5歩目 植物相から草原の歴史を辿る〜早春の細野高原で〜 予告編
さまざまな学問の偏愛レンズを通して伊豆を覗き込み、のんびり伊豆を歩く、そんな雰囲気の伊豆あるく部。6年ぶりに再始動します!
伊豆あるく部は「多様な学問の視点で伊豆をあるく」をテーマに、地域に紡がれてきたヒトモノコトを求めて歩きます。伊豆の歴史を紡いでいる人っちと出会い、ゆるりと学べる不定期おさんぽ会𓆏
有識者との少人数フィールドワークで、あなたの知らない伊豆を見に行ってみましょう。
今回の舞台は伊豆半島ジオパークのジオサイトでもある稲取細野高原(東伊豆町)。
乾性草原から湿原への美しいエコトーンが広がります。
江戸時代から続く草原管理の歴史と、早春の花々との関係を辿るおさんぽ会。
その変遷を記録し保全のために続けられているモニ1000里地調査に、一緒に参加してみませんか。
開催日 2024/03/30(土)
場所 伊豆稲取細野高原
テーマ 「5歩目 植物相から草原の歴史を辿る~早春の細野高原で~」
講師 内山義政(保全生態学)
稲取細野高原専門員(稲取地区特別財産運営委員会)
東京都立大学 都市環境科学研究科 博士後期課程
伊豆あるく部副部長参加費 500円
定員 10名
集合時刻・場所 9時に細野高原第1駐車場
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【伊豆あるく部~春の細野高原編~】
春めく弥生。
「未来に残したい草原の里100選」にも選定された稲取細野高原をご存知ですか?
天城山系を背にどこまでも続く草原、視線の先には相模湾。
風光明媚な景観を楽しみつつ、春の植物と生き物たちの魅力を感じます。
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細野高原では毎年山焼きが行われており、長年にわたって人の手で草原が維持されてきました。
こうした草原は、茅を利用することが少なくなったり、管理の担い手が高齢化したことで、全国的に減少の一途を辿っています。
そうした中で、稲取細野高原では、環境省のモニタリングサイト1000里地調査に参加して、地元の調査員の手で自然環境の調査・記録を続けて、草原の保全につなげようとしています。
今回の主役は可憐な春の草本植物と、草原の歴史。
アテンドは稲取細野高原専門員で自然を守るお仕事をしている内山さん。内山さんの稲取で一番好きなご当地グルメは肉チャーハンです。
歩くレベル:初級~(参加者に合わせます)
植物のお話:初級~(参加者に合わせます)
1日の流れ
9:00 細野高原第1 駐車場集合
(GoogleMapは「稲取細野高原 第1駐車場トイレ」で検索)
簡単に参加者自己紹介&細野高原について軽くお話。
9:15 フィールドワーク開始。
12:00頃 昼食
14:00 現地解散(目安)
持ち物
参加費 500円
飲み物、昼食
細野高原付近では買えないので、事前に調達してください。
自販機はあります。歩きやすく汚れてもいい服装、靴、上着
雨具
レジャーシート
カメラ、メモ帳、植物図鑑(ポケット図鑑)などお好みでご準備ください
細野高原は風が強く、寒く感じたり、また春の日差しで暑く感じることもあります。体温調節のしやすい服装で来てくださいね。
少雨決行です。
参加申し込み
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