ストV DLCキャラクターの想い出
2023年6月2日に18キャラクターでスタートしたスト6。
そして、発売前に発表されたDLCキャラクター。
1年分のDLCが一気に発表されたのを見たことがなかったので新鮮でした。
ストV時代、DLCの発表で色んな想い出があったなぁ…ってふと思い、印象深かった出来事を振り返ってみることに。
2016年2月18日に発売されたストVはスト6よりも2キャラ少ない16キャラでスタート。
リュウ、ケン、春麗、ベガ、ナッシュ、かりん、バルログ、ザンギエフ、ダルシム、キャミィ、レインボー・ミカ、バーディー、ラシード、ファン、ララ、ネカリ
格ゲーの事を当時知ったばかりの自分にとってどのキャラも色があってこれだけでも見ていて楽しかったけど、もっとたくさんの楽しみがこの先待っていました。
-シーズン1 2016
◆アレックス(2016/3/31参戦)
私がストVの配信を本格的に見始めた時にはもういた記憶。
ストーム久保さんが使っているキャラというイメージでした。
◆ガイル(2016/4/29参戦)
この年の秋に開催されたトパンガチャリティカップで当時リュウをメインにしていてたウメさんからトリガーについて辛辣な評価を受けていたガイル。
後に強化されたこともあって、ウメさんをはじめひぐちくんやNuckleDuなど名立たるトッププレイヤーが使いシーンを盛り上げることになるなんて、この時は想像もしていませんでした。
CC優勝のご褒美としてアレンジコスチュームのデザイン資格が付与されこんなコスが後日追加されました。
誰でも使用可能なコスだったけど覇者のFIDにだけ特別なデザインがそっと施されているのも楽しい要素。
◆いぶき(2016/7/1参戦)
他のキャラでは見れないようなトリッキーな動きをするというイメージで、シーズン1は日本のプロシーンで使う人がほとんどいなかったのでどんな戦い方をするのか把握するまで少し時間がかかりました。
大会でいぶきを意識したのは2016年に中国で行われたG-League
GrandFinalでお相手のXiaohaiを待っていた当時ファン使いとして有名だったXianが、待っている間にトレモでいぶきの爆弾コンボをやり始めて実況解説陣も「なんか遊んでるw」って感じでそれを笑って見ていたんだけど…
GrandFinalでファンを出してセットを落とした後、いぶきを出して会場がちょっとざわついた記憶が。
弱体化されたナッシュからいぶきにキャラ替えをした藤村さん。
2017年2月に開催された第6期 TOPANGA LEGUEの招待を
「まだ、いぶきが仕上がっていないから」と、辞退したそう。
その数か月後、CPTで何度も優勝したり上位の常連となるなど大躍進。
辞退した次のTOPANGA LEGUEで優勝、RedBull Kumiteでも2連覇を達成したり、かっこいいいぶきのプレイをたくさん見せてくれました。
◆バイソン(2016/7/1参戦)
ときどさんがストVのプレミア大会で初優勝を果たしたCEO2016
伝統的なプロレスのリング上の配信台で行われた表彰式の後、流れたバイソンのトレーラー。
興奮した観客のプロレス観戦をしてるかのような歓声がものすごかった。
ストVのバイソンがはとにかくキャラデザイン、デフォルトコスチューム、技のモーションがかっこよくって、シリーズの中で一番好き。
シーズン2の調整で強化され猛威を振るっていたバイソン。
弱体化を受けたナッシュを使い続けていたボンちゃんが当時のインタビューで一番きつい組み合わせのキャラとして挙げていました。
◆ジュリ(2016/7/27参戦)
ジュリはこの年のトパチャリで実況解説陣から
「出たばっかでよくまだわからない」と言われていたのを覚えています。
当時、春麗をメインにしていたsakoさんがこのイベントで使っていて、スタイリッシュで技のモーションがかっこよくって見ていて楽しいキャラだなと思った記憶が。
シーズン1の終盤でボンちゃんが確か「ジュリ弱い」って発言をした直後に開催された大会でジュリと当たって負けてしまって…
ボンちゃんってこういうフラグを回収するイメージがあるけど、そういえばこれが私が一番最初に見たボンちゃんのフラグかも。
◆ユリアン(2016/9/23参戦)
CEOでバイソンのトレーラーが流れた後、ユリアンが映った瞬間のLi JOEのリアクションが鮮明に記憶に残っています。
