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『世界中のみんなが、笑顔で!自分を大好きで、自分を信じて、自分をめいっぱい愛して生きてほしい!!』 for your smile ​代表 エグゼクティブマインドコンサルタント 植木 祐子さん

自分を大好きになって、自分を愛して自分らしく生きる人を世界中にいっぱいにするために、愛することの大切さを伝える活動をされている植木祐子さんにお話しを伺いました。

植木祐子さんプロフィール
出身地:北海道札幌市
活動地域:日本
経歴:札幌市内の私立幼稚園にて教諭、主幹教諭、特別支援教諭、臨床発達心理士として合計23年間勤務。
2018年2月より、子育てコーチング講座、子育て講演会また、臨床発達心理士として、子育てに悩むママや困り感を持つ子ども達への発達相談、個人セッションを始める。
現在の職業及び活動:エグゼクティブ・マインドコンサルタント/臨床発達心理士&保育コンサルタントとして保育園に赴き活動。またこれから企業経営者向けのマインドコンサルティングも提供予定。「ハートフルマスター講座」など講座も開催。子育てコーチ、絵本セラピスト協会認定絵本セラピスト®など資格あり。夢を叶えたい人の心に寄り添い伴走し夢の実現を後押しする、夢実現セッションを提供。夢をワクワク叶えていけるマインドセットをして夢を叶えていく方が続々。著書【褒める、認める、信じ切る、愛すること〜大切な人への愛の伝え方】
座右の銘:大切なのはどれだけたくさんの事をしたかではなく、どれだけ心を込めたかです。(マザーテレサ)

「褒める、認める、信じ切る、愛すること」で素晴らしい世界に。


記者:全国でご活躍でいらっしゃる植木さん。どのような夢やvisionをお持ちですか?

植木祐子さん(以下敬称略):世界中の人たちが、笑顔で、自分を大好きで、自分を信じて、自分をめいっぱい愛して生きられるお手伝いをしたいと思って色々な活動をしています。2019年8月に「褒める、認める、信じ切る、愛すること〜大切な人への愛の伝え方」というタイトルの本を出版させていただきました。今まで生きてきた中で、そして23年間幼稚園教諭として子ども達やお母さん方、色々な方々とも関わる中で「褒める、認める、信じ切る、愛すること」本当に大切なことだと思ってきました。
だから世界中の人が自分らしく生きるためには、まずは「自分」のことを褒める、認める、信じ切る、愛する、そして「目の前の人」を褒める、認める、信じ切る、愛することができたら素晴らしい世界ができると思っています。それを伝えるために「愛を伝えるワールドハグツアー」をしながら、みんなで世界を回りたいですね。
記者:世界中の人が褒める・認める・信じ切る・愛することを行動していったら、必然的に世の中は幸せになりそうですね。

47都道府県で講演会を開催したい

記者:その夢を具現化するためにどんな目標や計画をたてていらっしゃいますか?

植木:全国のみなさんに知っていただくために、全国3296館(2018年度調べ)の公共図書館すべてに、この本を置いていただこうプロジェクトを勝手にやっています(笑)。おかげさまで日本全国のお友達が図書館に申請してくれたり、寄贈してくれたりしていて、今現在(2020年4月現在)、札幌は札幌中央図書館、曙図書館、旭川、北広島、北海道内では下川町、剣淵町、岩見沢市、函館中央図書館、福岡は筑後市立図書館、愛知県安城市図書館、国立国会図書館などの13館の図書館が置いてくれてます。
他に現在申請中のところが、小樽、熊谷、横浜中央、太田市、杉並、芦別、釧路、千歳、京都、浜松、嘉穂郡、久留米など全部含めたら30館くらいです。日本全国の図書館で手に取っていただくことで愛を広めたいので、今後もFacebook、ブログ、メルマガなどで発信していこうと思っており、自分が死ぬまでに叶えたい夢として継続していきます。
また、私は幼稚園教諭をしながら臨床発達心理士として、発達障害のお子さんの支援も行う中で教育関係の講演会などもしてきました。講演の対象が男性の経営者、パパやママ、大学生、小中高校生、幼稚園生と変わっても、一貫して人に対する愛を伝えたいと思っているのもあり、これから47都道府県で講演会を開催したいと思ってます。東京、大阪、札幌ではすでに開催しているのですが、岡山、四日市、名古屋、大分、長崎、滋賀などに住んでいるお友達に呼ばれているので、それを実現させていきたいです。
そして今年は、ワールドハグツアーの第一歩としてハワイで講演会をしたいと思い、主催する予祝の会で「ハワイで講演会をします!」と宣言していました。残念ながらコロナウイルスの影響で今年は実現できなくなってしまいましたが、収束したら実現したいと思っています。
記者:本当に夢に向かって具体的に一つ一つ丁寧に行動されていらっしゃるんですね。

「世界に愛を伝える講演家」として生きていく決断

記者:その目標や計画に対して現在どのような活動指針を持って、活動をしていますか?

