【5分でマーケティング理解】起業に最も必要な考え方【クロスコスト編】
こんにちは、いずみです☺
起業を考えている、もしくはすでに起業している人の悩みで
👨「運営コストを下げたいなー、、でもマーケティングの知識なんてないし、、」
👩「差別化ってどうすればいいか分からない」
👨「新しいものを生み出さないといけないのかな?」
といったものめちゃめちゃ多いと思います。
今回の記事を読んでもらえば「コストの削減」「マーケティング」「差別化の仕方」を確実に理解してもらえます。
四つある思考法を一つずつ説明するので是非読んでみてください。
1.起業のリスクを最も減らす考え方はクロスシンキング
クロスシンキングって聞いたことありますか?
実は僕も元々知らなくて、株式会社LIM代表の竹花さん考案の思考法です。
まずクロスシンキングは4Cで成り立っています。
Cross Cost (クロスコスト)
Cross community (クロスコミュニティ)
Cross creativity (クロスクリエイティヴィティ)
cross channel (クロスチャネル)
これらは「クロスして重ねるほどリスクが減っていく」というものです。
今回は「Cross Cost(クロスコスト)」について理解していきましょう。
「コスト削減」「大手にコストで負けない」方法が分かります。
2.2店舗目を出すとしたらどこ?【コンビニ戦略】
ケースワーク----
皆さんは美容院のオーナーです。
渋谷で一店舗目がだいぶ人気になってきました。
そろそろ二店舗目を出そうかという段階です。
では「渋谷・大阪・名古屋」のどこに二店舗目を出しますか?
シンキングタイム2秒----
クロスコストの考え方でいうと答えは「渋谷」です。
よくあるのは「渋谷で人気出たから関西進出だ!」というパターンですよね。
これではまた一から知名度を上げ広告も別で出してと無駄にコストがかかります。
密集の経済性をみなさんご存じでしょうか?
簡単に言えば「同じコンビニが20m先にもある現象」です。
あれは、ファミマがあれば近くにセブンを2つ出してファミマを潰すというシンプルなものです。
以前
セブン国取り中 ファミマは売り上げが立たず撤退
国取り完了 地域を制す
一つの地域で人気が出てまだそこに競合がいるのなら、まだその地域がとりきれていないということです。
ですので、まずはほかのお店からも顧客を掻っ攫って国取り合戦を制するのが、最もコストがかからず拡大していく効率的な方法です。
3.クロスコストでどんなコストが削減されるの?
今言った店舗を近くに置くことで削減されるコストは大きく3つです。
「広告」「採用」「手間」
この3つです。
まず広告について、渋谷で広告費50万円・大阪で50万円払っていたら月に100万円掛かってしまいます。
しかし渋谷に二店舗あれば渋谷に出す50万円の広告費で済んでこの時点で半分コストが削減されます。
もしくは渋谷で広告費90万円払ってHot Pepperなどに載せてる大手美容院がいるとします。(Hot Pepperなどは掲載費を払えば上位表示される)
そういった場合も渋谷に二店舗ある場合には二店舗分の広告費を一店舗分として100万円で出せば広告1位表示になり顧客が増やせます。
顧客が一店舗に集まってしまうという心配はいりません。近くにあれば簡単にもう一店舗の方に流せますから。
次に採用について、これも広告と同様で渋谷と大阪で採用活動をしなくても渋谷で一気に採用活動を済ませられます。
採用活動費はかなり企業の負担になるので大きなメリットです。
手間に関しては主に流通コストなどです。美容院はそれほどでもないかもしれませんが飲食店の場合は輸送費が大きく削減されます。
4.実際の成功例ってあるの?
実際に行われているクロスコストは
「コンビニのドミナント戦略」
「地域3号店とかがある美容院」
「定休日キッチン貸しを行うレストラン」などがあります。
コンビニと美容院に関しては先ほど説明したとおりです。
キッチン貸しを行うレストランは、定休日店を誰も使ってない状態って赤字を垂れ流しているのと同じなんですね。
そこをキッチンを使いたい層に提供することで少しでもコストを削減できます。
このように距離や使用方法をクロスしていくことでリスクが減り起業の失敗が減らせます。
クロスコストに関しては以上です。
残りの「クロスコミュニティ」「クロスクリエイティビティ」「クロスチャネル」についても理解すれば、正直そこら辺の自称マーケーターを越えられます。
1記事5分くらいで読めるので是非制覇してください。
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参考:MUPカレッジ