ストV初期キャラクターの想い出
DLCキャラクターの記事を書いたら初期キャラクターの想い出もたくさんあったなぁって色々思い出して書きたくなっちゃったので少しだけ。
◆リュウ
ストVが稼働した2016年にウメさん、ときどさんが使っていたキャラで業界の顔とも言える2人が使い活躍する姿は正に主人公といった感じでした。
◤ときどさん CEO2016 優勝◢
◤ウメさん E-Sports Festival HK 2016 優勝◢
◤ときどさん SEAM2016 優勝◢
◤ウメさん Milan Games Week 2016 優勝◢
シーズン1のTOP3はリュウケン春麗ってよく耳にするほど強いキャラというイメージだったリュウ。
さらなる飛躍のためにウメさんがリュウ強化研究所を立ち上げたけれど……
シーズン2の調整で弱体化されてしまって大会で勝つことが難しいキャラに…。ときどさんは早々に豪鬼にキャラを変え、残されたウメさん。
TOPANGA LEAGUEのブロックで全敗してしまった後もリュウ使い達と力を合わせ、なんとかリュウをもう一度輝かせようと奮闘したものの、、、
どうしても競技シーンで勝ち切るのが困難でガイルにキャラ変えを。
この一連の流れを見て、プロの世界の厳しさを改めて実感しました。
◆ケン
私の中でケンと言えばこの人。忍ismオーナーのももちさん。
忍耐力の高さが伺えるどっしりとしたプレイスタイルで、追い詰められてもギリギリの場面で巻き返し逆転をするプレイが印象的でした。
その中でも私が大好きなこの試合。
プレイはもちろん会場の歓声と、ももちさんのクールな表情は今見ても胸を熱くさせてくれます。
絶体絶命のピンチの状況でも「ももちさんなら…」って今でも自然と思うのは、ずっとこういうプレイを見てきたから。
そしてもう1つ、稼働初期にすごく記憶に残っている『ケン三銃士』
◤”バランス”のクリスT◢
◤”中大”のフリオ◢
◤”走り”のブレント◢
スト6でもこういう名物トリオみたいなものが生まれて、楽しいいい思い出ができるといいな。
◆春麗
名物トリオというわけではないけれど、稼働初期から自分の中で印象的だった日本の春麗使い3人。
2016年のEVOでTOP8の壇上に上がったMOVさんとGO1さん。
そしてベテランプレイヤーsakoさん。
当時はまだ格ゲー界では珍しい元祖パパゲーマーで、この時37歳。
一番初めにsakoさんが輝いて見えたのはRed Bull Gaming U 2016
最終日のチーム対抗戦で奥さん兼マネージャーのakikiさんとチームメイトの学生が見守る中、
年齢と同じHIT数のコンボを決めたsakoさん。
アールさんの「この人のコンボは一味違う!」っていう実況が、よりかっこよさを引き立ててくれていました。
そしてもう1人春麗使いとして初年度の記憶に残っている若手の水派くん。
RAGE朱雀杯で優勝した水派くんのFIDにだけ付与された、こんな素敵な専用コスチュームが。
穏やかな見た目とそこから醸し出される雰囲気とは裏腹なアグレッシブなプレイをする水派くんにピッタリなコスだと思いました。
ちなみにシーズン1はケン使いとして有名だったももちさん、実はその前に春麗を使用していてこの年の一番初めのCPTでも春麗で参戦していました。
そして古のストリートファイターシリーズから春麗使いとして有名だったこの人も初年度はプロとしてプロツアーに参戦。
ウメさんと壇上で戦い勝利する姿を見ることもあったり、今となっては貴重な想い出。
初年度は国内外問わず使い手の多かった春麗。
どの大会でも春麗が立ちはだかりCPTポイントを稼ごうとするプロ達の行く手を阻む存在だったで『春麗包囲網』という言葉を振り返りなどで当時何度も耳にしました。
◆ダルシム