植木:2017年12月に23年間勤務した幼稚園を退職してから、「本当に自分のしたいことって何だろう?」と考えていました。私は「話す」ということがないと生きていけないっていうくらい話すことが大好きなんです。だからコンテンツホルダーとして言葉で愛を伝えていくことをやっていきたいと思いました。だけど幼稚園教諭として企画や運営を23年間していたり、退職してからはひすいこたろうさんのセミナーの主催や、坂田公太郎さんと佐々妙美さんというメンターの方々を札幌に呼んでのセミナーなどの集客もしており、それも大好きで得意なことだったんです。そのようにプロモーターとコンテンツホルダーの2つとも私の強みだなと思っていたのでこの2年間は両方やっていました。だけど限られた時間で何をやるか精査しようと思った時に、すごく葛藤しましたがコンテンツホルダーとしてみなさんの前で「世界に愛を伝える講演家」として生きていこう、と決めました。

記者:両方大好きだったのなら、選ぶのも苦渋の決断だったのではないですか?

植木:そうなんです。求められることと自分のやりたいことの間ですごく葛藤しました。実際、主催や集客をしてみなさんのお手伝いをすることで経済的に入ってくる部分もありましたので、自分の経済の一つを手放すことはすごく怖かったです。だけど勇気をだして手放すことで、本当にやりたいことが絞られました。するとおかげさまで北海道の市町村などから講演会のご依頼をいただくようになりました。地元の札幌、北海道や日本というところを大事にしながら、世界へ愛を伝えていきたいと思い、行動をしています。
それから、毎月1回、来てくださるみなさんと応援しあう予祝の会というのを開催しています。前回20回目の開催になりましたが、毎回メンバーは違い、やはり集まるべき人が集まるんだ!ということが起こります。
夢を実現するための伴走者として、私と話すことで元気になれる!わくわくする!夢が見つけられる!とおっしゃっていただけるのが本当に嬉しいです!
記者:コツコツと実践されたことが実を結ばれているのですね!

大切な人への愛の伝え方、褒め方をお伝えしていこう!!

記者:植木さんが夢やビジョンをもったきっかけはなんですか?

植木:母との関係性が、私が活動するきっかけになりました。
私は右手がマヒして力が入らない状態で生まれてきて、父母が毎日手をマッサージしてくれ、整形外科に通ってくれた結果、握力もつき、動くようになったんですね。こういうことからも両親が私の事を愛してくれていたのはすごく感じていたのですが、そうやって多くの愛を受けてきているのに、子どもの頃からずっと「お母さんに褒められたい!」と思い、「なんでこんなに悲しいんだろう。」と思っていたところがあります。なぜかというと私は長女で下に弟と妹がいるのですが、すごく頑張って生きてきました。「ゆうちゃん、頑張ってるね。」や「ゆうちゃん、よくやっているね。」という言葉が欲しかったんだなあというのを、大人になってからもずっと感じて生きてきました。

息子が3歳の時に離婚をして、そこからシングルマザーとして、幼稚園の教育者として生きてきました。その中で、こんなにお母さんとしても頑張ってるし、仕事もその他のことも頑張っているのにどうしても褒めてもらえないことが自分の中で引っかかっていました。自分でどうしていいのかもわからず苦しくなってしまい、「なんで褒めてくれないの?」「なんで認めてくれないの?」と泣きながら母に訴えました。

実は母も4人姉妹の長女で育ってきて、中学2年生の時に祖母が乳がんで亡くなってからは下の3人の妹たちをお母さん代わりとして育てていました。その母が「褒め方がわからなかった。ごめんね、でもいっぱい愛してるんだよ。」と言った時に「ああ、そうか。褒められてこなかった人は、褒め方が分からないんだ!」という事に気づきました。また、私は愛をたくさん受けて育ったのに「なんでこんなに私は言葉が欲しかったんだろう?」とずっと思っていたのですが「私は言葉で褒めて欲しい人だったんだ。」というところに落ち着きました。だから私が母をめいっぱい褒めてあげようと思ったのですが、なかなか身近な人を褒めるって難しいですよね。だからみんなで一緒にやれたらいいな、という想いもあり、「大切な人への愛の伝え方、褒め方をお伝えしていこう!!」というところが私のスタートだったんです。
そこから札幌で毎月ほめシャワーランチ会やほめシャワー飲み会などを開催していたんです。ある時、そこでとても可愛くて素敵な26歳くらいの女の子が、「自分が嫌いだし、褒められたくない。」と言いながらも、毎回勇気をだして来てくれました。褒め言葉の受け取り方には初級、中級、上級がありまして、「ありがとう!」「そうでしょ!!」「よく言われます!!」など段階的に答えてもらうんですね。その女の子が3回目の参加の時に、「ゆうちゃん、私、最上級の言葉を見つけたよ!褒められたら『生まれつき!』って言うの。」と言ったんですね。彼女が本当に自分の事を認めることができたから出てきた言葉ですよね。
このように母と私との関係性の原点から、色々な皆さんとの出会いの中で、「褒める、認める、信じ切る、愛すること」がますます大事だと思うようになりました。