昔からシーンにいて色んなキャラを知るほどこういった喜びを感じることが出来ていいなぁ。
初めてユリアンを大会で意識した瞬間は、、、
Red Bull Battle Grounds2016 Bonchan vs RB
ストV1年目になかなか大会での成績が振るわず苦戦していたボンちゃんがCC出場を懸けて挑んだ大会。
お相手のRB選手のエイジスコンボを見て初めて「ユリアンかっこいい」って思ったのを覚えています。
負けてしまったボンちゃんが振り返りで「なんでRBいるの…。」ってシュンとしてたのも今となっては懐かしい思い出。
-シーズン2 2017
◆豪鬼(2016/12/21参戦)
2016年CPT北米ファイナルRed Bull Battle Groundsの優勝者インタビュー後、当時カプコンプロデューサーだった小野さんが登場。
恒例の「ショーリューケーン!」の後に流れたのは、、、
この映像。
新ステージが映った後、瞬獄殺のボイスと映像が流れただけでキャラの全容は認識できなかったけど知ってる人なら誰もが察したこのキャラ。
スト4の時のときどさんの代名詞とも言えるキャラでチャット欄が「おかえり」のコメントでいっぱいに。
実際ときどさんは豪鬼参戦後にリュウからキャラ替えを宣言し
「取り敢えず豪鬼で1年がんばってみようと思う。」
と言っていたのを覚えています。
最初は苦戦しているように見えたときどさんも練度とともに大会成績も安定してきて、、、
ちなみに、追加当初の豪鬼の体力は875(当時リュウ1000,キャミィ900)
逆に、それほどポテンシャルの高いキャラなんだと思った記憶が。
◆コーリン(2017/3/1参戦)
オフシーズンの2月に参戦が発表されたコーリン。
当身や2段ジャンプなど他のキャラではあまり見たことのない独特の動きがかっこいい、というのが第一印象でした。
追加されたばかりの頃にマゴさんがバニティステップという技を何度もやりながら「この絵面おもしれーww」って、少年みたいにゲラゲラ笑っていたのをなぜか鮮明に覚えています。
はじめは「そんなに??」って思って見てたけど、ずっと見てるとなんかおかしくなってきてつられて笑っちゃった…w
コーリンのテーマ曲は戦闘用BGMとしては珍しい曲調で賛否あったけど、幻想的な感じがして私は結構好きでした。
日本人で一番最初に大舞台で活躍して注目を集めたももちコーリン。
ももちさんらしさが詰まってて大好きでした。
この頃、追加される予定のキャラがこんな感じでシルエットだけ公開されていて、みんなが予想と期待を膨らませているのが見ていて楽しかった。
このチョコちゃんの淡い期待が実現するのは、まだまだ先の話。。。
◆エド(2017/5/31参戦)
今までのキャラにはない甘いマスクのキャラクター。
アレンジコスチュームのブレザーがよく似合っていて好きでした。
最大の特徴は、必殺技がコマンド入力なしで出るということ。
初心者向けに開発されたと予想されるこのキャラのおかげで新規の人も始めやすかったんじゃないかなと思います。
「ワンツスリーワンツスリー」というボイスとともに繰り出される連打技や
ワンボタン昇竜など対戦する側としては困ることも多かったけれどこの経験が今の自分のスト6での対モダン戦で役に立っている気もします。たぶん…
エドのテーマ曲は珍しい歌詞付き。ラップ調のクールでめちゃくちゃかっこいい曲でストVのBGMの中で一番好きな曲。
初心者向けに作られたという印象が強かったエド。
そういうこともあってプロシーンで脅威になりにくいって思っていたけどストV最後の年に10代の新星ENDING WALKERが華々しい活躍をして業界の注目を集めました。
長期戦であのふ~どさんを圧倒したり、私の中でのエドの印象が一気に変わりました。
◆アビゲイル(2017/7/26参戦)
EVO2017のTOP8が始まる直前に巨大スクリーンに映し出されたこの映像。
CAPCOMの過去作『ファイナルファイト』にボスキャラとして登場したアビゲイルが参戦。
キャラが映し出された瞬間、会場から歓声が沸き起こっていたけど元ネタを全く知らなかった私は「???」で、とにかくおっきいなぁ…という感想でした。
ちなみに、アビゲイルは基本女性につける名前だそう。
どうしてこんな屈強な男性キャラの名前にしたのか未だに不思議。
アビゲイルの活躍で記憶に残っているのは参戦から2年後の