国内では餅さん、鶏めしさん、ITKさんの3大ダルシムが有名だけど、その存在を知る前にダルシム使いとして私が一番初めに認識したのはこの人。
『ダラケ!』という番組でダルシムを使用していたところを見たのが知るきっかけでした。
さらにそれよりも3ヶ月前、まだストVが稼働したばかりの時にDMM CUPという2on2の大会で若手のナウマンくんとタッグを組んで参戦。
決勝のお相手はベテランの2人、板橋ザンギエフさんとハイタニさん。
この時もダルシムを使用。
板zさんの後日談でこの時ハイタニさんがしきりに「絶対負けたらあかん」って言ってたというのを聞きました。
ベテランの意地を見せしっかり勝って若手チームは準優勝でフィニッシュ。
この後この2人が同じチームになって一緒にメディアに出たり海外大会を周ったりすることになるって考えるとちょっと感慨深いものがあります。
とにかく初見の立川くんのキャラが立ちすぎていてダルシムよりもそっちの印象の方が強かったw
◆ナッシュ
私がストVを知るきっかけになった番組。
この番組内のDetonatioN Gaming(現DetonatioN Focus Me)シェアハウス特集の中でナッシュが使用されていました。
なのでナッシュはストVの中で一番初めに見たキャラクター。
ストV初年度のEVOTOP8壇上にナッシュ使いが3人も。
それ程この時期、猛威を振るっていたナッシュ。
特にEVO覇者となったインフィルはCPT開幕から色んな大会で結果を出していて当時ハイタニさんからこんなことを言われていたのを覚えています。
「最初インフィルの動きを見た時なにが起こってるのか、わからなかった。インフィルはこのゲームのVシステムをいち早く理解した人だと思う。」
そんな人が使うナッシュは当時強キャラのイメージしかありませんでした。
この年の上半期の目覚ましい活躍が認められプロ入りを果たした藤村さん。
当時のプレイヤーネームゆかどんの名で秋に放送された「ダラケ!カップ」に参戦。
危ない場面があったものの立川くんとの1先を制した後、
「人生最大の危機でした。」というコメントをしていた記憶が…w
その藤村さんはRAGEマスターリーグ 玄武杯で優勝し玄武コスをゲット。
その数か月後にいぶきにキャラ変えしたこともあって、あまり使用しているのを見ることはなかったこのコス。
後の朱雀コスにも反映された光る眼のデザインは藤村さん考案だそう。
ナッシュ使いで忘れてはならないこの人。
ラストナッシュことRedBullプレイヤーのボンちゃん。
数々のナッシュ使いが弱体化されたナッシュからキャラ変えした後もナッシュを使い続けたボンちゃんのナッシュにまつわるエピソードは山ほどあるけれど、私のちょっとしたお気に入りは『移動CA』
本当はCAが決まるとこんな演出なんだけど、、、
決まらなかった時はただちょっと瞬間移動して大きなお咎めを受けることもある移動CAがボンちゃん名物でもありました。
◆レインボー・ミカ
ストVのミカ使いと言えば私の中ではこの2人。
日本が誇るミカ使いふ~どさんとフランスのLuffy。
技のモーションもセリフもなんか勢いがあって見ててすごく楽しいキャラ。
『ダラケ!』でふ~どミカと対戦して負けてしまったハイタニさんが、
「情熱ロープという技が強くてその対処がすごく難しい」と言っていたのを覚えています。
強すぎて派生前の情熱プレスも含めシーズン2に10項目ものナーフが入ってしまうほど当時脅威となっていた技。
もう1つのミカの想い出マイクパフォーマンス。
性能上、試合ではほんの数フレームしか見ることが出来ないけれど企画の時限定でフルコーラス聞くことが出来ました。
ちなみにこのマイクパフォーマンスのセリフは数種類あるそう。ほとんど見る機会がない所に力を入れてる遊び心がゲームらしくってなんか好きです。
フルコーラス完走するとコマ投げ一発でダメージ10割!
