テクニックとセンスと手ぐせ
作曲を趣味にしてから「あ、このメロディいいな!」とか「こういう編曲の曲かっこいいんじゃないか!」ってパァっと頭に音楽が花開く時がある。早速ギターで弾いてみるとなんともくどいハードロック調の音楽になってしまう。不思議とキーボードで作ってみるとそうでもない
私はギターを買ってもらって最初の1、2年間KISSを引き倒していた時期があった。その影響は底知れなく、今でもセッションで何を弾いてもエースフレイリーの真似事であると言われるほどだ。
最初は「まぁハードロックが自分の性に合ってるんだろう」と思ったが、それは違った。ピアノを習って見て、ジャズとはなんと自分のセンスに合っているのかと驚愕したのだ。
ピアノで作曲する時とギターで作曲する時、全く音楽のセンスが違うのである。私のいとことよく作曲について議論することが多いのだが、やはりいとこも同じように言う。
結局、音楽センスというのは発想の時点での差こそあれ大部分は慣れ親しんだ楽器に大いに左右されるものなのだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?