記者:素敵なお話ですね。褒められることに慣れてない日本人もおおいですよね。

植木:そうですね。人って大人になると色んな鎧を着ているので、褒められるのが恥ずかしい人や嫌な人もいると思います。ただ根本的には愛され、褒められる為に生まれてきた、と思うんですよ。だからその方の鎧をゆっくり剥がしてさし上げることが大事だと思います。経営者の皆さんの前でもこのワークをするんですが、「これで仕事を頑張れます!!」というくらい、みなさんの体温やエネルギーもあがるし、それは子ども達に限らず男性経営者も女性も場が温かくなり、私も幸せになりますね。

記者:大人が変わったら子どもも変わりますものね。

植木:そうなんです!子どもたちの目の前にいる大人の方々を笑顔で元気にしたら、絶対に未来は子ども達も笑顔になるからいっぱい愛そう!と思ったことも始まりの1つです。
記者:植木さんのまっすぐな愛に感動します。

子どもの笑顔を見るのが好きだったし、みんなと楽しいことをするのが好きだった。

記者:その夢を持ったきっかけの背景には何がありましたか?

植木:私のおばあちゃんが幼稚園の園長先生だったんです。家の隣の園庭が私の遊び場所だったんです。小学生になっても毎日、園庭で遊んでました。だから幼稚園がとても身近にあったんです。通っていた幼稚園もキリスト教でしたし、おじいちゃんも牧師さんだったり、父も母も私もクリスチャンなので、小さい時から愛ということが身近にあったんですね。そういう中で育ったからか、子どもなのに子どもと遊んだりお世話をするのが大好きだったんです。神様から与えられた賜物と思っていましたが、笑顔とかみんなの良いところにしか目が向かない事とか、人が大好きなところとか、そういうのが自分の原点なんだなと思います。

父は中学校の先生で、子どもが大好きだったので、たくさん遊んでもらったし、愛されていたんですね。父は学生時代、サッカーで国体に出たりしていて、サッカー部の監督をしていました。社交的でサッカーでブラジルやニュージーランドに行ったり、世界にお友達がいるんです。また父方の祖父の兄弟はハワイにいたり、ブラジルにいたり、結構国際色豊かなんですよ。はとこはアメリカとブラジルにいます。母方の親戚は横浜にいるのですが、祖父は牧師さんだったのもあり、みなさん愛のあふれる方々なんですね。
そんな中で育ったので、私は子どもの笑顔を見るのが好きだったし、みんなと楽しいことをするのが好きだった。母性の強いお世話が好きな子だったので高校の時は野球部のマネージャーだったんです。みんなが幸せな気持ちで笑っているのを見ているのが好きでした。
大人になってからはドラマのような人生でしたが、なにかあった時に助けてくれる人が絶対現れてきたんです。それで私は依存ではなく「あ、大丈夫だ。助けてくれる人が現れるんだ。」と思うようになりました。父も61歳で亡くなって、空から見守ってくれてます。だから私は空を見上げるのが大好きなんです。周りに応援されていることを感じ、本当に感謝です。

記者:植木さんの日ごろの「愛を伝えていこう」というのが伝わっているから、周りからの応援もあるのでしょうね。最後に一言お願いします。

植木:そうですね。みんな生きてるだけで、この命を与えていただいているだけで幸せなことだと思うのですが、でも更に幸せになっていただきたいなあと思ってます。人は1人では生きていけません。人との関りができるだけで幸せだと思いますし、また「この世に存在が生まれてきた意味」が人の役に立つことだと私は思います。それによって満たされるんだと思います。

記者:植木さんの優しく、強くてしなやかな意志を感じました。「愛を伝える講演家」として、世界でご活躍される姿が目に浮かびました!本日はお忙しいところ本当にありがとうございました!

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植木祐子さんの活動、連絡についてはこちらから↓↓


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【編集後記】
インタビューさせていただいた古川、菊地です。オンラインでのインタビューでしたが、画面越しからも植木さんの愛を伝えたい想いと情熱がとても伝わってくる時間でした!これから更にたくさんの方々を笑顔と元気にされることを確信しました。本当にありがとうございました。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。


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