人の心を動かすプロゲーマー
2016
◆First Impression
ボンちゃんを初めて見たのは、たぶん勝ちたがりTV。
髪型がオシャレで”ヘアアレンジがうまい人”というゲームとは全く関係ない第一印象でした。
私が格ゲーコミュニティのことを知ったのはストVからだったので、スト4時代のボンちゃんのことはよく知らなかったんだけど、過去の情報からすごい人だったということを知りました。
その輝かしい時代をリアルタイムで見ていなかった当時の自分にとって
ストVでのボンちゃんのイメージは『オシャレな苦労人』
オシャレな髪型、Red Bullの素敵なアパレルに身を包んでいるんだけど
いつも表情がどこかしら暗くて声も小さくて、大会だけでなく勝ちたがりTV内で行われていた対戦でもなかなか勝てなくて…
「なんか大変そうだな…大丈夫かな…」という気持ちで見ていました。
「ボンは仕上がるまでに時間がかかる人」
「早くボンの大きい声が聞きたい」
ウメさんがなかなか勝てないボンちゃんに対して1年目のいつかの配信で言ったこと。ボンちゃんの強かった時代を知らない私は「本当にそんな日が来るんだろうか…」そういった心境でした。
◆勝ちたがりトナメ
当時の勝ちたがりTVの番組構成は途中から
大体いつもこんな感じになっていました。
この頃は各プレイヤーが個人配信でストVをやるということがほぼなく
3人のプレイを見れる機会は大会の配信台にたまたま映るか、勝ちたがりTVかというほど。それくらい自分にとっての貴重な場でした。
7人の参加者+勝ちたがりメンバーが順番にトナメで対戦していくというルール。トナメが始まる前に勝ちたがりのメンバー3人がジャンケンをして、勝った人から順番に対戦していくというもの。
そこでボンちゃんはなぜかジャンケンに勝つことが一時期多くて
そして…先鋒で出て負けちゃう…そういったことが何度かありました。
1先シングルエリミなので負ければ即終了、1人目のメンバーが負けてしまうと後に控えている2人のプレイは見れない…
そのうちトナメの前のラウンジで、不調のボンちゃんを気遣い
「俺の分もやっていいよ。トナメのために、あっためて。」
ハイタニさんと、ふ~どさんが自分のプレイするターンをボンちゃんに譲るように…
その結果、1度もハイタニさんとふ~どさんのプレイを見れない日が何週か続いたある日
(ボンちゃん…ジャンケンで勝つならトナメでも勝ってほしい…🥺)
ふたりのプレイを見れない悲しさのあまり、ほんの一瞬こんなことを思ってしまったことも…wゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
それでもなんだかんだ、そんなくだりも含めて楽しんでいました。
そして、こういったボンちゃんの苦労をたくさん目にしてきたからこそ
この後のボンちゃんの姿に心動かされることになったのかもしれません。
◆CAPCOM Pro Tour 2016
年末開催されるその年の集大成となるCAPCOM CUP(CC)への出場をかけて
みんな必死で過酷なツアーに参加しているのが見ていて伝わってきました。
この年のボンちゃんは大会に参加しても優勝できないどころか上位にも食い込めず、いいところまで勝ち上がってもなかなかポイントも稼げず…
(この年は上位に食い込んでも2位以下の獲得ポイントが少なかった)
2016年にボンちゃんが回った大会の数は20大会ほど。
アジア圏の大会はもちろん、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、イタリアと本当に色んな国の大会に参加し、なんとかCC出場をめざして、もがき苦しんでいるといった印象でした。
◆応援だけじゃダメ?
シーズンも残すところ約2ヶ月となった頃
その時点でもCC出場確定していないボンちゃんを応援すべく
ウメさん、ふ~どさんがBeasTV内で応援配信をしてくれました。
視聴者MAX2万人を超え、みんなでボンちゃん全力応援!
