超低床型左右分離トレッドミル設置
大武・ルート工業社製の左右分離型低床トレッドミル(DLF-35)の搬入・設置が本日AMにありました。
本来であれば床が動くために恐怖心が生まれやすいこのトレッドミル機器ですが、「ローラーの高さが低い」ということだけで恐怖感はかなり少なくなります。
また脳卒中によって片側の麻痺が残っている場合などであっても、左右で速度を切り替えて歩行練習が出来ます。
理学療法士としても歩行練習をサポートする上では非常に魅力的な特徴であり、
このDLF-35を設置することによって、
①脳卒中認定理学療法士による、脳卒中や脊髄損傷による後遺症でお悩みの方へ向けた自費でのリハビリテーション施設「MEZASU~もう一度、歩く体験を~」と、
②普段の歩き方を可視化してフレイルや介護予防をより効率的に行うための歩行分析を理学療法士が提供する「まちの歩行分析室ARUKU」
この2つのリハビリテーションに関する施設を同時オープンさせます。
改めて、この左右分離型低床トレッドミルDLF-35の特徴は以下の通り。
・床面からの高さが35mmとめちゃくちゃ低い(世界最薄)ため、床を歩いている感覚に近く、機器に乗っているという恐怖感が少ない
・高さが低いために機器への乗り降りがしやすく、車椅子から直接立ち上がり乗ることも出来る
・左右で独立分離したベルトであり、それぞれ速度を変えたり、正転や逆転などの設定も可能
昨夕、事務所の設置場所(位置)や搬入経路確認のために設計技術者の方が来られた上で、本日朝からさっそく搬入開始。
東北・仙台から広島まで、お越しいただきました。
大人4人がかり、手作業で運びこんでいただいて、あっという間に設置完了。
設置後は下記のような感じになりました。
さっそく試しに上に乗って歩いてみましたが、めちゃくちゃ良いです(笑)
#圧倒的に語彙力不足
脳卒中認定理学療法士にも体験してもらったのち、また試用レポートは別記事にしてまとめようと思います。
ちなみにこのDLFシリーズなどのトレッドミル機器を製造している株式会社大武・ルート工業という会社は、「ネジ供給機」を専門に製造していたそうで、そこから「医療用トレッドミル機器」に至ったそうです。ここで作られているベルトコンベアは世界のあちこちで使われている実績があるようで、まさにJapan Quallityが詰まっていると言えます。
搬入は無事に済みましたが、これからやることは山ほどあるのでさっそく作業に取り掛かります。
とりあえず今回は搬入~設置のお知らせでした。
「まちの歩行分析室ARUKU」と「MEZASU~もう一度、歩く体験を~」は6月にオープン予定ですが、GWあたりから見学会を予定しています。
慣れないSNSを使って引き続き発信していきますので、ご興味のある方がおられたらそちらからお問い合わせいただければと思います。