TOPANGA CHAMPIONSHIPシーズン2(2019)
板ザンさんが、ふ~どさんを最終試合で下して優勝した時。
バーチャファイターという同じゲーム出身の2人。
勝負が決まった瞬間の表情が2人のらしさが出てて印象深かった。
◆メナト(2017/8/30参戦)
ストVの女性キャラと言えばグラマラスで筋肉質、というイメージだったので華奢なメナトはとても新鮮でした。
メナトは使い手によって動きが全然違っててそれも楽しみのひとつでした。
特に『魅せるプレイ』『ハメやで』でお馴染みのsakoさんのメナトは独特でいつもかっこいいし見てて楽しかった…。
大会で優勝して応援に駆け付けていた娘のりんかちゃん(当時4歳)を壇上で抱っこする姿が本当に素敵でした。
◆是空(2017/10/25参戦)
Asia Regional Finals South East Asia Major(SEAM) 2017で優勝したときどさんにトロフィーが手渡された後トレーラーが流れ参戦が発表されました。
『ファイナルファイト』やストシリーズの過去作に登場する『ガイ』というキャラの師匠で忍術の使い手みたいな設定らしくって、、、
忍者の末裔と言われているももちさんはウッキウキでした。
発表された大会に参加していた立川くんから聞いた話。
同じく大会に参加していたももちさんが発表の翌日充血した目で現れたのでどうしたのか聞いたところ、、、
「朝までトレーラー見てた。」って答えが返ってきたんだそう。
たった1分44秒のトレーラーを朝まで何度も繰り返し見るほど参戦日を待ちわびていたももちさん、参戦後も是空で頭がいっぱいの様子だったけど、
しばらく大会で出すことはなく、公式の大会で初めて出したのは参戦から2ヶ月後のCAPCOMCUPで初戦のお相手ふ~どさんに対してでした。
-シーズン3 2018
CAPCOMCUP2017で優勝を果たしたMenaRDへトロフィーを渡した小野さんの「ショーリューケン」の掛け声の後、舞台で流れたさくらのトレーラー。
そのトレーラーのラストに映った5人のシルエット。。。
トレーラーの上映が終わった後、小野さんが
「Everyone,is that not still enough?(みんな、まだ満足してない?)」
と言った瞬間会場から歓声が。
恒例のブランカちゃんとの寸劇が始まって、、、
「He has one more news.(もうひとつお知らせが。)」と言った後に、このトレーラーが流れシルエットの正体が明らかに。
トレーラーの途中、空から舞い降りてきたキャラ。よく見ると、、、
ブランカ!!!
鉄格子の向こう側から塀に向かって歩く手錠をかけた男のシルエット、
塀をぶち壊して現れたのは、、、
コーディー!!!
カメラが引くとそこには見覚えのある涅槃像。その前に立っていたのは、、、
サガット!!!
キャラの正体が明らかになる度に会場から歓声が湧き起こって、その度に鳥肌が…。そんな瞬間がすごく好き。
それぞれのキャラを前作で魂にしていたプロ達の喜びが詰まったツイートを見て、なんかすごくほっこりとした気分になったのを覚えています。
そして、ここから始まるアーケードエディションではVトリガーⅡが新システムとして追加されキャラの追加も相まって益々これからが楽しみに。
◆さくら(2018/1/17参戦)
実装されてからあまりプロシーンで目立った印象のなかったさくら。
一番スポットライトを浴びた瞬間は若手のナウマンくんがEVO JAPAN2020でマゴさんを倒して優勝を決めた時だと思っています。
勝負が決まった瞬間の渾身のガッツポーズに心を打たれました。
そんなさくらは、アップデートで突然キャラセレ画面の顔が変わって業界をザワつかせたことも。。。
◆ブランカ(2018/2/21参戦)
実装前からトレーラーをにっこにこで何度も見返していたチョコちゃん。
それを見てるだけでこっちまでうれしくなって実装日が待ち遠しかった。
実装された約1年後に発覚した致命的な『時止めバグ』
ももちさんはそれをも楽しんでいました。今見てもほんと楽しそうw
◆コーディー(2018/6/27参戦)
実装直後のリーグ戦で魂のキャラを出したけど負けてしまったももちさん。
その後も海外大会で今一歩勝ちきれなかったコーディーはそのまま封印されてもう見ることはないのかなと思っていたけれど、、、
それから4年後に、ももちコーディー復活!