健闘したものの結果は惜しくも5位でフィニッシュ。
ウィナーズで負けた直後、ウメさんが一言
「やっぱ…応援だけじゃ勝てねぇか」
応援だけで勝てる甘い世界ではないことは重々承知なんだけど…
応援する側の自分の心に、ちょっとグサッときた一言でした🥲
それでも応援が力になることを信じて今も精一杯の声援を応援する
プレイヤー達に送り続けています。
◆完走
この大会の後もカナダ、アメリカ、韓国と世界を飛び回り奮闘するも望んだ結果に至らず。
勝ちたがりTV・TOPANGATVメンバーで唯一CCに出れなくて…CC直前の合同回で他のメンバーが意気込みを語る中、ひとり声援を送るという映像を見て
「つらいだろうなー…」
と、ひっそり心を痛めていました。
◆ナッシュ弱体化
こんな苦境に立たされているのにボンちゃんにさらなる試練が…
使用キャラのナッシュがシーズン2に入り弱体化されてしまいます。
色んなプレイヤーがいて、調整を用意されたものとしてすんなり受け入れるタイプと物申すタイプなどと様々。
私はどちらかと言うと前者の方が好きなんだけど、ボンちゃんのこの歯に衣着せぬジャスティススタイルは、なんか好きw
◆RedBullの大会イベントにめっぽう強い
1年目はこんなかんじでボンちゃん自身も応援する側も悔しい想いをしましたが、スポンサーであるRed Bull主催の大会やイベントで、ボンちゃんはいつも輝いていました。
💙RedBull5G 2016🧡
ボンちゃんのガッツポーズっていつも気持ちが伝わってきて、すごく好き。
2017
◆BONCHAN’s ROAD TRIP
このファンにとって、うれしいイベントがこの年から開始されました。
コロナ渦に入り一時中断していたものの2021年の年末には再開。
全国各地を豪華なゲストとともに回るファンサービスのようなものだけど、
きっとボンちゃん自身も、ファンからパワーを貰えているのではないかなと思います。
◆ラストナッシュと呼ばれて
シーズン2に入ってすぐ海外で受けたロングインタビューで心境を語ってくれました。
「今のナッシュでは勝てない」
「次の調整でよくなることを信じてる」
「このままならキャラ変更も視野」
ボンちゃんの言葉から、今の状況がよっぽどきついんだなと改めて実感。
ナッシュでシーズン1活躍していた選手達も次々にメインキャラを変更していき、ナッシュでやっていくことの難しさを感じました。
そんな中ナッシュを使用し続けるボンちゃんは”ラストナッシュ”と呼ばれるように。
◆ストVプレミア大会 初優勝
どうなることかと思いきや、ボンちゃん遂にやりました。
✨\\Battle Arena Melbourne 9 優勝//✨
この年のBattle Arena Melbourne(BAM)はプレミア大会。
付与されるポイントも通常より高く、世界中の猛者達が大勢参加していました。
ナッシュから既にキャラ替えをしていたインフィル選手やゆかどん選手
優勝候補のふ~ど選手やヴェロレン選手をくだし悲願の個人戦初優勝!
優勝が決まった瞬間、力強くガッツポーズ、その後立ち上がりRedBullのアケコンを会場の観客席とカメラに向かって「やったよーーー!」って心の声が伝わってくるように掲げたのを見た瞬間、初めて格ゲーを見て泣いてしまいました。
この頃ボンちゃんの活躍を祝う数々のファンアート(?)が誕生しました。
◆Dear Tiger Kids
この年はアメリカのPunk選手がシーズン序盤から正に飛ぶ鳥を落とす勢いで大会で勝ちまくり。誰がPunkの勢いを止めるんだといった感じでした。
そんなPunkはスト4の頃からボンちゃんのファンだったそう。
業界ではボンちゃんファンのことをTiger Kidsと呼ぶそうです。
その年の夏に開催されたスーパープレミア大会であるEVO2017
GrandFinalまで無敗で駆け上がったPunkを倒し優勝を果たしたのは、ときどさんでした。
TOP8の前日ときどさんもウィナーズでPunkに負けてしまっていてPunkの優勝が濃厚であることをPunk自身も確信していたのではないかなと思います。
そんな状況での逆転劇。
表彰式で準優勝に終わったPunkは笑顔に溢れるときどさんの横で真っ直ぐ前を見つめボロボロと涙を流していました。
そして試合後、Punkがこんなツイートを
”みんなをがっかりさせてしまった、そして自分自身にも”
そんな想いを呟いたPunkへボンちゃんが贈ったメッセージ
