【№3387】外部販促をやるタイミングは?
こんばんは。泉川です。
さて、4月は外部販促を行いことに触れましたが、よく質問で「どのタイミングで外部販促をやる判断をするのか?」ということを聞かれます。
創業期から1年目は毎月やる!と答えますが、今回は開業して数年間が経過して運営が安定しているクラブを想定しての回答をします。
外部販促をやるのかどうかは、毎月の”在籍力”の動向を見て判断しています。
在籍力はご存じのように「平均入会者×退会率」で算出できるものであり、在籍が上昇トレンドなのか?下降トレンドなのか?というものを見て判断することが出来ます。
例えば、毎月平均入会者が3名あり、退会率が2%であれば、150名に在籍が向かっているので、100名ビジネスで考えると上昇トレンドと判断します。
また、平均入会が3名で、退会率が3.5 %だと85名に向かっているので下降トレンドと判断して外部販促を実施し、入会のバランスを変えて上昇トレンドに持っていくようなイメージです。
しかし、こうして書くと「入会ではなく、退会率を下げればいいじゃないか!」というお声もありますが、退会においてはコントロール不可能なことも多く、簡単には下げれないのでコントロール可能な入会を選択していくといった感じですね。
今回の場合は、平均的には下降トレンドではありませんが、イレギュラー的に退会が伸びたことや、こうしたイレギュラーが万が一継続した場合への備えという意味でも行っていきます。
こうした危険察知をして、いち早く取り組みをやるのかどうかの判断を毎月の運営の中で行っていきましょう。
スモールビジネスにおいては、1名辺りの単価も高いことから10名なんて退会したら驚くほどに会費売上が下がりますからね・・・。
何となく大丈夫かな?ではなく、在籍力の考えを使って想定される未来を予測をしながら適切なタイミングで外部販促を取り入れていくようにしましょう。
それでは良い週末を!
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