激戦を制しストV最後のCCの出場権を得るほどの活躍を見せてくれました。
コーディーのおかげで、ストV最後の年にももちさんらしいプレイがたくさん見れて本当にうれしかった…。
◆ファルケ(2018/4/25参戦)
コンセプトはエドと似ていてワンボタンやホールドで必殺技が出る仕様。
いつも新キャラが実装されると12時間近く、長い時は丸一日かけて配信でキャラを触るももちさん。
ファルケの性能は好みではなかったらしく、たった3時間で終了。
いつもとはちょっと違う視点で開発を楽しんでいた記憶しかありません…🫠
大会で記憶に残っているのは2022年のTOPANGACHAMPIONSHIP4
ボンちゃんかりん vs ザベスファルケ、、、を見守るもけくんのガヤ配信は最高でした。
◆G・サガット(2018/8/7参戦)
EVO2018、TOP8開始直前Gにそっくりな人が壇上に上がって演説をした後、Gのトレーラーが流れました。
実装されてからNuckleDuやSMUGなど有名な海外プレイヤーが使い始めたけど私の中のG使いとして存在感を放っていたのは若手のヤナイくん。
いつからかどのトッププレイヤーの配信を開いても対戦相手側にヤナイくんのGが映っていて高モチベの若手として認識されるように。
G対策はヤナイくんにお願いするのが通例になっていたけれど、2021年に遂にトッププレイヤーと肩を並べて表舞台で活躍する日が。
同時に参戦していた若手達が苦戦する中、ふ~ど、ぷげら、りゅうせい、もけ、大谷と名だたるメンツを倒ししっかりと役割を果たしていました。
画面に映るヤナイくんから若さ溢れる喜びの感情が伝わってきて涙腺を刺激されました。
ちなみにゲーム内で日本語ボイスを担当している山路和弘さんはコーリンの日本語ボイスを担当している朴璐美さんと2020年にご結婚してご夫婦に。
EVO2018の舞台でGのトレーラーが流れた後、眼帯をした小野さんが登場。
その後サガットのトレーラーが流れ、最後に『OUT TOMORROW!』と書かれた映像が映し出された瞬間、会場から割れんばかりの歓声が。
実装当初は弱い認定されてしまったサガットだけどボンちゃんが優勝したEVOやSFLでも要所でいい仕事をして、ちゃんとスポットライトを浴びていました。
-シーズン4 2018~2020
◆影ナル者(2018/12/17参戦)
CAPCOMCUP2018で優勝したガチくんにトロフィーが手渡された後、、、
角を頭に付けた小野さんが登場。
その後、流れたトレーラーでその意味が明らかに。
影ナル者参戦!
トレーラの序盤に殺意の波動に包まれたっぽいリュウが出てきたけど「殺意の波動に目覚めたリュウ」とは別者で「リュウから乖離した殺意の波動の化身」という設定だそう。
トレーラーの上映が終わった後、小野さんの口からこんな言葉が。。。
CC当日だったので参戦組は現地でダウンロードして対戦をしていました。
あまり大舞台で見ることのなかったこのキャラはsakoさんのお気に入りで、大きな大会で使ったりウメさんにプレゼンをしたり。。。
「はじめちゃんカゲいけるで」
という、今では格ゲー界お馴染み?のセリフも生まれました。
◆E.本田・ルシア・ポイズン(2019/8/5参戦)
今まで色んな発信の仕方で楽しませてくれた新キャラ発表。
この3キャラの発表が予定されていたEVO2019の直前に悲しい出来事が起こってしまったらしく舞台での発表はされませんでした。
いつものように小野さんが小道具をスーツケースに詰めていたかもしれないとか想像すると胸が痛かった…。
ルシアとポイズンは元々『ファイナルファイト』のキャラだそう。
3キャラ一気に実装されたのでプレーヤーはみんな開発に忙しそうでした。
ストⅡのこの本田の銭湯ステージも同時に追加。
当時を知らなくっても、なんかこういうのいいなぁって思ったので知っている人達はきっとより感慨深かっただろうな。
CAPCOMCUP2019でララとポイズンを起用し優勝を果たしたidom。
優勝者に与えられた権限で作られたのはこのララの大人気コスだったけど、、、
実はidomのFIDにだけ、ちゃんとポイズンのコスのモチーフが。。。
こういうのめっちゃ粋で大好き。
◆ギル(2019/12/16参戦)
North American Regional Finals 2019でなにか発表があるんじゃないかと予想していたももちさんと一緒に正座待機していました。
大会が終わって優勝したNuckleDuに賞金ボードを渡した小野さんから、またお知らせの振りが、、、
ギル参戦発表!