勝負の世界で生きる大変さは本当に計り知れないほど。結果が全てという声もあるし、実際そこで評価される厳しい世界だと思います。応援する側も勝ちを重視しプレイヤーにそれを求める人も少なくないかと。でも…
勝敗だけでなく、それまでの過程や試合でどんなプレイを魅せてくれたかを大切にし、そこに心動かされる人達がいるということもプレイヤーには知っておいてほしい。
実際、いい試合を見た時には勝った選手だけでなく負けてしまった選手にも
”いいものを魅せてくれてありがとう”という気持ちに毎回なるんです。
この言葉を贈ったボンちゃんは、きっとそのことを理解してくれている、
そんな気が勝手にして当時うれしく思ったことを覚えています。
◆ボンちゃんかりん始動
そして、この頃ボンちゃんに変化が。
サブキャラとして、かりんを起用することを宣言。
この頃になると新キャラも少しずつ追加されて、ナッシュでは厳しい対戦もどんどん増えてきていて、、、
ナッシュやスト4でのサガットなど男キャラのイメージが強かったので
(ボンちゃんが女キャラ!?しかも、かりん…)という感想でした。
実は当時あまりかりんが好きでありませんでした。
ストVの知識がその時点では、ほとんどなかったということもあり誰が使っても同じような動きに見えて、「かりんかー…」という感じだったんだけど
「かりんをサブに使うって決めて気持ちが楽になった」
というボンちゃんの言葉と、ボンちゃんのかりんのプレイを見て
「ボンちゃんが使うとなんでもかっこよく見えるし、まいっか」
と、すんなり受け入れ応援することが出来ました。
2018
◆ボンちゃん職業プロゲーマー
そして、翌年のEVOではウィナーズでこの年のEVO覇者となるProblemX選手に、ルーザーズではSabin選手に負け33位でフィニッシュ。
Twitterで不安を吐露するボンちゃん。
RedBullの公式HPに後日アップされたショートドキュメンタリーのような
動画の中で
「好きなことをやっているのにハードなんだよなぁ…」
と漏らすボンちゃんの言葉と、その後語られた色々な想いを聞いて、
改めてプロツアーの過酷さとプロゲーマーとして第一線で結果を残すことの難しさを感じました。
他のプロも全員もちろんしんどいんだけど、なんか人一倍しんどそう…
この頃のボンちゃんを見ていて「やっぱりなんか苦労人だなぁ」という印象を再び持ちました。
◆待望のサガット追加
EVOの3日目、TOP8直前になにやら見覚えのある眼帯をつけた、当時のCAPCOMプロデューサーの小野さんが舞台に登場し、、、
「something on my face?」
「I have onemore new trailler.」
トレーラーが流れると、そこには会場の予想を確信へと変える虎の姿。
その視線の先には…
新キャラクターサガットが!
サプライズはまだ続きます。なんと…!!
翌日から使用可能に!これはかなり粋ですね。
私は、この発表の演出がすごく好き。眼帯を付けた小野さんが登場すると、その意味を察した観客から歓声が。
トレーラーが流れて徐々に歓声が大きくなっていって…
”OUT TOMORROW!”の文字が映し出された瞬間会場のボルテージが最高潮に…という感じでめちゃめちゃ鳥肌が立って…
格ゲーを知りシーンを追っていく中で何度も鳥肌が立つ思いを経験しているけど、こういう瞬間がほんと好き。
そのシーンを後で見返した時、またその時と同じ感覚を味わえるのもありがたい限りです。
サガットとお揃いの白目を剥いて歓喜しTigerKidsにサガットでの活躍を約束するボンちゃん。
3年越しのボンサガットの活躍を誰もが信じて疑わなかった瞬間でした。
◆でもサガットは弱かった…
満を持して登場したサガットは残念ながらプロシーンで戦える性能ではないという評価でした。
ボンちゃん同様サガットの参戦を楽しみにしていたウメさんから逆お墨付きを貰ってしまい視聴者からは出た早々”ラストサガット”と呼ばれる始末。
サガット参戦から2週間後の大会でボンちゃんからも、この言われよう…w
とか言いながら…
ボンちゃんこの大会のときどさん戦でサガットをお披露目します。
TOP8を決めるこの決戦でセットカウント1-1まで、もつれ込んだものの
ときどさんの豪鬼に敗れ、この大会は9位でフィニッシュ。
そして後日、、、
聖戦(野試合)が行われ、ボンちゃんリベンジ!
