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暖かく暮らす知恵 1月-4

日暮れが早まる季節、外出先からの帰り道に遠く家の灯りが見えたときの、なんともいえない安堵感。特に冬は、扉を開けたときのわが家の暖かさが身にしみる季節。

 とはいえ、暖房によるエネルギーの無駄使いからも目をそらせません。環境に配慮して、ひと手間の工夫で暖かく暮らしたいなあと思うのです。

ドアクッションで外気を遮断

 ヨーロッパを旅すると、1mほどの細長い筒状のクッションが売られているのをよく目にします。これはドアの下部から流れ込む隙間風を防ぐための、インテリアをかねた道具。日本ではほとんど売られていませんが、使わない毛布やひざ掛けを筒状に丸めて、ふろしきやインテリアクロスでくるんで両端をリボン等で縛るだけで簡単に手作りできます。

ドアの隙間や、冷気が伝わる窓の前などに置いて、外気の侵入を防いで。部屋は隙間風を防ぐだけで、体感温度がぐんと上がります。

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 また、冷気は窓ガラスから侵入するため、カーテンを厚手の冬仕様にするのも効果があります。全体を取り替えるのは大変ですが、既存のカーテンの裏面に、簡単に取り外しができる裏地が通販などで売られていますので、活用してみて。便利な道具は積極的に取り入れて、灯油や電気の無駄使いを防ぎたいですよね。

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