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自動販売機を買った本当の理由

今回はうちのメイン事業である、訪問看護ステーションの最近の出来事を少しだけご紹介したいと思います。

現在のところ、うちの訪問看護ステーションでは、
看護師(常勤換算)5.1人
PT・OT(常勤換算)3.2人
といった規模(スタッフ数で言うと10人くらい)でやっています。

2018年2月にオープンしたので、もう少しで丸4年といったところ。
そして、今の事務所に引っ越して、もうすぐ1年といったところ。
#こう振り返ると長かったという印象
#色々とありすぎた

オープン当初のスタッフさんはとてもとても頼もしくなり、
また新しいスタッフさんも日に日に成長していく姿が垣間見れて、
紆余曲折はありますが、まぁなんとかここまで来れたかなといった感じです。

どうやら国の方では訪問看護ステーションは大規模化していくようにと、色々と進められているようですが、
今現在の私の考えでは、現状の規模を維持する形が理想だと思っています。

それとは別で、リハビリテーション分野の方は色々と始めたいと思っていて、
特定非営利活動法人Re Stepという、
理学療法士や作業療法士で立ち上げたNPOの代表も先月からやっております。

そんなこんなで、今の新しい事務所に引っ越しておよそ1年が経とうとしている中、
コロナ禍ではありますが、事務所に出入りする人の流れはしっかりと作りたいと思っていて、
(特にNPOの方でプロジェクトを立ち上げるつもり)

10月に自動販売機を買いました。

事務所玄関の横
木目調のカバー(シール)は看板業をされている訪看利用者さんに頼みました

事務所の近く(歩いて行ける距離)にコンビニなどが無く、
訪問看護は主に車で向かうため、わざわざコンビニに寄るのも面倒くさい。
といった背景から、
当初は訪問看護のスタッフさん向け(福利厚生目的)に自動販売機を買ったことにしていました。

また、障がいのある方が事務所へパートに来てくれるようになって、
自動販売機の売上や発注・在庫管理を任せられるかも?と思い、
仕事(役割)を上手く作り出せたかな、とも言っていました。

しかし、
この自動販売機を買ったという本当の目的は、
先にも述べた通り、「事務所に人の流れを作り出したい」ということであり、
現時点ではまだその(関係者以外の)人の流れは作り出せていません。
一般の方や学生さんなんかが事務所に出入りするような流れが出来ると、
自動販売機を利用する方も増えてくると思っていて、
そうなれば「自動販売機を買って良かった」となるわけです。

すでに自動販売機を買ってしまった手前、もう後には引けません。
何とかして、人の流れを作り出すことに全力で向き合わなければなりません。
そのためには、(これ以上規模を大きくするつもりのない)訪問看護ではなくて、
NPOのプロジェクトでなんとかこれを達成しなければならない状況です。

こんな感じで、
あえて自分で自分を追い込むような状況を作り出して
なんとか日々を頑張って励んでおります。

また、NPOのプロジェクトの進捗も追って紹介できればと思っています。