バッグがみつからないから作っちゃいました
このところぼやいている、服もバッグもみつからないというお話です。バッグはかなり本腰を入れて探して歩いたのですが、てんでみつかりませんでした。
手持ちのものを修理したりしたけれど、毎日気軽に買い物に出かけたりするときに持ち歩きたい小さめのショルダーバッグがどうしてもみつからない。
自転車に乗るときに邪魔にならない。財布が取り出しやすい。よく使うものとたまにしか使うものが別の場所に収納され、ドリンクボトルとA4ハーフサイズのファイルが入り、鍵が取り出しやすく、雨に強いという、たったそれだけの(笑)条件を満たすものがなかなかみつからない。
というわけで、作ることにしました。
お馴染みの日暮里繊維街でビニールのクロスを購入。50cmで350円。
ファスナー110円。
先日手持ちのバッグの持ち手を直した時につい買っておいたタッセル用の皮300円。
あとは、羊革のケープを断捨離した時に、いつか何かに、、、、と思ってカットしておいた年期の入った皮と、使わなくなったバッグの持ち手。
合計710円でできたのがこれですー。
後ろに映っているお尻はご愛嬌で。
一枚の布の真ん中にファスナーをつけて、大きな袋を作り、二つに折ってマグネットで止めています。
ファスナーひとつの前後で2つの袋に分かれるので、整理しやすいかと。携帯やハンカチ、マスクなどは手前の皮のポケットへ。
新品の皮を使うより、年季が入った感じで縫い目もある皮ケープの残骸がいい仕事をしました。
カタコト縫って半日ぐらい。
楽しかったです!
バッグとか財布とか。普段の暮らし方にぴったり合うものってなかなかみつからないんですよねー。ほんとに好きだ! と思えるものに巡り合うまで、とりあえずこの子で下町を自転車でパトロールしようと思います。
あ、皮の真ん中についているボタンは、もう何年も前にヘルシンキに旅行したときに市場で買ったボタン。何の使い道も思いつかなかったけど、これを待っていたのか! というぐらいぴったりでした。
反対側の端っこについている名前タグは
もうかなり前に、芸大の社会人講座でレーザーカッターで革製品を作るというワークショップに参加したときに、おあそびで何枚か作っておいたもの。
これも何の出番もなかったけど、今回ぴったりおさまった。
手作りって、こういう時が一番うれしいです。
うふふふ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?