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会社設立の備忘録19
久しぶりの記録です。
今年5月に企業して9月末決算で、つい先日に法人税、道府県民税、市町村民税の確定申告が完了しました。
法人登記から決算申告まで専門家の手を借りずに(お金が無かっただけですが)ひとりぼっちで、決算を終えることができました。奥さまには何度も法務局や公証役場、県税事務所に行くときに運転をお願いしました、ありがとうございます。
確定申告を進めるにあたり、決算書の主要帳票である損益計算書と貸借対照表の作成は、大した問題もなく進めることが出来ましたが、続く帳票類は初めて作成するものばかりで、見慣れないうちは「全てを投げ出してしまい」という衝動が何度か訪れました。
第1期の決算(確定申告)で作成した書類は以下のとおりです。
別表一青色申告
別表一次葉
別表二
別表四(簡易様式)
別表五(一)
別表五(二)
別表七(一)
別表十六(六)
法人事業概況説明書
第六号様式
第六号様式別表九
第二十号様式
法人都道府県民税納付書
法人市町村民税納付書
貸借対照表
損益計算書
販売費および一般管理費明細書
株主資本等変動計算書
個別注記表
科目内訳明細書
お恥ずかしながら、第1期は売上0円で決算を迎えました。
売上0円なのに、こんなにもたくさんの書類を作成しなければなりませんでした。
Freeeや、Moneyfowardのホームページは頻繁に活用させていただきました、大変お世話なりました。当初このどちらかのサービスを利用するつもりでいましたが、最終的に仕訳が100件に満たない量でしたので、キャッシュアウトを惜しんでEXCELライクな我が家謹製の会計ソフトを運用することにしました。
息子や娘には、高校や大学の在学中にあわよくば企業してくれたら楽しいかな、と妄想していましたが、学生時分には時間はあっても登記や会計、税務といった予備知識が無いので、ビジネスのアイデアだけですぐに起業できる訳もなく、あるいは司法書士の先生や税理士先生に支援してもらいながら起業するとなると、事業が軌道に乗るまでの支出に耐えられるだけの資金力が必要となります。
今回、DIYで起業と確定申告を体験・自己学習できましたので、近い将来に子供たちが会社を作りたいと言ってきた場合には、きっとリタイアしている自分が少し手助けできればといいなと考えています。
結果として売上0円で決算を迎えることになりましたが、この経験が良い学びとなりましたので、記録しておきます。会計・税務の専門家ではありませんので、私個人のメモとして参考にしていただければ幸いです。
・青色申告で欠損金(赤字)は翌期に持ち越せます。
・5月起業、9月決算としました。道府県民税と市町村民税の均等割は月割の負担で済みます。
・法人の確定申告を自分で作成することで、どのような控除が受けられるのか、或いは損金不算入となるケースを知ることができます。
・期の途中で役員報酬増やしたら損金に算入できない場合があります。
・法人の確定申告書を自分で作成することで、「シンプルな決算をする」という意識が高まります、期中からシンプルな会計処理を行い、日々決算を意識していれば、確定申告はスムーズに処理できるかもです。
・起業してから短い期間に決算をすることで、1会計年度のサイクルの全体像を把握することができます。
いよいよ正念場の第2期が始まりました、今期は黒字で決算を迎えることが出来るように頑張りたいと思います。
愛する息子へ、早いうちに起業して、父さんに高性能なゲーミングPCを経費で買ってください。
以上です
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