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パリ国際サロングランプリアーティストと挑む『たき火×アート思考』の創造力革命 VERIART冬プログラム

イノベーター育成事業
VERIART冬プログラム
テーマは「たき火✖️アート思考」


2024年12月29日
自然とアート思考を融合させた特別な体験型プログラム「たき火✖️アート思考」を実施しました。

本プログラムは、プロアーティスト・益村司が伴走し、親子がたき火を使った創造的なアート作品づくりに挑むことで、五感をフル活用した未知の体験をするものです。

◼️プログラム伴走アーティスト
益村司 MasumuraTsukasa
VERIART,Inc.CTO アーティスト

益村司

山口県柳井市出身。受賞歴多数のアーティスト・教育者。2019年パリ国際サロン大賞受賞。自身の活動に加え、門下生も多くの実績を誇る。

第32回パリ国際サロン2019
グランプリ
益村 司 「舞楽蘭陵王」
アクリル 91×72.7

◼️親子参加

・子ども:5歳と6歳の子ども4名
・保護者:4名
・オブザーバー参加やスタッフ4名
※保護者およびオブザーバーの中には、美術専攻と教育専攻の大学生がそれぞれ1名ずつ含まれており、プログラム全体を支えるとともに、専門的な視点からのサポートや自身の学びの機会としても積極的に参加しました。

(「親子」「大学生」「一流アーティスト」)✖️「田舎」✖️「アート思考」

◼️効果検証

今回のプログラム実施後のアンケートでは、参加した親子を対象に抽出し、プログラムの効果を検証しました。

◼️アート思考の育成効果

以下の項目すべてで、非日常体験で、親子の間で向上が見られました:
1. 観察力:100%向上
五感をフル活用した観察が100%向上。子どもたちは燃える炎や燃焼の仕組みに驚き、親子で感想を共有。

2. 思考力:100%向上
課題に取り組む中で、自分なりの工夫を凝らし、考える力が育まれた。

3. 表現力:89%向上
たき火で得た気づきをアート作品として表現する力が向上。

◼️イノベーターに必要な行動力の向上

親子ともに、イノベーターに必要な5つの行動力を普段よりも向上したと全員が回答しました。
1.好奇心と質問力
2.乗り越える力
3.自分と違う意見の傾聴力
4.行動と実験力
5.コミュニケーション力

フロー状態という言葉があります。
「没頭力」は、89%が「時間を忘れる体験をした」と回答

さらに、アーティストによる講評が役に立ったと参加者全員が回答しました。

◼️火の怖さを学ぶ

また、この子どもの年齢で火の特性や怖さについて学ぶことは非常に重要です。たき火を通じて、炎が持つ力や危険性を実体験しながら理解することで、子どもたちは自然との付き合い方を学び、安全への意識も高めることができました。

◼️インターン

美術専攻と教育専攻の大学生たちは、子どもたちと共に自然を通じて創作に取り組むことで、自身の専門分野における新たな視点を得ることができたと語っています。このように、大学生の存在がプログラムの多様性を高め、子どもたちや保護者にとっても良い刺激となりました。

◼️幼少期の可能性を引き出すために


幼少期の子どもたちのポテンシャルは無限大です。その可能性を解放するためには、未知の体験を楽しみながら取り組むことが非常に重要です。未知の体験を繰り返し楽しむことで、自然と没頭する時間が生まれ、「子どもの好き」の発見につながります。

今回のプログラムでは、たき火をテーマにしたアート思考体験を通じて、子どもたちが未知の世界に触れ、自然と向き合いながら創造的な取り組みを行うことで、その可能性を大きく広げるきっかけを作ることができました。この成果を支えたのは、プロのアーティストの伴走と、五感を刺激する環境の力、そして大学生たちの存在が子どもたちへの良い刺激となったことです。

■ まとめ

VERIART冬プログラムは、自然とアート思考を通じて創造力を育む特別な体験を提供しました。アンケート結果は参加した親子のみを対象として抽出し、その中からもプログラムの効果が明らかになりました。

自然という特別な環境の中で、プロのアーティストが伴走することで、観察力・思考力・表現力が引き出され、イノベーターに必要な行動力が確実に向上しました。また、保護者やオブザーバーとして参加した美術専攻と教育専攻の大学生たちは、プログラムの多様性を高めるだけでなく、子どもたちへの新しい学びや刺激を提供する重要な役割を果たしました。さらに、子どもたちは火を扱う中でその特性や怖さを学び、安全意識を高める貴重な体験を得ることができました。

次回もさらに充実した内容でお届けする予定です。ぜひご期待ください!

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