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【日記】SUPER GT GRAND FINAL!鈴鹿サーキット初観戦に行ってきた

はじめましての方は「はじめまして」。新卒社会人のアセアンと申します。

今回は先日行われた『2024 AUTOBACS SUPER GT ROUND 5 SUZUKA GT 300KM RACE GRAND FINAL』を現地観戦してきたので、その様子を書き記しておこうと思います。

SUPER GTの観戦歴としては「富士スピードウェイ」にて10年以上あるのですが、それ以外の初めてのサーキットが『鈴鹿サーキット』ということで、行くだけでも興奮していました。

ぜひ皆さんもこの記事で楽しんでいただけたらと思います。また、これが鈴鹿サーキット、SUPER GT現地観戦の参考になれば幸いです。
では、よろしくお願いします。


本記事の概要

この記事で書くこと

・今回の鈴鹿サーキットで経験したこと
・個人的なレースの楽しみ方
・観戦スポットの紹介 & 感想(実際に鈴鹿に行ってみて)

この記事で書かないこと

・レースの内容・結果(公式YouTubeのリンクは貼らせてもらいます)

2日間のスケジュール

予選日

06:03 | 新横浜駅 発
07:18 | 名古屋駅 着&発
08:31 | 鈴鹿サーキット稲生駅 着
08:50 | 鈴鹿サーキット 着
09:15 | SUPER GT 公式練習
|【鈴鹿サーキット散策(メインストレート ~ 西コース 散策)】
11:40 |
12:00 | 昼食&イベント広場 散策
12:45 | FIA-F4 決勝 & SUPER GT 公式予選
|【1コーナー観戦】
16:00 |
17:00 | 鈴鹿サーキット 発
18:30 | 名古屋駅 着

決勝日

08:37 | 名古屋駅 発
09:29 | 鈴鹿サーキット稲生駅 着
09:50 | 鈴鹿サーキット 1コーナー 着
10:20 | 昼食 & イベント広場 散策
10:40 | SUPER GT ウォームアップ走行
12:40 | SUPER GT 決勝(52Laps)
|【1コーナー観戦】
14:40 | FINISH
15:00 | 表彰式
15:30 | GRAND FINALE
|【ホームストレート(コース内)】
16:10 |
16:15 | 鈴鹿サーキット 発
17:15 | 名古屋駅 着

私の2日間の主なスケジュールはこのような感じでした。
いつも富士では家族と観戦に行くのですが、今回は1人で行ったので結構大変でしたね。ですがそれ以上に楽しい旅になったのでとても満足しています。

ここからは時系列順に経験したことを書いていこうと思います。

2024年12月07日(土)予選日

鈴鹿サーキットまでの道のり

早朝の新横浜駅。
6:03の新幹線に乗って名古屋駅へ。
名古屋駅から「快速みえ51号」に乗って鈴鹿サーキット稲生駅へ。
鈴鹿サーキット稲生駅から歩いて20分ほどのところに、日本のモータースポーツの聖地『鈴鹿サーキット』がありました。

行きの新幹線で撮れた富士山
とてもきれいでした
「快速みえ51号」

"歩いて20分ほど"というのは特設された「1コーナー入場ゲート」入ったところまでの時間なので、メインゲートから入るとなるともう少し歩く必要があるかと思います。
サーキットまではほぼ1本道でところどころに看板が設置してありますし、人の流れもあるので迷うことはないかなと思います。

なぜこんなに早く出発したのかというと、朝の練習走行を見るとなると始発の新幹線でないと間に合わなかったのです。前日に名古屋に行くことも考えましたが、予算の都合で今回は早朝に行くことにしました。

鈴鹿サーキット

9時前には鈴鹿サーキットに到着することに成功し、世界のSUZUKAに来れた感動と久々に味わったレースイベントの雰囲気を感じていました。

日本のモータースポーツの聖地「SUZUKA」

会場の余韻に浸っていたい気持ちもありましたが、もたもたしていると練習走行が始まってしまうので移動することにしました。
なんだかんだで鈴鹿を走るGTマシンの姿が早く見たかったのです。