ももちさんの驚いた顔が少年みたいでなんかかわいかったw
先に参戦しているユリアンの兄という設定のこのキャラ。
ユリアンがギルに扮したアレコスが実装されていたので参戦はしないだろうってずっと言われていたので意外でした。
そして、もう一つの発表が、、、
チャンピオンエディション開幕!VスキルⅡの追加が発表されました。
それを知らせるトレーラーのこの映像を見た瞬間すごくワクワクしたなぁ。
ももちさんも、なんかうれしそうでした。
そして、トレーラーの序盤よく見ると40CHARACTERSの文字が。
この時点で実装されていたキャラの数は38、ギルを入れて39…ということは
ももちさんが何を思ってか「これはセス来るな」ってポロっと言ったけど、この時は何の脈略もないこの言葉を特を気にも留めていませんでした。
◆セス(2020/2/14参戦)
CAPCOMCUP2019の表彰式の後、こんなトレーラーが流れました。
”SETH”の文字と映し出されたこの丹田エンジンの映像を見て、
誰もがこの姿を想像したと思うけど、、、
引きで映ったのはこの姿。
「かっこいいい!!」第一印象から好感触だったセス。
歴代のストVのキャラの中でも見た目がすごく好きなキャラ。
技のモーションもかっこよくって、
「好きなプレイヤーがメインにしてくれたらいいな。」と思っていました。
この頃は、アメリカ時間に合わせてなのか深夜にアップデートが開始されることが多くって、セス実装予定日の深夜1時過ぎにももちさんのツイートの通知で目が覚めました。
数十分ごとに再起動を繰り返し、まだかまだかって待ち続けるももちさんを出かける時間ギリギリまで見続けたけど結局来ず…。
実装されたのはたしか正座開始から7時間後ぐらい。
セスはかなりポテンシャルが高くって色んなプレイヤーがメインにしたりサブとして起用していたけれど、この時期くらいからコロナの影響で大会頻度も激減して公の場での活躍を見ることはほとんどありませんでした。
でも、ももちさんがこの年メインでセスを使っていて名試合がたくさん見れたことがうれしかった。
-シーズン5 2021
コロナ禍に突入しCPTオフ大会が例年通り開催されなくなった結果、発表の形式もオンラインへ移行。
CAPCOMディレクターの中山さんとプロデューサーの松本さんが開発情報を紹介してくれました。
ここで初めて1年のロードマップも公表。
春・夏・秋・冬がそれぞれ何月なんだろう…って色んな配信で話題に。
この時点でストVは5年目。
このマップを見た時、いよいよストVが終わりに近づいていることを実感し淋しさが一気に込み上げてもきました。
ロードマップに記載された”追加バトルシステム”の『Vシフト』
最後のシーズンに意外なバトルシステムの追加。
戦略の幅が広がって今までにない戦いが見れる日を楽しみに待ちました。
この頃はほとんど配信でストVをすることのなくなったハイタニさんが、アプデの日だけ触ってくれることがささやかな幸せでもありました。
◆ダン(2021/2/22参戦)
Vスキルの挑発、1本トリガーなど今までにはない要素が詰まったキャラ。
そんなダンには実装当時、こんな要素も・・・
いわゆる『永パ』
今まで噂でしか聞いたことがなかったものをここで初めて目にしました。
後に、しっかり調整が入り幻に。。。一生に一度の貴重な経験でした。
当時忍ismに所属していたハイタニさんとオーナーのももちさんの実装日に行われた対戦もいい思い出。
◆イレブン(2021/2/22参戦)
キャラ、Vトリガー、Vスキルがランダムという特殊なこのキャラは、正式な追加キャラではなくボーナスキャラクターとして登場したキャラ。
CPTやそれに準じたほとんどの大会でルール上、使用禁止でした。
そんなイレブンとシナジーがあったのは普段から配信で多キャラを器用に使いこなしていたももちさん。
実装されてから色んな人が11連勝企画をやっていたけど最初に達成したのはももちさんでした。
ときどさんも挑戦していたけれどなかなか達成できなくって、毎日のようにチャレンジ配信が続いていて…それだけ難しい事なんだと改めて実感。
他にも罰ゲーム企画として用いられたり、イベントで用いられたり、、、