隙が大きいので悠長に歌ってるとこんな目に。。。
大会では磨き上げたプレイを、企画ではこういった遊び心満載のプレイを見ることが出来てストVを知ったばかりの頃からすごく楽しませてもらっていました。
リアルでもハツラツとした人が好きな自分にハマったキャラ。
ふ~どさんのミカの機動力の高さも相まって見てるだけで元気になる大好きなキャラでした。
ミカにまつわるもう1つの想い出。
強キャラだったミカは当時色んなプレイヤーがメインにしていて、この人もその1人でした。
当時既にストリーマー寄りの立ち位置で色んなゲームをやりつつ割とカジュアルにストVを楽しんでいたKSKさん。
シーズン2でかりんに調整が入った後スランプに陥ったマゴさんと海外大会で激突し、なんと勝利。
『511サイゴン事件』として後々まで語られるエピソードに。。。
その後、台湾のkagami(スト6CC初代王者UMA)に負けて敗退してしまったけど歴史にしっかりその名を刻んだKSKさん。
ミカが好きだったということもあって当時からKSKさんの配信は他ゲーも含めて実は結構見て楽しませてもらっていました。
◆キャミィ
キャミィのプレイを初めて見たのもダラケ、使っていたのはかずのこさん。
2016年の春にはハイタニさんに、夏にはふ~どさんにいずれも1回戦で負けてしまって「弱いと思われてるんじゃないかな…。」って不安げな発言をしていたのを覚えています。
かずのこさんはストⅣシリーズ最後のCC覇者。
元々はネカリを使う予定でネカリ専用の覇者コスを作ったそう。
実際CPTではダラケで見た時と同じくずっとキャミィを使用していて1年目のCCでも4位のハイタニさん、5位タイのふ~どさん、MOVさんを抑えて日本人最高順位の3位でフィニッシュ。
普段の全く戦意を感じさせない穏やかな表情から試合になった瞬間キリッとした別人の顔付に変わるところが、この頃から感じていた魅力です。
そして同時期にキャミィ使いとして印象深かったのは、6歳の頃からストリートファイターをプレイしているという中国のXiaohai。
N.Y.で開催されたCPT外の大会のGrandFinalでのももちさんとの一戦が本当に見応えがあって食い入るように見ていました。
日本勢からの評価はマチマチだったけどウメさんがXiaohaiを高く評価していたのを覚えています。
中国ではウメさんのような存在だというレジェンドプレイヤーのXiaohai。
なぜか海外大会で若手のアメリカ選手のNuckleDuやPunkに屈伸煽りをされることがしばしばあったけど、
ちゃんとNuckleのお誕生日にやり返してるのを見て、こういうプロレス要素も格ゲーの醍醐味の1つだなって当時思いました。
ワイプに映ったNuckleもなんかだいぶうれしそうw
屈伸と言えばかずのこさんも過去にEVOTOP8の大舞台でNuckleに食らっていたけれど、、、
その試合でしっかり勝った直後こんなツイートをしていました。
この余裕のツイートの後に誤解のないようちゃんとフォローのツイートも。
Nuckle自身が屈伸は相手の心理を揺さぶり、観客を沸かせるためとその目的について話していたことがあるけれど相手にリスペクトする要素があれば、かずのこさんみたいな受け取り方が出来てプロレスとして成立するんだろうって、これも当時思ったこと。
そしてプロレスと言えば、この2人。
当時Evil Geniusesに所属していたキャミィ使いのK-BradとWolfkrone。
元々はトレーニングパートナーだったそうだけど、なにか確執があったらしくある日の大会でWolfkroneに敗北した後こんな煽りを受けて。。。
その後の大会で再戦した時、2人の関係性を知っているプレイヤー達が殺到し注目する中、勝利したK-Bradがこんなパフォーマンスを。
2人のやり取りも野次馬たちのリアクションも最高で、めちゃくちゃ見てて楽しかった。
その後の大会でもしばらくこの2人のプロレスが続きちょっとした名物になっていて、それを見て騒いでるプレイヤーの姿もひっくるめてすごく楽しい世界だなって改めて思い益々格ゲーが好きになりました。
◆かりん
