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ワークライフバランス②短時間勤務

ワークライフバランスその2

今回はうちの会社(訪問看護事業)で導入している「短時間勤務」という働き方について、
その導入背景とともに書いていきたいと思います。
#シリーズ化

そもそもワークライフバランスを考えるきっかけになった記事↓

短時間勤務とは?

日本の企業のほとんどが、週40時間労働が原則、だと思われるが、

短時間勤務とは、その名の通り、週40時間未満でも良いよ、ということである。

パートと何が違うの?と思われるかもしれないが、

ここには明確な差があって、

*これはあくまでうちの会社のルールです。すべての会社で適用されているわけではありませんのでご了承ください。

パート=週20時間未満の労働契約をしている場合

短時間正社員=週20時間~40時間未満の労働契約をしている場合

正社員=週40時間の労働契約をしている場合

としています。

週20時間以上か、未満か、によって、雇用保険加入の有無が変わります。

まずここで線引きしています。


このパートと短時間正社員の間には雇用保険以外にも、

時給ではなく基本給になる、とか

社会保険加入が出来る、とか

賞与や退職金の対象になる、とか

短時間勤務のできる短時間正社員には結構優遇していると思います。

*これはあくまでうちの会社のルールです。すべての会社で適用されているわけではありませんのでご了承ください。


そもそも同一労働・同一賃金が進められ、パートや短時間労働者も正社員と同じ待遇しなければならなくなりましたが、
それ以外においてもなぜうちの会社では短時間正社員をこんなに優遇するに至ったか?について、深掘りしていきます。


優遇する理由①女性を応援

子育て中の母親ナースもしくは理学療法士を応援したい。

医療や介護の職場は基本的に女性職場です。

女性に優しい職場のルールをつくることが私の仕事だったりします。

子育てをするということは、家に帰っても仕事がたくさん待っている、みたいな状況かなと思います。
#子育て経験はありません

なんか、想像しただけでめっちゃキツイな、と思いました。

なので、働く時間数をそれぞれのスタッフさんの生活に合わせて選択できるような仕組みにしました。

あるスタッフは、月~金曜の9:00~17:00だったり、

あるスタッフは、火~木曜の8:30~16:30だったり、

やはり子どもの送迎なんかで早く仕事を終えないといけない女性スタッフは多い印象です。

こういった短時間勤務が、自らのライフスタイルに合わせて選択出来るように設計しました。


優遇する理由②副業や兼業を応援

副業や兼業をしたいスタッフを応援したい。

これはイチ会社の代表の発言としては、異常なのかもしれません。

なぜわざわざスタッフが副業することを応援するのか?と。

本業に集中してもらいたい、と思うのがまあ筋ですよね。

しかし、自己紹介記事なんかでも挙げましたが、人は自分がいつ死ぬか分からないことを自覚して、後悔しないようにやりたいことやしたいことをなるべく経験しておくことが大事だと思っています。

なので、本業に集中しても良いし、

働く週40時間を少し減らして副業を始めてみるでも良いし、

とにかく自分の働き方を、週40時間という1パターンではなく、

もっと1人1人自由に設計出来るようにしたいと思って、

この短時間勤務、短時間正社員の制度を設計しました。


短時間勤務の効果と期待

勤怠の打刻忘れをしてくるスタッフに対して、私は結構注意します。いや、怒ります。

理由は1つ。

プライベートと仕事をキッチリと分けられていないから、です。

それが出来ていないと、結果的に利用者に向かうサービスの低下に繋がるからです。


実は上記で挙げたような、女性スタッフや副業や兼業を応援するという、短時間勤務、短時間正社員の制度から、訪問看護やリハビリを受ける側である利用者へのサービス向上にも繋がると思っています。

これもいくつかの記事に書いていますが、
サービスは人がつくりだすものであるため、

徹底的にスタッフを応援できる環境づくりを心がけています。

スタッフさんが家で子育てをすることで得られた経験や、

副業や兼業で得られた経験・知識や、

プライベートが充実していて色んなことを経験出来ているからこそ、

人間性や社会性、多様観が広がり

本業であるサービスの質も向上すると思っています。

なので、プライベートと仕事をキッチリと分けられているかを大事にしていて、スタッフに対しては、打刻忘れをするなんてありえない!!と怒ったりします。
#笑いながら怒ります
#みなさん気をつけて

いずれにしても、会社もスタッフもなあなあにならずに、けじめをもって働く必要があると思っています。

ということで今回は短時間勤務について、でした。