エーステ 秋単独 初日(ネタバレあり)

本当に沢山の方のご協力を頂き無事に推しの水江くんが万里を演じてくれる素敵な公演に参加できるのでありがとうございます。感謝しかない。

とはいえエーステは秋冬から通ってるけど、初日見たのって初で、何なら観劇人生初なので、ネタバレしかない備忘録を書こうと思います。

※全編通してネタバレしかない

※基本推しは推しなので推しにめちゃくちゃ甘いです。甘くできない推しは推せないので

なお毎度の事ながら、品川からどうやって今バス待ちの池袋まで帰ってきたか記憶が定かではない上にホットコーヒーとタピオカミルクティーっていう意味のわからない注文したレベルなので語彙力はお察しください。

1/18 ソワレ観劇

ステラボールの座席ガチャに無事大勝利しての観劇。あのね、冒頭からびっくりした。今まで当たり前のようにアットホームな雰囲気から始まった単独公演が秋組はポートレイトからスタートしました。ポートレイトのセリフを一人一人言っていくって演出

個人的に秋組ってポートレイトがあったから、ポートレイトがあってこその秋組だと思ってて、緩急がありながらもベースはポートレイトで曝け出した信頼みたいなものっていうのが秋組で、秋冬公演の演出冒頭に持ってきたのはずるいなーと思いました。ここが秋組の為の秋単独公演だって見せつけてくれた感は、秋組好きとしては堪らない演出でした。

ライトがついた瞬間に万里がすぐ目の前にいた私の気持ちは察してください(ちょうど立ち位置の真前)

エーステOPことブランニューワールドも秋組仕様でびっくりした。かっこよくなってた……。あのオープニングなら殴れるわ……。ぶちかましてた

冒頭は二回公演。女役で悩む太一とそれに対して女っぽくみえねぇ!っていうのを繰り返して劇中曲なんだけどこの劇中曲が夏組っぽいテイストで割と意外ででも赤澤くん太一に合っててかわいかったー。

劇中曲といえば、万里と十座が秋冬ではハードめな曲歌ったのに対して今回はバラードなのも良かったなぁ。二人とも歌うまいので安心して聞いてられるし。

左京さんの劇中曲は秋冬のソロ曲と同じテイストでそこは重ねたんだろうなーと思うと、結構秋冬のというか秋組一回公演の演出を反芻させつつみたいなのが多かったです。

なんとかしろよって言う万里と十座が喧嘩というかお互いにお互いの言葉が図星過ぎてっていうシーンが私はすごく好きでした。器用に立ち回れただけで本質は十座と変わらない万里も同じくらい孤独だし人との向き合い方が理解できてなかったっていう。そういうとこずるいぞエーステ解釈

あとGOD座の時も思ったけど秋組で真っ先に誰だこいつって顔を他人にするのは万里なんだなぁ。身内に甘い上に威嚇が早い

二回公演も三回公演も、どう接したらいいか分からない部分で天馬と万里のリーダー同士で話す部分があるんだけどそこがめちゃくちゃ好きで、天馬には素直というか、等身大の高校生の演劇始めたばかりの摂津万里なんですよ。普段の立ち振る舞いから少し子供っぽく見えて、どちらかというとドライで理路整然とした万里がちょっと拗ねたみたいな話し方してて、めちゃくちゃ可愛いし、推しの水江くんの演技がほんと好きな瞬間でした。いやほんとここねびっくりした。演劇の先輩で価値観合うけど年齢は年下で同じリーダーだけど組の雰囲気も違うっていう天馬に対して万里が見せる一面の解を見せて貰った気がして。

臣くんと太一が海に行くシーンは、カメラのシャッターきると後ろに撮影された写真が出るのがかわいくてですね。

そこから秋組二回公演。異邦人。

ゼロ太一が可愛くて、せいや君臣君のねヴォルフの衣装やばいね?!似合いすぎててびっくりした。ヴォルフのマフラー?受け取ってヴォルフの名前を呟く(のか今日ほんとマイクトラブル多かったので音声が切れてたのかわからないけど)ゼロの顔があの、やばい。恋した人の顔ってなって相変わらずとんでもない才能だな赤澤君と思いました。ゼロを溺愛するドムくんは個人的にはめちゃくちゃ解釈一致で……。マッドサイエンティストだけど善悪じゃなくて自分の人生賭けて自分の願望叶えたってタイプだと思ってるので、ドムくんにとってはゼロは希望であり人生を賭したそのものなんだなぁと抱きしめたりしてるとこで思いました。あのほんと水江くん演技の幅が広がっててすごいよかった。些細な行動とか表情がすごい。元々解釈が二次に優しいとヒプステでも言われてたけど、ここまで解釈するかぁってありがとうつてなりました。

さて三回公演!いきなり謎な空気からスタートするし、東さんは姐さんだしで笑いながらも左京さんと空回る四人の話。言いたいけど今まで言葉でコミュニケーションとって来れなかったメンツだからこその感じがすごく良かったです。

あのね、とりあえず多くは語れないので三回公演の銀二見てほしい。今までエーステの劇中劇ってあくまで劇中劇というか、劇中劇というスタンスの枠にしか収まらなかったと個人的に思ってて、役者のファンとキャラクターのファンが楽しむ為のコンテンツが軽快に描かれてた。だから万人受けなんだけど、今回銀二がってか藤田玲さんの左京さんがねー。ほんと魅せてくれる……こんなにポカーンとして見たの初めて。呑まれました。これは是非見てほしいし呑まれて欲しい。

傘使う演出好きでした。和物っていいよね。水江くん万里茂木くんの(毎回この書き方ややこしい)飛び蹴りがめちゃくちゃ好きでした。

最後に。通ってる舞台の役者さんが亡くなるという事がはじめての経験でした。願わくばもう二度としたくない経験。

雄三さんが幼い頃から知ってる左京さんが主演した舞台みてうっかり泣いちゃって泣き顔をみんなに見られたくないから帰りましたっていう演出がほんとエーステらしさで、支配人の顔が客席からは見えなくて、でもスポットライトが天国への道みたいで、あのシーン号泣してだめだった。

これからもたくさん見れますよって言う支配人があまりにも優しくてこれからもたくさんエーステが続いてカンパニーのみんなのお芝居がたくさん見れますように。そしたら届くものもあるんじゃないかなって思うラストでした。

今回もアクションに日常にそして劇中劇にとたくさん魅せてくれた秋組やキャストの皆さんとカンパニースタッフの皆さんが怪我なく大千秋楽まで無事駆け抜けられますように。



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