【№2950】無形性をどう表現するか?
こんばんは。泉川です。
今週の営業も終わりましたが、あっという間に時間が過ぎ去りますね・・・。
さて、今週は新規のお客さまが増えましたが、体験に来られた方々とのお話を通じて「サービスにおける無形性をどう表現していくのか?」といったことを改めて考えさせられました。
私たちのようなスポーツジムのようなサービス業は、製造業とは違い提供する商品に形がない無形性を持っていますが、昨日体験された方はまさにその無形性を色濃くしていくための”クチコミ”というものをしっかりと読まれていました。
そこから得た情報をもとに魅力を感じて足を運んでくれたようです。
つまり、私たちのような無形性の高い商品を買う時は、お客さまの評判で商品を選ぶということがわかりますし、お客さまとの接点における風評が運営における優劣をつけていくように感じました。
ちなみに、脳科学マーケティングに関連する書籍を読んでも、マーケットユーザーの意思決定に影響を与えるのは定性的要因(雰囲気、感覚、見た目の印象、自分にあっているのかどうか)が95%程度を占めているようです。
その為、小難しい理屈においては残りの脳の5%に売り込んでいるようで、シンプルにお客さまの良い声を集めて発信していくことが無形の価値を高めていくのだと再認識した次第です。
無形をイメージしやすくするものへの追及・・・。
一般的には、クラブで見えない所で自信があるものを前に出して売りたくなりますが、それはお客さまからしたら入会されるまではそこまで興味が無いように感じます。
そして、形あるものは競合他社でも兼ね備えている可能性は高いし、仮になくても財政力があれば揃えれることができます。
それに比べ、無形のサービスは長期の時間軸における将来の競争力を高める武器となるので、よりサービスや人材への投資といったものが大切になることも良くわかりますね。
一般的なスポーツジムでは目に見えるアイテム(施設)に対して投資をし、瞬間的に変化を出せますが、長い目で見た時にどちらが強く魅力的になるのかはやはり本質を追求したクラブだと思います。
難しいかもしれませんが、無形性だからこそ今ある形に規定されることなくサービスを自由に設計していけるので、この点ではスモールジムの小回りがきくアプローチはすごい強みであり、店舗が増えればその無形の価値を明確な形にしていけるように思います。
また、一般的な企業であれば他企業に簡単に真似されて競争力を失うこともありますが、スモールジムはそうしたものはなく、自分とお客さまとの関係性の中で深く濃く良いものにしていけるように感じました。
ひとまず、思考すればするほどまとまりが無い内容になるので、今日はここらで終わります。
赤ワインでも飲もう🍷
今週もお疲れ様でした。
それではまた明日!
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