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Vol.4_Chat GPTのLLMを利用して、チャットボットのWEBサイトを構築してみる。

今回は、Chat GPTのLLMとPythonのオープンソースのWEB UIライブラリ「chainlit」を使用して、AIチャットボットのWEBサイトを構築してみた。
前回の記事では、「Chat GPTのLLMをローカル環境で利用するための簡易的なプログラムの作成手順」を記載したが、今回はAIチャットボットをWEBサイトで利用するための方法を紹介する。
(今回も「日経ソフトウェア9月号」を参考にする。」)
改めて説明するが、このアカウントでは、「自分と同じでこれからプログラミングを覚えたい、触れてみたい初学者の方」や「AI関連の知識を理解したい初学者の方」向けに記事を作成しているので、安心していただきたい。
一見すると、上記の「 UIライブラリ」やら「Chainlit」やら聞き慣れない言葉が出てきていると思うが、難しく考えず、”こんな手順を踏めばこんな感じの物”が出来上がるんだなくらいの感覚で見ていただければ、いずれ自然に理解が進むようになると思われる。


1.Chainlitをインストールする。

前回、同様にVs Codeを立ち上げたら下記のコマンドをターミナルに入力して、か『Chainlit』をインストールする。

pip install chainlit

※Chainlitが何か気になる方は目次3の画像にチャットボットに「chainlitとは?」と聞いてみた結果を添付しているので是非見ていただきたい。
簡単に言えば、「AIチャットボットのWebアプリを簡単に作成出来るツール。」
皆様がよく訪れる、WebサイトやWebサービスなどは UIデザイナーと呼ばれる人達が”使いやすい用に見た目とかボタンの位置とかを決めてくれている。”その UIを考えずにWebアプリが作成できてしまう便利なツールがChainlitだ。

2.テキストエディタにWebサイトを構築するためのコードが記載された物を入力。

前回同様に詳細なコードを記載することはできないので、あくまでイメージとして捉えていただきたいが、簡易的なコードを入力して保存する。
※ここでも自分のAPI KEYを入力する画面があるので入力。
(やってみたい方は是非、良書である日経ソフトウェアを購入されたい。)

3.Chainlitを利用して、Webサイトを立ち上げる。

下記のコマンドをターミナルに入力すれば、Web版のチャットボットシステムが立ち上がる。画面下部の『Type your message here…』に「chainlitとは?」を実際にチャットボットに聞いてみた結果が出力された。

chainlit run server_test2.py  ←※run以降は、自分で保存したファイル名を入力。

こんなにも簡単に、自作のAIチャットボットWebサイトが出来上がってしまう事に感動を覚えた。勿論、分かる人にとっては基礎的な事だとは思うが、前回までの記事と今回の記事を実施してみるだけで、素人でも『プログラミングを開始する』かつ『簡易的なAIチャットボットができてしまう』のである。

4.最後に

記事に紹介している日経ソフトウェアさんが素晴らしいのというのが大前提ではある。特にプロのエンジニアだけではなく、素人にも「プログラミングって面白い」と思わせてくれる事に感動を覚えている。自己紹介にも記載したが、これまでプログラミングを学ぼうと何冊か学習本を買い漁ったが、どうにも続かなかった。
(完全に自分の性格ややり方が悪いのだが、、、)だが、実務ベースで進められる事で、楽しく進めながら学習できている、引き続き色々と作ってみたい。

次回は、このnoteを始めた理由の一つである、『LLMとRAG』について記事を書こうと思う。

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