「騙されないでくださーい!」
という私の中でのストV名言集に入る言葉が生まれた出来事でした。
2019
◆ビジサガと呼ばないで
シーンであまり目立たないサガットを使い続けるボンちゃんはいつしか
”ビジネスサガット”と呼ばれてしまいます。
いじられながらもサガットを投入することも、しばしば。
後々ボンちゃん本人も”ちゃんとビジネスできてた”(機能していた)と言っていた通り要所で活躍もしていて、十分存在感を発揮していたと思います。
◆ボンちゃんの年がやってきた!
CPT2019シーズン幕開けとともにボンちゃんの快進撃が始まります。
シーズン序盤の大会で立て続けに優勝、しかもプレミア大会2連覇の偉業を果たします。
そして8月
スーパープレミア大会EVO2019
前年、悔しい想いをしたボンちゃんがEVOの壇上に上がります。
順調にGrandFinalまで勝ち上がり迎えた相手は同門RedBull所属のBigbird選手
試合前、握手代わりにRedBullを重ねる2人の姿に胸が熱くなりました。
リセット寸前まで迫られて、ほんとに生きた心地がしなかったけど
RedBullコスのかりんでBigbirdのラシードに見事勝利して優勝!!
この年のEVOストV部門の参加者は1,929人。その頂点に立ちます。
やっぱりボンちゃんの勝利の瞬間、そして拳やトロフィーを掲げる姿はボンちゃんの喜びがひしひしと伝わってきて本当に感動する。
ボンちゃんはこの後のプレミア大会でも優勝し、なんとプレミア4連覇達成
その後もチーム戦で活躍し優勝するなど本当にこの年はボンちゃんの笑顔とガッツポーズがたくさん見れて、正にボンちゃんの年といった感じでした。
3年前、ボンちゃんのことをよく知らなかった頃に、まさかこんな日が来るなんて全く想像していませんでした。
◆結婚、そして2児の父に
お相手はRedBullの社員さんで万能感漂う、とっても素敵で頼もしい奥様。
そして秋には、なんと双子が生まれ、1日にして2児の父に。
個人配信や奥様のツイートからボンちゃんが家族と協力しながら、しっかり子育てしていること、とてもいいパパであることが伺えます。
🌻ボンちゃん・奥様のツイートより🌻
2020
◆競技活動休業宣言、新たなチャレンジを開始
この年のEVO JAPANとTOPANGA CHAMPIONSHIPを辞退したボンちゃん。
ハイタニさんの活動内容変更宣言の後のこの動き…
嫌な予感と覚悟が胸をよぎります。
この日の個人配信では
「今期は今までのような競技活動をしないことにしました」
「今年出る大会はEVOとジャパンプレミアのみの予定」
「勝ちたがりTVは今年休みます」
「お休みの間ゲームの楽しさなどを伝える活動に力を入れたい」
という、お話などがありました。
「やっぱり…」
ハイタニさんのことがあったので、この業界で子育てをしながら第一線でやっていくことの難しさを改めて突き付けられたような感覚でした。
実際、後になってハイタニさんやボンちゃん、ふ~どさんの話を聞くと子供の生活リズムに合わせ十分な睡眠がとれなかったり、熱を急に出したり、看病の中で病気をもらって自分自身も体調を崩したり…それが日々繰り返されいつ終わるかわからない。そんな育児と仕事との両立。
どの業界でもよく聞く苦労話だけれど、万全の状態で臨んでも思ったような結果を出すのが難しい世界では、想像以上に大変なことなんだと思います。
特にボンちゃんちは双子ということもあって大変さもより一層。
シーンを離れることは仕方ないこと…と割り切るしかありませんでした。
当時たしかボンちゃん自身は活動内容変更の理由が育児だとは明言していなかったとは思うんだけど、私も含めた周りは”育休”みたいな認識でした。