2016年に印象に残っているかりん使いは海外のレジェンドプレイヤーの1人Justin Wong
コンボが安くって「かりんが泣いてるぞ」ってよく言われていたJustin。
ミスを避け安定を求めて敢えてそうしていたのだそう。
それでも持ち前の立ち回りの上手さでトナメで勝ち抜くことが多く、この年のCCも確定させていました。
そして国内で稼働初期のかりん使いと言えば私の中では圧倒的な存在だったマゴさん。
当時から応援していたハイタニさんキラーのイメージがあって、大会の度に「当たらないでーー」って祈ってました…w
今では『昇天』が代名詞のひとつになったマゴさん。
私がその昇天を初めて見たのは第6期TOPANGA LEAGUEの対ふ~どさん戦。
その後しっかりファイナルステージに進出して準優勝でフィニッシュ。
マゴさんのコスを選ぶセンスが自分の好みと一致していてうれしかった。
そのコス以外にもかりんはかわいいコスがたくさん用意されていました。
髪型やメイクもコスによって微妙に違っているのが好きなポイント。
その中でも一番好きな「SF30周年コス」
コスだけでなくヘアメイクも好みで、桜舞い散る神月ステージとマッチしていてとっても綺麗だった。
◆ベガ
2016年に忍ismのももちさんに弟子入りしたハク(現ひぐち)くんとオーナーのチョコちゃん。
それぞれガイル使い、ブランカ使いとして有名だけど実は初年度2人ともベガを使用していました。
ひぐちくんはそのベガでTOPANGAリーグの予選を勝ち抜き最年少で本戦へ出場。
弱体化されたリュウで苦戦を強いられていたウメさんを倒し昔のネタを引用したツイートをしたことで炎上してしまって…。
それに対して「そういうゲームじゃねえからこれ!」で炎上した過去を持つベテランプレイヤーがそっとフォローするようなツイートを。
それを見て少しホッとさせてもらえたことを覚えています。
◆ザンギエフ
このキャラを初めて見たのも『ダラケ!』
その名をプレイヤーネームの一部につけた板橋ザンギエフさんが操るのを見たのが一番初めでした。
板zさんのザンギは序盤劣勢でも2ラウンド目以降EXゲージが貯まると「え!?こっから?」て思わすような巻き返しをすることが多くって、最後の最後まで目が離せない手に汗握るプレイをいつも魅せてくれていました。
オフ大会ではザンギが大技を決めるたび会場から歓声が沸き起こって、それも見ていて楽しかった要素の1つです。
2017年の初めに企画された『ドネーションコロシアム』でふ~どさん、ウメさんを含む5人の猛者を倒し$10,000ゲット。
使い手によって脅威となるキャラというイメージでした。
板zさんに負けないくらいザンギ使いとしての印象が強かったキチパさん。
板zさんがアケコンを使用しているのに対しキチパさんはパッドを使用していて大会中たまに見る手をヒラヒラさせる仕草は手汗を乾かすためだそう。
キチパさんは一時期ときどさんキラーと言われていて、ときどさん自身もキチパさんを警戒していた様子でした。
2019年のCCの舞台アメリカで当時豪鬼使いだったハイタニさんと野試合をしていたキチパさん。
それも、ときどさんからしっかり偵察されるくらい脅威となっていた存在。
偵察の甲斐あってか勝利したときどさん。
また、スト6でもこの2人のライバル関係が見れる日が来るといいな。
◆バルログ
ユリアン使いのイメージが強いネモさんはユリアンが実装される前バルログを使っていて初年度のEVOTOP8壇上に。
薔薇を投げた後、相手キャラに突進するVトリガー「ブラッディベーゼ」
他のキャラのVトリガーと比べると地味であまり強そうに見えないのは私が格ゲーのことを理解できてないからなのかな…って思っていたけれど、、、
ユリアンにキャラ変えしたネモさんが
「ユリアン使ってVトリって楽しいんだって気づいた。」って言ってたのを聞いてVトリ格差がキャラによってかなりあることを知りました。
あとバルログの想い出と言えば、ストⅡでもあったこのバルログステージの金網に張り付くバルログ戦法に関連する企画。
もけガチ20キャラ1先ミラーマッチ。
