フープロとハンドミキサーを使い倒す 10月−4
フードプロセッサーやミキサー、ハンドミキサーなどの調理家電は死蔵品になってしまうことも多いようですが、上手に使えばとても便利。ぜひすぐ手に取れる場所に出しておき、毎日の料理に活用してみて。
ポタージュで野菜をいっぱいとろう
鍋やボウルに直接入れて使えるハンドミキサーは、洗いものも少なくて済み、扱いも簡単です。オススメは野菜のポタージュ。冷蔵庫にある余り野菜を茹で、その鍋に直接ハンドミキサーを入れて撹拌。好みでコンソメを加えてもいいですが、フランスの友人の家では、ただ茹でた野菜だけでポタージュをよく作っています。しっかりと野菜の味がする有機野菜が手に入ったら、ぜひ塩だけで味付けをした野菜のポタージュを試してみて。
野菜ペーストのサラダといった感じで、とてもおいしいですよ。
ハンドミキサーで麦とろが作れる?!
また、意外な使いみちがとろろ芋。すりおろしが面倒な長芋や山芋は、小さめに切ってだし汁と一緒に軽く火を通し、冷ましてから鍋にハンドミキサーを入れて潰すように撹拌すると、手軽に麦とろが作れます。
粘度が高すぎるとハンドミキサーの故障の原因にもなりますので、山芋は特に、多めのだし汁と一緒に撹拌してくださいね。れんこんや人参など、他の野菜と一緒に撹拌すると、ちょっと変わった麦とろができて楽しいです。
フードプロセッサの残り物ミンチは万能選手
冷蔵庫に残ってしまった野菜のかけらや、ちょっとだけ残ってしまったハムや唐揚げなどは、まとめてフードプロセッサで粉砕してしまいましょう。そのままチャックつきの袋に入れて空気を抜き、冷凍しておくこともできます。
こうした残り物ミンチは、チャーハンに入れたり、ハンバーグに混ぜたり、ひき肉と混ぜれば餃子の具にもなります。一番のオススメはキーマカレー。ひき肉と残り物ミンチを炒めて水を加え、最後にカレールーを入れるだけであっという間にキーマカレーに。
子どもの食べず嫌いの野菜も、こうしてカレーに混ざってしまうと気づかず食べてしまうことも多いもの。
フードプロセッサは残り物消費の救世主。ぜひ活用してみてくださいね。
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