留学することが目標だった高校時代
私の人生の振り返り 兼 自己紹介
前回は、幼少期から中学生までの海外への憧れを抱いた出来事を書いた。
今日は、留学への想いを断ち切れないまま地元の高校に進学をして、
アメリカに行きたかったはずが、カナダ留学に方向転換した頃を書いてみよう。
高校から英語圏に留学はできなくなって、考えて選んだ道は、地元の公立高校。その高校は進学校の普通科なのだけど、当時、文系と理系に進むだけではなく、私立大学への進学に特化した、理数系の授業が英語の選択授業に代わるコースがあった。そのコースはアメリカに短期交換留学制度もあると言われていたので、田舎から行けるチャンスがあるかもしれない!と思い、その高校に進学した。
高校1年目は普通の高校生活を送っていた。正直、私は勉強が好きではない。実際、留学はしたいと頭の片隅で思いつつ、その為に英語の勉強を頑張って成績上位キープ!ということは出来ていなかった。英語の成績も留学したいという割には中くらいだったと思う。努力が苦手だった。
ただただ洋楽が好き(この頃はStacie Orricoをよく聴いてた)、海外ドラマ(アリーマイラブとかオルセン姉妹のドラマとか。わかる人いるかな?笑)をひたすら見てた。中学生の頃とさほど変わらない。好きなことに触れる、それが英語に触れることに繋がった。
高校2年目。私は文系のクラスにいた。留学ができるかもしれないコースには行かなかった。1年生の進路選択時、日本の大学も一応選択の範囲に入れておいた方がいいかもしれない、と保険をかけた。目標が揺らいでいた。
それから、いつだったかは忘れてしまったが、急に進路先が決定する出来事が起きる。それも、私が思っていた方向ではないところに。
いきなりだけど、私の親はキリスト教のクリスチャン。だから私も小さい頃からプロテスタントの教会に通っていた。日曜日はいつも家族で礼拝に参加していた。そして、親に言われるわけでもなく、私は自分でクリスチャンになることを決めた。それは小学生の時。
で、これがどこに繋がるのかというと、私の留学先がカナダの聖書大学になることに繋がる。
通っている教会のお姉さんがカナダに語学留学をして、それからカナダの聖書大学に通っていた。その学校が宣教旅行で日本に来ることになり、学校で唯一の留学生だった彼女の教会にも来てくれたのだ。そこで、教会の牧師先生がカナダの神学校を卒業していたこともあり、学校説明会、留学相談会なるものが教会で開かれることになった。
その時の私は、カナダには全く興味がなかった。留学先候補はアメリカのみ!と思っていた。がしかし、留学体験話を聞こうと思い、母と一緒に学校説明/留学相談会に参加した。今は、この時に参加していて本当に良かったと思う。
そこでは、カナダの国の紹介、学校の紹介などがされていたのだが、聖書大学に行くことなどは全く考えていなかったので、体験談のみ聞くことに集中していた。カナダはオーロラが見えるということで、それはいつか見てみたいな〜。くらいしか思ってなかった。しかし、私よりも母の方がその学校に興味を持ってしまった。というのも、当時、その学校の学費が断然安かった。地方の学生が地元を離れて関東や関西の大学に行くと、学費と生活費で結構かかる。バイトで稼ぎながら大学に行くのは明らかだった。(まあ、家は出たかった。)それと比べて、学費と寮費と食事代など合わせてもカナダのその聖書大学は安かったのだ。そして、もう一つ、日本は世界で1番の安全国家だから他の国は全て危ないくらいなんだけど、カナダはアメリカに比べかなり治安が安全ということも理由だった。今は違うかもしれないけど、当時はアメリカの犯罪率が一番低い州とカナダの犯罪率が一番多い州を比較しても、アメリカの方がはるかに犯罪率が高かった。だから、危険だし、知り合いもいないアメリカの学校に行くよりは、カナダの方が良いだろうと考えていたようだ。
高校留学は反対した親だったが、高校卒業後の進路は留学でも応援してくれているようだった。
私の希望とはちょっと違ったけど。
それから、この学校に行くのであれば海外留学を認めると親の承認が得られたこと、また、いつもお世話になっている牧師先生のアドバイス、
「アメリカに行くとしても、英語をまず話せるようになってからでも遅くない。その英語を身につけるのに、1年カナダに行くのは良いことだと思う。安全だし。」と説得され、カナダへの聖書大学へと方向転換をして留学への準備をしていくことになった。
今回はここまで。長い文章、飽きずに読んでくれてありがとうございます。
次は留学準備にしたことを書いていこうと思います。
留学やワーホリ、とにかく世界にでて、あたらしい世界に出会いたい人へのちょっとした参考になれば幸いです。
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