2人が小学生みたいにキャッキャ言いながら遊んでたのがなぜかすごく記憶に残っています。
ちなみにこのステージ限定で可能なムーブだったためCPTルール上、禁止ステージに…。とっても綺麗で昔のステージの再現性も高い作り込まれてそうなステージだったからちょっと残念。
◆ファン
ストV1年目からファン使いとしてすぐに思い浮かぶのはこの人。
シンガポールのXian。ふ~どさんと同じRazer所属の選手。
ストV以前からちょっと癖のある人とは違うキャラを使う人だったそう。
あまり強キャラとして扱われていなかったファンで独自プレイスタイルを確立し競技シーンでも活躍していたイメージ。
記憶に残っているのはこの大会のこのシーン。
一部の人にしか伝わらないと思うけど、なんかすごく覚えてる。
◆ラシード
2016年の秋に開催されたトパチャリで一躍時の人となったジョンくん。
当時まだ10代で、こんな笑顔の似合うかわいらしい顔つきだったのに、、、
チーム勝ちたがりの副将ふ~どさんを倒し雄叫びを上げ、実況解説のウメさんネモさんもびっくり。
その後、大将のハイタニさんにも勝利してネカリ化したジョンくんと駆け寄るチームメイトの若手達の姿を見て、なんておもしろい世界なんだろうって思ったことを今でも鮮明に覚えています。
ちなみに私が一番初めにラシードを見たのはこの年の春に配信されたBeasTVでのガチくんラシード。
今思えばたぶん緊張してただけだと思うけど口数も少なくって割とシュッとした見た目も相まってクールな印象だったガチくん。
「ウメさんもだけど、こんなかっこいい人達がこの業界にはいるんだ。」って当時思って見ていました。
当時から真面目で堅実なプレイをすることで有名だったガチくん。
そのガチくんが、ジョンくんが注目を浴びた同じイベントの決勝で、、、
GO1さんの春麗に後に削除された画面端の投げ重ねループ、通称『柔道』を6回連続決めて実況のウメさんから
「そんな子じゃなかったのにーー!」て言われていたのすごく覚えてます。
この時まだ上京する前のガチくんを久々に見て、
「この人こんな顔だったっけ…」って思ったのはたぶん無精ひげのせいだったのかな…w
翌年、広島から上京してTOPANGATVのレギュラーとなりCPTに参戦。
トナメでいいところまで勝ち上がっても、ここぞという時に勝ちきれず準優勝に終わることが続いていて、いつしかふ~どさんとセットで
『シルバーコレクター』と呼ばれるように。。。
こういう姿をしばらく見ていたのでGrandFinalまでいっても
「なんか負けちゃいそう…」って自然とそう思うようになっていました。
2018年の初旬、この時期のラシードのポテンシャルは高くって色んなプロが評価し、キャラ変えを考慮していました。
ただ、その後間もなく致命的な弱体化が入ってみんな元のキャラへ帰っていきました。
そんな中でもラシードを使い続けたガチくんは、この年にCPTで初優勝を果たし、その後もチーム戦や個人戦で少しずつ結果を残すように。
秋にはRedBull Athleteとして活動することを発表。
その発表から3日後に開催されたRedBull Kumite予選で優勝し、本戦に出場するなどラシードで活躍する姿を見る機会が日に日に増えて来て。。。
年末のCapcomCupでベテランの板zさんを抑え見事優勝。
いつからかガチくんの試合を見てると、どんなに劣勢でも
「なんかこっから勝ちそう…」そう思うようになりました。
CCの覇者コスは好きな野球をベースにしたコスでかなり賛否が…w
このコス、通常版は胸と背中に”RASHID”と書かれているんだけど覇者専用FIDのコスにはその名前が刻まれていて、
脱衣ver.には左耳にピアス、左手の薬指にリングという覇者と同じスタイルのデザインが施されていました。
本音を言うとこのコスのデザインは自分の好みではなかったけれど、
なぜかTOPANGAのイベントの時でさえこのコスを買ってもらえていなくていつものコスじゃないガチくんラシードを見てなんかしっくりこないなって毎回残念に思っていました。
誰か用意するように言ってくれないかなって思っていたところ、直談判!