SUPER GT 練習走行 開始

そもそも今回のレースを見るにあたって計画していたことがあります。
簡単に言うと予選日はコースを見る。決勝日はレースを観る…です。

レース観戦のノウハウは持っているのである程度分かっているのですが、決勝レース中は動けなくなります。
レースの内容を楽しむためには1か所に留まって観戦するのが王道で、移動しながらだとレースという意味では楽しむことは難しいかもしれません。

とくにSUPER GTのような2クラスが混走するカテゴリーだと、余計にレース内容を把握するのが難しくなります。
ですので予選日にコースを見てまわって、決勝日は1か所に絞ってレース観戦に徹するとに決めていたのです。

というわけでこの時間はコースを見ることに徹しました。
ホームストレートから最終コーナー、シケイン、130R、立体交差、ヘアピン、スプーン、バックストレートという順に周りました。

「ヘアピン」で撮影しました。
サムネのMARELLIも同じ場所で撮影しました。

私にとっては初めての鈴鹿はすべてが観光名所のような感じでした。
楽しかったです。

昼食&イベント広場 散策

練習走行が終わり、しばらくイベントがない時間帯が発生するので、その間に昼食やイベント広場のブースを見てまわることにしました。

昼食ですが、いただいたのは鈴鹿サーキットグランドスタンド下にある「鈴たこ」のたこ焼き。12月ということもあって最高に寒かったのですが、熱々のたこ焼きは最高においしかったです。

「鈴たこ」たこやき

その後イベント広場、鈴鹿サーキットのお土産屋さんを見てまわりました。
出展ブースは富士と変わらないなぁ…という印象でした。サーキットのお店は、さすがはホンダのおひざ元ということもあってホンダ系の商品が多かったです。

FIA-F4 決勝 & SUPER GT 公式予選

イベント広場で楽しんだあとは、SUPER GTの公式予選を見るために場所取りをしていました。
選んだのは1コーナーです。コースガイドでいうと「B1席」になります。
1コーナーを選んだ理由ですが、鈴鹿サーキット内で最も度胸が試される、かつ繊細なマシンコントロールが必要なコーナーだと考えたからです。

中高速コーナーが連続する鈴鹿サーキットはすべてのセクターが難しいです。その中でも1コーナーはGT500のマシンで全開では進入できないけど、なるべく全速力で、かつ2コーナーをうまくクリアできる速度まで落とさなければなりません。

このように進入の度胸とマシンコントロールが必要な1コーナーは見ごたえがあるかなと思ったのです。

鈴鹿の1コーナー。圧巻でした。

予選終了 & 名古屋まで帰還

SUPER GTの予選日のプログラムがすべて終了し、朝来た道と全く同じ手順で名古屋まで帰りました。

名古屋に帰ってからは体の芯まで冷え切った体をホテルのお風呂で温め、明日に備えて早めに寝ました。

2024年12月08日(日)決勝日

決勝日の初動

朝は8時半の名古屋駅。
「快速みえ1号」に乗って鈴鹿サーキット稲生駅へ。
20分程度歩いて鈴鹿サーキットへたどり着きました。

今日は鈴鹿の余韻に浸っている間もなく1コーナーの「B1席」に直行しました。
というのも今日はSUPER GTの決勝日ということで、朝から観戦場所を確保しておかないと良い位置で見れなくなってしまいます。

有名な1コーナーの進入が見れるところです。
ちょうど正面に映っているのがB1席です。

10時前に鈴鹿に到着したのですが、正直遅すぎたかな…と思っていたのですが想像以上に空いていたので良かったです。

早めの昼食 & お土産購入

確保した席に必要最低限の荷物を置いてイベント広場に向かいました。
この時間でお土産とお昼を購入し観戦席に戻りました。

昼食は鈴鹿トンテキ本舗の「トンテキ丼」です。
四日市名物のトンテキにソースベースのソースがかかった丼もので、午後の決勝に向けてパワーをつけるために食べたのですがとてもおいしかったです。

