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20240224 スヌーヌーの不思議な旅イントロダクション開催

土曜日。晴れた。

私が企画した「スヌーヌーの不思議な旅」の第一回が開催される日とあり、晴れてくれて助かった。午前中からもろもろ準備。午後、スヌーヌーの制作を手伝ってくれている加藤じゅんこさんと長いお付き合いの磯崎珠奈さんと待ち合わせてレジュメの準備等。私はこういう肝心な時にものを忘れたり落としたりミスを頻発するするガッカリ人間なのだが、加藤さんには「長い時間のはじまり」からいつもフォローしてもらっている。本当にありがたいし、心強い。たまちゃん(磯崎さん)には昨年演出させていただいた「砂の国の遠い声」で一緒に舞台を創った。会うのはそれ以来だ。嬉しい。

今回は28名が参加してくれた。お休みの方も入れると総勢40人弱になる。はじめましての方、久しぶりにお会いする方、それぞれ皆さんにご挨拶する。様々なジャンルの様々な顔を持つ方達が集まってくれた。それぞれ一人一人の顔を見ていると「私を見つけてくださって応募してくれて本当にありがとうございます」と言いたくなる。

集団を作る上で、表現活動をしていく上で、ひいては生きていく上で避けて通ることができない「ハラスメント」について私が考えていることをお話をさせていただく。拙い言葉だったかもしれない。皆に伝わるかどうか、自分なりに言葉を尽くしたつもりではあるが、まだまだ勉強も思案も足りない。これから時間をかけて皆で話し合っていけたらなと思う。ともあれ、ここは何の上下関係もない、自由な場所であること。演劇の経験や年齢、性別、その他様々な関係をなしに付き合う場所であること。それが私のまず第一にしたいこと。そんなことも話してみた。果たしてそれが可能かどうかは、主宰の私の考え方にかかっている。まずは「こうしたい」という意思が大切だろう。

そのあと皆さんの自己紹介と共におすすめしたい本を話していただく。これが本当に楽しい時間だった。素晴らしい時間だった。詳しくはレポートに残すつもりだ。アーカイブしてひとりひとりが勉強を楽しむ姿を皆さんに見てもらいたい。それが我々の旅の記録となるだろう。

この勉強会を始めるのはとても勇気がいることだった(何かを始めるのはいつでも勇気のいることだし、自分が臆病者であることは痛いほどよくわかっている)。しかし、第一回目をやってみて、皆の顔を見て、まずとにかくやってよかったと感じた。表立って実らなくてもいい。ただ皆の心の中で熟成するものが生成されたら。そうやって共に学んでいけたら、面白い。

夜、皆さんのあげてくれた本をリストにしたり。楽しかったな。みんなにありがとうと言いたい。


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