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コンディションが良ければ、たいていのことはスムーズに進む

ここ数日、引越し作業に没頭しているわけですが、あれこれ持ったり、かがんだりしているうちに、腰痛が勃発してしまいました。
元々疲れが溜まると腰が痛くなるタイプで、もうだいぶん良かったのですが、急に寒くなったこともあるし、いろいろと要件が重なってしまい、動くたびに「あいたたた」とつい言ってしまうような状況です。

朝じっくりストレッチをしたり、ストレッチポールを使って運動すると、いい感じになるので、小一時間くらい身体と向き合い、痛みからくる感情を受け取ったりして、一日をスタートしています。
もちろん夜も、遅くなっても、少しでも湯船に浸かって、身体を温めて、労わります。

自分でも、忙しいときに、どんだけのんびりしてんだ!ってツッコミたくなるのですが、これをしないと、一日のパフォーマンスがダダ下がりなので、本人的にはやらざるをえない。
やらなくても元気で、気力も体力も充実してるなら、さっさと作業にとりかかりたいんだけど、そうではない。

そういうときに思い出すのが、7つの習慣にもあった『刃を研ぐ』ということです。
わかりやすいのは、以下の物語ですね。

ある日の朝、旅人が山の中を歩いていました。

旅人が深い森の中をしばらく行くと、ノコギリで木を切り倒している木こりがいました。
夕方になり、旅人は同じ道をたどって帰りを急ぐことにしました。

すると、朝と同じ場所で木こりが一生懸命に木を切り続けています。
様子を見ると、あまり作業ははかどっていないようです。

旅人が気になってよく見てみると、
木こりが使っているノコギリの刃は、すっかりボロボロで刃こぼれしています。

見かねた旅人は、木こりに声を掛けました。
「木こりさん、木こりさん!朝から遅くまで一生懸命だけど、あんまり作業が進んでないようだね。一息入れて、ノコギリの刃を研いだらどうだい?」

木こりは答えました。
「馬鹿なことを言っちゃいけないよ!刃を研ぐ時間なんてこれっぽっちも無いんだ。とにかく急いで1本でも多く木を切らなきゃいけないんだよ!!」

イソップ寓話 木こりのジレンマ

自分自身を振り返ってみても、『コンディションがいいかどうか』ということは、かなり大きくそのときのパフォーマンスを左右します。

悩みが多いとき、なんかうまくいかないなぁと感じているときは、対策を考える前に、まず、栄養のあるものを食べてたっぷり寝てしまうと、身体が回復して「あれ?なんであんなに悩んでたんだ?」と思うこともよくあります。

『心身ともに健やかな状態であるかどうか?』
いつもと違う状況のときは特に、目の前のプレッシャーに圧倒されすぎずに、かなり繊細に、頻繁に、自分を気遣う必要があるなぁと身に沁みて感じました。

キツイときくらい、ゆっくりすることを自分に許しましょ♪

Enjoy your life!
イズミ

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