熱々のトンテキ丼…美味しかったです。

ウォームアップ走行

お昼も食べ終え、観戦席に戻ってきました。
そのころにちょうどSUPER GTのウォームアップ走行が始まりました。

このプログラムで各チームはマシンの最後のセットアップを行います。その日のコンディションに合わせたマシンセッティングが行えているか。合っていなかった場合それを調整できるか…。
それらを見るための重要なプログラムというわけです。

SUPER GT 最終戦 決勝レース(52Laps)

ウォームアップ走行終了から1時間後。
いよいよ大本命のプログラムが始まります。
それがSUPER GT決勝レースです。

まずは国歌斉唱です。
サーキットにいる全員が起立と脱帽し、日本の国家である「君が代」を聞きます。この間サーキットは静寂に包まれます。
おそらくイベント中で最も静かな瞬間です。

国歌斉唱が終わり、毎度おなじみのピエールによる「Are You Ready?!」が始まります。国歌斉唱で静まり返った会場の雰囲気が、これによって一気に高まります。
開会宣言を挟み、ついにマシンに火が入ります。
現地観戦したことのある方はどこらへんでこの気持ちになりますかね?
私はこの瞬間です。

最終戦ということもあってすごいお客さんです。

もはやおなじみになった警察車両を先導にした「警察×SUPER GT」によるパレードラップが1周。
Nissan Zのペースカーを先導にしたフォーメーションラップが2周。(今回は路面温度を考慮した結果2周になりました)

そしてペースカーがピットに入り、ついに決勝がスタートになります。
この瞬間は本当に鳥肌が立ちます。
GT500のエンジン音の塊が近づいてきます。
おそらくイベント中で最も大きな音が聞けるのがこの瞬間です。

レース内容は書きませんが、スタートのシーンだけ載せておきます。

この興奮は言葉では語るのは無理です。ぜひ現地で感じてみてほしいです。

なぜ観戦場所に予選と同じ1コーナーを選んだのかというと、熱いバトルが発生しやすく、迫力のある観戦が楽しめるからです。
というのも各サーキットにはバトルが発生しやすいコーナーというのがあります。鈴鹿も例外ではありません。
シケインのブレーキングで詰めてからストレートでスリップに入り、1コーナーでサイド バイ サイドという流れを期待していました。

その期待は完全に当たりました。
まじで熱かったです。

GRAND FINALE

決勝レースが終わり、応援していたチーム、ライバル関係なく、すべてのマシン、ドライバー、チームに拍手を送ります。

その後GRAND FINALEに参加するためにホームストレートに入場します。
ここでは2024年を戦ったドライバーにお互いに感謝の気持ちを伝えます。

そして今シーズンは我らが日産のエース「ロニー・クインタレッリ」が引退するということで、引退セレモニーを見て感動しつつ「今までたくさんの熱い走りとたくさんの感動をありがとう」という気持ちを届けに行きました。
本当に、最後の最後にロニーの走りをこの目で見ることが出来て幸せでした。

ありがとうロニー。ありがとう。

決勝終了 & 名古屋まで帰還

予選、決勝を含めてSUPER GTのプログラムとシーズンがすべて終了し、朝来た道と全く同じ手順で名古屋まで帰りました。

名古屋に帰ってからは体の芯の芯の芯まで冷え切った体をホテルのお風呂で温め、明日の「【日記】負けヒロインが多すぎる!の舞台「豊橋市」に聖地巡礼に行ってきた」に備えて早めに寝ました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これが初めてのSUPER GT鈴鹿サーキット観戦でした。

やはり現地観戦は良いですね。
12月ということもあってめちゃくちゃ寒かったですが、現地でした味わえない興奮と感動があります。

私のこの記事では現地観戦の良さを絶対に伝えきれていません。
ぜひ、みなさんにもサーキットに足を運んで、これらのことを体験してほしいです。

さらば鈴鹿。また来る日まで。


こんな感じでこれからも適当に記事を書いていこうと思います。
では、また!

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