一人親家庭の始め方その2

離婚準備が終わり、離婚が住んだら子供と自分だけでの生活がスタートします。

自分一人で子供をきちんと育てられるか、一人親家庭だということで子供に負担をかけてしまわないか、不安がたくさんだと思います。もちろん、お父さんとお母さんがいて、家もあって、仕事も安定してて……なんていう家庭とまったく同じ暮らしができるかと言えばそうではありません。でも、夫婦揃っていようが、家があろうが、そこの家が裕福か、幸せか、と問われればそうでもないかもしれませんよね。

確かに先の見えない一人親家庭生活のスタートは不安があるでしょう。でも、どんな人生を歩んでたって超能力者でもない限り先は見えません。不安はあるかもしれませんが、後戻りできないのなら先に進むしか無いんです。

一人親になったらすること

・諸々の申請や手続き

一人親家庭になると、様々な手当を受け取ることができます。それらをフル活用し、少しでも生活を楽にしましょう。

・児童手当・・・これは婚姻時から受け取っているものですが、口座が配偶者のままになっている場合は速やかに口座変更の手続きをしましょう。

・児童扶養手当・・・子供が18歳(高校を卒業する)まで受けられる手当です。子供が1人の場合、満額で42910円(2019年度)を毎月受け取ることができます。毎年収入に応じて、受け取れる金額は前後しますが、この児童扶養手当のおかげで私と娘はここまで来れたと言っても過言ではありません。本当にありがたい制度。所得制限はあるものの、児童扶養手当を受けられないぐらい所得があれば、贅沢はできないけど安定した生活が出来ると思います。(ちなみに、離婚協議中でまだ離婚は済んでないけど、既に別居してる場合もこの手当を受け取れる可能性があります。私がそうだったので。役所に相談してみてください。)

・支援制度の確認

上記の二点は、国でやっていることなので、どこに住んでいても絶対に申請しておいた方がいいです。以下の項目は、実施している区市町村によって異なるので、ご自分がお住まいの地域のサイト等で確認してください。

・母子家庭(ひとり親家庭)の医療費助成・・・こちらも所得制限がありますが、子供が18歳(高校を卒業する)まで親と子の医療費を助成してもらえるという内容です。私の住んでいる埼玉県深谷市にもこの制度はあるのですが、あまりにも親子共に健康すぎて使ったことが数えるくらいしかない……ただ、病気って予告してなるものではないのでこの助成に助けられている一人親家庭は多いと思います。

・住宅手当・・・私の住んでいる場所では出ない手当なので詳細はわかりませんが、賃貸費用の一部(5000~10000円程度)を負担してもらえる手当のようです。これも賃貸暮らしの方には嬉しい制度ですね。

その他、特別児童扶養手当や障害児福祉手当、児童育成手当等ありますのでご自身の環境と照らし合わせて申請してみてください。

手当をもらうことは恥ずかしいことじゃない

「施しを受けているみたいで嫌だ」「自分より困ってる人がいるかもしれないのにお金は受け取れない」そんな考えから、手当を受けない方がいらっしゃると聞いたことがあります。もちろん、個人の考えですし、その考えを否定するつもりはありませんが、これらの手当は子供のための手当です。子供の権利です。堂々と申請していいんです。そして、そのお金で子供との生活を安定させてください。

ちなみに、諸々の手当を受ける際は数枚の書類に住所や職場や子供のこと等を記入しますが、わからない場所は(深谷市の場合は)担当者さんがマンツーマンで教えてくれるのでそんなに時間はかかりません。ただ、毎年やらなきゃいけないのがネック……一年でそんなに状況は変わらないと思うよ……と思いながら、毎年書類を提出してます。

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葉山
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