選手だけでなく見る側のモチベーションに関わるコスはやっぱり大事。
ちなみに野球コスの前にガチくんが愛用していたRedBullコスと戦闘服コス。とってもかっこよくって大好きでした。
そして日本の3大ラシードの最後の1人もけくん。
もけくんは勝ちたがりのトナメに出たりちょくちょくその名前を見ることがあったけど記憶に残っているのは『ドネーションコロシアム』
そこでおもしろいと思える試合を見せてもらった記憶があったけど、この時はまだ顔も知らない存在でした。
ドネコロの数か月後に参加したEVOではTOP8の壇上に上がり
『シンデレラボーイ』と呼ばれるように。
そこからプロになって上京して、しばらくプロ活動を続けていたもけくん。
2019年のCC直前に再びアマチュアに。
CPTでポイントを稼ぐことが出来ずCC出場権が得られなかったけど、クラウドファンディングを達成し最後の望みを懸けてLCQへ参戦。
そして、そこで見事優勝しCC本戦へ。
なぜかこの年はLCQの本配信がなくて、直撮りした映像を流しながら応援というレアな配信が…w
個人戦ではラシード1本で7年間走り切ったガチくんに対し、途中メインキャラを変更したジョンくんともけくん。
ストV最後のトパチャリで元祖ラシードが3人揃って参戦し、忍ismと決勝で戦うことになったのが実はちょっとうれしい出来事でした。
そういえば昔BeasTVの企画でたまにやっていた「○○とは?」シリーズ
回数自体が少なく限られた人しかゲストに呼ばれなかったけど3人とも出てたのってちょっと貴重。
◆バーディー
バーディーを初めて見たのも確か『ダラケ!』。見た目がとにかく強烈で、ストV初期の頃は使ってる人が割といた印象でした。
勝ちたがりTVではよく大会の振り返りをしてくれていたけど試合の映像はなく、ほとんどが口頭での説明による振り返りでした。
バーディー戦の話になると
「相手が不二子ちゃんをやってきたのを食らっちゃって…。」って毎回のように出てくる”不二子ちゃん”の意味が最初はわからなかったけど
後になんのことか判明。
当時はこんなよくわからないワードを調べたり推理したりするのも楽しみのひとつでした。
この不二子ちゃんをバックジャンプでかわして反撃するももちコーリンに憧れて何度も練習したけど実戦で成功させるのは難しかったぁ。
2017年EVOを制し勢いに乗っていたときどさんをCAPCOMCUPで倒したのは当時まだ18歳だったMenaRD。
今では若手でありながらも業界を引っ張っていく存在になったMena。
その実力が証明されて注目されるきっかけになった時の相棒だったキャラ。
CC優勝のご褒美、覇者コスはMenaそっくりw
◆ララ
初年度大きな大会で活躍してる印象はその年のCCにも出場していたダルシム使いとして有名なMister Crimsonのララ。
その後はあまり自分の中で目立った印象はなく数年経ったのち再びCCの舞台でララが登場した時は正直意外でした。
GrandFinalまでノリノリだったPunkに、あと1セット獲られたら敗退というところまで追い込まれたidom。
どんなに追い込まれた窮地の状況でも脱衣コマンドの入力を欠かさない姿に「なんかやってくれそう…。」と思わずにはいられませんでした。
結果は見事リセットからの大逆転勝利。
4年連続、稼働初期キャラクターを使用したプレイヤーがCC覇者に。
露出度の高いコスを好むidomがどんな覇者コスをオーダーするのか発表前から楽しみにしてる中、追加されたとってもとっても素敵でidomらしいコス。
このコスが世に出てくる半年前、ネカリからララにキャラ変えをしたハイタニさん。第一子が生まれたばかりで練習に避ける時間が少なくなったこともあり、シンプルで勝ちやすいキャラとしてララを選んだんだとか。
