Chat GPT 「o1 」が発表されて、高いけどせっかくなので使ってみたので、細かい技術は抜きにして誰にでも分かりやすいように簡単に紹介する。
こんばんは!ついに「GPT o1」が出ましたね!ということで、月額200ドル(日本円で約月3万)は高いけど、先行投資的にアップグレードしてしまいました。
少ない手持ちで・・・。
ひとまず1ヶ月間に絞って、使い倒してみたいと思います!(当面、o1関連の記事が増えるかも?しれませんが、ご容赦ください。)
素人プログラマーや開発関連の学びを得たい方々に向けてnoteを書いていますが、今回の「o1」は素人やプロ問わず全ての方々に使える優秀なモデルなので、是非、利用するチャンスがある方は使うべきだと思っています。
そこで、今回は「Chat GPT o1」について利用方法やこれまでのモデル(GPT-4o)などのモデルとの違いについて、説明したいと思います。
1.Chat GPT o1 とは?
Chat GPT o1は、OpenAIによって開発された新しいAIモデルの一つで、これまでのモデル(4oなどのGPTシリーズ)よりもさらに「推論・思考」を強化したモデルです。その分、従来のモデルよりも回答速度は多少時間がかかりますが、より複雑なユーザーからの問いを解決する術を持っています。
また「o1 Pro mode」も同時に発表されており、更に性能の高いモデルとなっています。更には軽量・高速モデルとして「o1 mini」も利用できるようになっています。
2.Chat GPT o1の特徴は?
「o1」は「推論・思考力」に長けており、数学的な課題やプログラミングコード生成、専門的な分野の推論を得意とした高度なモデルです。特に特徴的な機能として「連鎖に物事を捉えて考えて推論する事」を可能にしており、ユーザーとのやり取りや生成した回答の履歴なども含めて、より高度かつ精度の高い回答を生成することが可能になっている様です。
特に、私のnoteのテーマである「プログラミング」において、コードの精度が非常に高くなったと感じています。素人ながらにエラー回数が格段に減っていると感じるくらいです。ここでも初心者プログラマーにもo1がおすすめです。
その分、回答までの時間は従来のモデルよりも長いですが、先日記載した記事の「AIエージェント」の的な位置付けのモデルになっていると感じています。
3. Chat GPT o1とo1Proの違いは?
従来モデルにもあったように簡単に言えば「モデル性能」の差です。
Open AIの検証結果を見ると特に「数学分野」において「o1 Pro」の性能が「o1」よりも高い事が示されていました。
また、検証結果にも記載されていたが、一つのテーマに絞って回答を生成しようとした時「試行回数(プロンプトの回数)」によって生成される回答にムラがあるのが「o1」で一定、安定しているのが「o1 PRO」の様です。
4. Chat GPT o1と4oの違いは?
前述したように「数学分野など」においては、「o1」が優れており、幅広い分野の文書生成においては「4o」の方が少し優れているという結果も出ている様です。
実際に使ってみた結果「文書生成」においても「o1」の方が優れているように感じました。恐らくプロンプトエンジニアリングによっても左右されるし、”分析”や”推論”が必要なテーマにおいては、「o1」が優れているので、使い方次第だが、万能差も兼ね備えている感触を覚えた。(回答速度は4oの方が早いし)
ここは実際にもう少し使い込んで検証してみたいと思う。
5. Chat GPT o1 の利用方法(料金イメージ含む)
Chat GPT o1を利用するには、公式プラットフォームにアクセスし、アカウントを作成するだけです。専用アプリやウェブブラウザから手軽に使うことができます。また、APIの利用も可能で、開発者が独自のアプリケーションに統合することもできます。
アカウント登録
OpenAIの公式サイトからアカウントを作成します。Googleアカウントやメールアドレスを使用して簡単に登録が可能です。プラン選択
Plusは月額20ドル、Proは月額200ドル
ちなみにAPIの利用料金は「入出力のトークン」によるため、要確認。
「API」の利用方法や考え方はこちらの記事で書いているので是非。
6.まとめ
今回は新たに公開された「o1」について細かい技術は抜きにして、解説いたしました。「o1」は非常に性能が高く、費用が少し高めではあるものの、プログラマーの方や高度な推論を必要とする場面がある場合はかなり使えるAIツールです。
是非、活用してみてください。