一番楽しかった思い出は、Tokyo Online Party(TOP)にももち・ときど・どぐらのイレブンスリーで参戦した時。
すぐに敗退することも覚悟していたけれど、TOP8まで勝ち上がって見せ場も盛沢山。3人のディスコのやり取りが本当におもしろかった。
自信がない中、先鋒で勝利して心を落ち着かせるときどさんの姿が愛らしかった…w
◆ローズ(2021/4/19参戦)
久々の海外時刻に合わせての発表を、ももちさんと一緒に待機して見ていたサマーアップデート。
ケニー・オメガが薔薇のオブジェを取り出した後『ローズ』と一言。
ローズの弟子という設定だったメナトが既に参戦していたので
「ローズが出ることはもうないだろうな」と、当時よく言われていたことを覚えています。
ギルといい、あまりそういう考察は当てにならないんだなぁとこの時思いました。
◆オロ・風間あきら(2021/8/16参戦)
久しぶりの複数キャラ同時参戦。
オロはストⅢのキャラで一部から人気があったそう。
ストVのきれいなグラフィックだと、ちょっとだけ怖かったというのが正直な感想…w
キャラの外観、技やそのモーションもストⅢから引き継がれてるものが多くって当時を知る人達は青春時代を思い出し懐かしさに浸っていた記憶が。
あきらは『ジャスティス学園』という過去のゲームのキャラクター。
フルネームは「風間あきら」
オロと同じく過去作に忠実に作られていた印象のあきら。
他のキャラにはない独特の技があったり見ていてとっても楽しかった。
3rdに縁の深いももちさんはオロを中心に触るのかと思いきや、あきらの開発に勤しんで、この年のSFLの本節は全てあきらを起用し活躍。
実装したての頃にマゴさんとの聖戦がなりゆきで勃発。
お互いの声は聞こえていないのに会話が成立してたり相手の考えてることを言い当てたり、試合も見応えがあってめちゃくちゃおもしろかったぁ…。
◆ルーク(2021/11/29参戦)
ストV最後の追加キャラ。
過去作のキャラが来るのか新キャラが来るのかみんなが思いを巡らせていた中、発表された完全新キャラクター。
「未来を担う」、これはスト6の主人公キャラクターという意味が込められていたよう。
実装当時は圧倒的最強キャラの位置付けで、その後下方修正されてもなお最強と言われていたルーク。
色んなプレイヤーが苦戦を強いられている姿を見て少し胸が苦しかった…。
このストV最後のキャラルークでストV最後のCCの王者に輝いたMenaRD。
そういうえばストVCC初代王者のNuckleはガイルの他にミカを起用していて優勝を決めたのはミカでした。
初期実装キャラに始まり、最後の実装キャラで終わり締めくくった感覚がすごく感慨深かった。。。
そして、、、ルーク使いで忘れてはならない人。
ときどさん
TOPANGA WORLD CHAMPIONSHIPではCCで2度目の優勝を果たしたMenaを含む参加者をルークで軒並み倒し完璧な試合内容で有終の美を飾りました。
リュウ・豪鬼・ユリアン・バイソン・ルークを磨き上げ、ストV7年間ずっとずっとトップで走り続けていたときどさんは、まさに格ゲー星人でした。
スト6でもその先も、1日でも長くこんなときどさんの姿を見続けることが出来るよう願っています。
7年間を振り返って
そういえば、ストVのキャラクターセレクト画面はキャラが増える毎にこんな風に変化していったけどスト6ではどうなるのか。。。
それも密かな楽しみの一つです。
ちなみにこのスト6のキャラセレ画面のここの並び、
ストⅡのキャラセレ画面の並びと一緒なんだとか。
こういうちょっとした粋な計らいがこれからもあるといいな。
色んな発表を思い出しながら振り返ってみて改めて思ったのは、
やっぱりオフ大会の場での発表はいいということ。
特に海外勢のリアクションが場を一気に盛り上げてくれる感じが好きなのでまたこういった形式での発表もあるとうれしいです。
今後、追加キャラによって今応援しているプレイヤーが活躍したり、新たに応援するプレイヤーが増えたり、新星が現れたり、、、
色んな形でシーンが盛り上がり自分自身も思い切り楽しめる未来が来ることを心の底から祈っています。
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