ネカリ、豪鬼をそれまでメインにしていたハイタニさんがグラマラスな女性キャラを選んだことが意外で最初はすごく違和感を感じました。
3rdとストⅣでハイタニさんが使用していた「まこと」というキャラにプレイのコンセプトが似ている部分があってシーズン1の頃から使用を願う声もチラホラ。
始めは少し地味な体操服コスを愛用していたけれど、、、
使用し始めてから1ヶ月ほど経ったあたりでコスを真剣に選ぶことに。
途中、こくにぃからの対戦のお誘いが来るも
「ちょっと待って。暇じゃない、むしろかなり忙しい。大事なとこ。」
って断って夢中で好みのコスとカラーの審査を続行。
色んなステージで色の加減を確認したり、コマ投げをして細部を確認したりしつつ1時間かけて決めたのは水着コス。
バスケのユニフォームの下に水着を着用しているタイプのコスで脱衣コマンドを入力すると水着に変身。
カラーはハイタニさんが好きだという紫に。
結局、この後ストリーマー活動に力を入れ始めたハイタニさんがストVをプレイすることはほぼなくなり、このコスでプレイする姿を見る機会は滅多になく、こんな楽しい思い出だけが残りました。
◆ネカリ
そしてそのハイタニさんの使用していたキャラとして想い出が深いのはこのネカリというキャラ。
ハイタニさんの記事にも書いた通り初めて見たのは2016年4月に放送された『ダラケ!』
初めてプロ同士の対戦を見た時あれだけ引き込まれたのは、ネカリの技のモーションやグラフィックがかっこよかったからというのも絶対にあったと思います。
ネカリはVトリガー発動前後でCAのモーションが変わるんだけど、発動前のCA中に「ハイハイハイハイハイタニィ!」って実況者が叫んだりコメント欄がそれで埋まるのが当時見ててほんと楽しかった。。。
ハイタニさんの想い出に残っている試合は数えきれないくらいあるけれど、他のネカリプレイヤーの試合ですごく印象深かったのはこれ。
台湾の英雄Gamerbeeと韓国のPoongkoのプレミア大会での一戦。
遠目から見てもわかるくらい汗びっしょりの顔を何度もユニで拭って、肩で息をしながらなんとかリセットまで持ち込むPoongkoと粘り強いプレイでそれを押しのけ優勝を果たしたGamerbee。
一進一退の攻防に終始目が離せませんでした。
この大会のプールでアマチュアプレイヤーに負けてしまったり同時期に行われた大会でも奮わなかったりと軽いスランプ状態だったハイタニさんが、ゲマビのこの試合を見て刺激され奮起していたのを覚えています。
海外のネカリ使いと言えば是空で有名なこの人も初めの頃は実はネカリ使いでした。初めて意識してプレイを見たのは2017年の5月に開催されたRedBull Kumite。
その頃から対戦中の顔面を微動だにしないクールな表情が話題になっていたイギリスのinfectious。
基本コンボで使う「勇猛なる決起」という必殺技を立ち回りで使ったり独特のスタイルだった記憶が。
そんな感じでネカリは使い手によってかなりプレイスタイルが違うのも当時から見てて楽しいと思うポイントでした。
コマ投げも昇竜も他の必殺技もCAも、もう全部全部かっこよくって色んな人のプレイをワクワクしながら見ていました。
◆8年前を振り返って
初期キャラクターの想い出を振り返ってみると格ゲーを知ったばかりの初年度の想い出がやっぱり多くって、当時本当に心から楽しんでいた記憶がどんどん蘇り胸が熱くなりました。
格ゲーを知ったこと、そこで奮闘するプレイヤーを知り、そのプレイを見て応援できること、それがとても貴重でありがたいことだって改めて実感しました。
今後もこのありがたみをしっかりと噛みしめて、シーンを思い切り楽しみたいと思います。