20240122
月曜日。仕事など。
スヌーヌーの不思議な旅について考える。締切を終え、たくさんの方にご応募いただき、その思いに胸がいっぱいだ。どうやってこの勉強会を実りあるものにしていくか、考える。仕事中にラジオを聞いているのだが、とある方が「(仕事の仕方において)バズることしか考えてない」と言っていた。その言葉を聞きなんともかんともな気持ちになり、私は「バズらないことしか考えていない」だなと思った。バズるバズらないという概念があるのは知っている。興味もあまりないつもりだったが、心の中で自然とそう唱えていたので、ああ私は興味がないのではなく、この思考に危機感を持っているし自分はそういうこととは距離をとりたい思っているのだと改めて気付かされた。というわけで「不思議な旅」はバズらない。地味だ。こつこつ、参加メンバーと旅を続ける。その第一歩を踏み出しただけでも、私は今年もう頑張ったのではないかと思った。まあ、まだなにも始まっていないけどな。たくさんの方が私の不安定な意思に共感してくださって応募してくれた。新しい出会いが生まれた。公演へのオーディションでもない、芝居ワークショップでもない、勉強会に。旅の新たなコンセプトとして「バズらない」っていうのは別に参加者に言うほどのことでもないのですが。心の中にそっと忍ばせておこう、バズらない。
私はこれからの人生、あと何年生きれるかわからないけど、死ぬまで、私たちには一体何が大切なのか、それを考えていきたいのだ。共有していきたいのだ。バズらなくて全然いい。戯曲もそうやって書いていくんだ。そう、やっぱりあと何年生きられるかわからないのだから、もう時間はあまりないんだよ。自分に確認する。
セリフを覚える作業。千里の道も一歩から。
ナフルの夜鳴きが半端ない。どんだけー!と言いたくなるほど。でも頑張ってるなあ。昨年よりも元気になってきた気さえする。病院からもらった薬は吐き出してしまうが。
ふと昨年亡くなったテーオのことを思い出す。片目で可愛い猫だった。孤独で孤高で、我慢強い猫だった。何か私は彼女にしてあげられたのだろうか。テーオは何を考えていたのだろうか。死はやはり寂しい。泣きたくなってしまう。