今思えば、ただ単に元々ボンちゃんがやりたかったことと環境の変化が嚙み合ったタイミングだったのかなと思います。
ただ、淋しいニュースばかりではありません。
ボンちゃんが、かねてから取り組みたかった活動
業界を盛り上げる目的ではじめるチャレンジ
とにかくストVに関わり続けてくれることにホッとして、それがうれしくて
新たな活動を応援し、私自身もそれを楽しもう!そう心に決めました。
◆ボンちゃん初中級者講座
そのボンちゃんの新しいチャレンジとは…
初中級者に向けた講座配信、動画投稿を開始。
ターゲットは始めたての初心者ではなく、そこから少し進んだシルバー帯くらい。それくらいの人達が伸び悩み脱落していくことも多いからとのこと。ゴールド昇格を目標に、そういった層へ向けての内容でした。
配信や動画の内容は
などでした
Youtubeにアップされた動画は、編集でわかりやすくまとめられていてターゲット層にすごく刺さったと思います。
動画によってはターゲット層より下のルーキーブロンズ帯だったりゴールド帯以上に向けたものもあって、これは本当に幅広い層におすすめ。
※動画投稿後、調整による変更点があることだけ注意
今でも、
「ボンちゃんの講座動画を見て〇〇ができるようになりました。」
「講座動画を見て〇〇帯に昇格出来ました。」
というコメントを配信中に目にすることがあって、その度にボンちゃんの目的がちゃんと果たされているんだなぁと感じます。
ゲームの楽しさを伝えるという目的の中に、メディアなどを介したゲームの普及というものもあり、TV番組に出演したり
その他にも他ゲーの実況プレイなど活動内容は多岐に渡っていました。
他ゲー配信は今もボンちゃん配信の人気コンテンツと言っていいくらいおもしろくって、ゲームの楽しさを存分に伝えることが出来ていたと思います。
◆おかえり、ボンちゃん
この年の秋に勝ちたがりTVに復帰し、翌月に開催された
TOPANGA CHAMPIONSHIPにも参戦。
活動内容変更の発表があった時、来期以降は今期の活動をしながら考えていくとのことだったので少し不安でしたが、予想より早い復帰にホッとして心の中で「おかえりー!」って叫びました。
2021-現在
◆ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021
ボンちゃんは、ときどさんとともにFAVチームの傭兵として参戦。
グランドファイナルで負ければ敗退という窮地の状況でボンちゃん登場。
かりんとサガットで1本ずつセットを獲り勝利!これは鳥肌案件でした。
メンバーにバトンを繋ぎ、そのまま4連勝!
見事な逆転劇でチーム優勝を果たしました。
◆ルークにメインキャラ変更
2021年12月に追加されたキャラ、ルークに苦しんでいるのが配信からも
伝わってきてシーズン1のボンちゃんを見ているかのようでした。
2022年、ボンちゃんは前年同様FAVチームでSFLに参戦。
このタイミングで天敵ルークにキャラ替えし、ストレスから解放されたボンちゃんはいつも楽しそうにルークをプレイしていました。
やっぱゲームは楽しくなくちゃねっ!という声が聞こえてきそうでした。
この年のSFLはプレイオフで惜しくも敗退。
ルークは高みを目指すほど難しい要素が多くって仕上がるまで持っていけなかったことを悔いているようでしたが、ボンちゃんらしいかっこいいプレイを見ることが出来てうれしかった。
ルークだけでなく要所でサガットを起用しチームの完全勝利に貢献も。
そして、この年開催されたRedBull5Gでは6年振りにストVがタイトルに
復活し、6年前と同じくウメさんとチームを組み東日本予選を優勝。
本戦では、西日本代表となった、ももちヤマグチの忍ismコンビと激突!
