題だけではなく、入会や退会が出た時にも差が生まれてきますからね。

その為、最初は単価が多少安くともとにかく集めることだけに集中で良いのです。

「人が増えすぎても単価が低くて売り上げが伸びない~」と言うのはある意味超贅沢な悩みですので、単価云々言う前にまずはここに至ることかなと思います。

人さえいれば単価を上げる方法は山ほどあるので、そうした手段を増やす意味でもまずは集めることに注力しましょう。

会社運営を長くしていけるのもどちらか?という事を冷静に考えて、単価設定を考えていきましょう。

それではまた明日。

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