ウメさんと今回も組んで代表になってくれたこと、相手が大好きなプレイヤー達だったことがうれしくてうれしくて。
ファイナルでは負けてしまったもののボンちゃんのルークは予選から活躍していて、すごくかっこよかった。
◆配信活動
ニコ生→OPENREC→Mildomを経て現在Twitchで配信中。ストV以外にも色んなことをやってくれて、私の大好きな配信のうちのひとつです。
❖ 月ボン
毎週月曜21時~
2020年の格ゲー普及活動の時から続いているコンテンツ。
”誰でもおけラウンジ”で視聴者とLP問わず対戦。
希望があればアドバイスや指定のキャラで対戦をしてくれることも。
プロと対戦しながらアドバイスがもらえる貴重なコンテンツ。
❖ 雑ボン
BARでおしゃべりしているような感覚でまったり楽しめるコンテンツ。
大会の裏話など公式の場で聞けないようなコアなお話が聞けたり、
ゲームの話だけでなく家族の話や食の話、ジャスティス話など色んな
トークが盛りだくさんで、その日の締めに持ってこい。
大会視聴配信、応援(ガヤ)配信などもボンちゃんのいい所が前面に出ていて一緒に応援するのがほんと楽しいw
❖ 他ゲー実況プレイ
昔からFromSoftwareのフロムゲーと呼ばれるゲームを配信でよくやってくれていて、『DARK SOULS』『Bloodborne』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』を経て現在『ELDEN RING』を絶賛プレイ中。
これが本当におもしろいww私は、あまりフロムゲーは好きではなかったんだけどボンちゃんのお陰でめちゃくちゃ楽しめています。
エルデン大好きで既プレイ済みの奥様も視聴者目線で楽しんでいます。
フロムゲーの他にも謎解きゲームや苦手なホラーゲー(軽め)もプレイ
❖ プロゲーマーボンちゃん杯
プロゲーマーになる前に麻雀関連のお仕事をしていたボンちゃん。
その時培った知識と経験を生かしたコンテンツも。
麻雀アプリ『雀魂』を利用した大会を主催。なお開催日時は不定期。
その他の麻雀コンテンツとしてMリーグ応援配信をしてくれることも。
このコンテンツがきっかけでMリーグを見るようになったんだけど
正にSFLの麻雀版といった感じ。少しずつ選手やチームの知識が増えていくこの感覚が、格ゲーを知ったばっかりの頃とリンクしてなんか懐かしい。
ボンちゃんの魅力
これは、ボンちゃんの活躍を見続けた中である日ふと思ったこと。
苦労してる時期を見てきたからなのか
ボンちゃんのリアクションに気持ちが籠っているからなのか
理由は未だによくわからないけど、これが昔ウメさんが言っていた
”ナンカイイ!”というやつなのかもしれません。
ボンちゃんが笑顔で勝利を噛みしめる姿。私が大好きなその姿を
1つでも多く、1日でも長くこれからも見続けることが出来ますように。
【おまけ】ボンちゃんマメ知識
本名:高橋 正人(愛称:マサ)
身長:180cm 体重:75~80kgを行き来している
プレイヤーネームは「バカボン由来」と公言していたが、実は学生時代のあだ名「高ボン」からというのが本当
プロゲーマーになる前、ウメハラさん、にゃん師さん、現役Mリーガーの 白鳥翔さんと同じ雀荘で働いていた
小さい頃からぽっちゃり体型で成人後MAX105kgまで到達
子供の頃はおにぎり(白米)が苦手だった
中学生時、好きな子に告白するため1ヶ月半かけ19kg減量に成功
振られて速攻リバウンドする
料理が得意で減量中は一時期マックスグリル飯をよく作っていた
昔、配信で着用していたタンクトップは海外ファンからの贈り物
配信に着用して出演したのは、ときどさんの強い勧めによるもの
AKBの元ファン、当時の推しメンは大島優子と松井玲奈
大島優子のことを「優子」、松井玲奈のことを「玲奈」と呼ぶ
漫画『いちご100%』が好き
西野派だが東城エンドでなかったことに納得がいっていない
タイピングが苦手で他者の配信でコメントする時は割と必死
地理も苦手で『県名当てタイピング』では45分34秒を記録した