スター・ウォーズ イベント情報 2024初夏
2014年からの恒例となっている「スター・ウォーズの日」イベントが今年も開催されます。
今年は「スター・ウォーズの日」が公式化して10周年という節目に加えて来年は世界的なスター・ウォーズの祭典「スター・ウォーズ セレブレーション」の17年ぶりの日本開催を控えているということもあって例年よりも大きな規模と長い期間で企画されています。
目玉となっているのが「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」の25周年を記念した特別上映です。5月3日(金・祝)から5月6日(月・祝)の4日間限定で全国25の劇場にて上映されます。
更に「スター・ウォーズの日」イベントの一環として4月26日にオープンする「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい」にて、5月3日から6日の4日間限定で、スター・ウォーズシリーズ全エピソード一挙上映が行われます。
4月のイベント情報
20日(土)からは東京スカイツリー内の東京ソラマチで期間限定のスター・ウォーズカフェがオープンします。
21日(日)開催の第51回神戸まつりのおまつりパレードにはSWファン団体「ジェダイオーダー」が参加。現在参加者募集も行っています。
近くにお住まいの方や旅行で訪れる予定の方はぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。
また、23日(火)には日本最大級の“声優”特化型イベント「超声優祭2024」にて「マーベル&スター・ウォーズ特番」が予定されています。
森川智之さん(オビ=ワン・ケノービ役)、浪川大輔さん(アナキン・スカイウォーカー役)、伊藤静さん(アソーカ役)、阪口周平さん(マンダロリアンことディン・ジャリン役)が出演予定です。
ゴールデンウィーク期間
「スター・ウォーズの日」イベントが26日からスタートします。
2023年は東急プラザ銀座のポップアップストア内、2022年は六本木ヒルズでの「オビ=ワン・ケノービ」配信記念「エピソード3 シスの復讐」特別上映という規模感でしたが、今年は横浜のみなとみらいエリア一帯で展開という力の入り具合です。
一方、大阪ではこの期間「大阪コミコン2024」が開催されます。
「ローグ・ワン」でゲイレン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンさん、「エピソード2」でボバ・フェットを演じたダニエル・ローガンさん、ジャンゴ・フェットやクローントルーパーを演じたテムエラ・モリソンさんが、そして「マンダロリアン」でヘルゲイト長官を演じた(「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役でお馴染みの)クリストファー・ロイドさんが来日します。
新作短編アニメシリーズ「テイルズ・オブ・エンパイア」配信開始の4日(土)にはファン団体「カンティーナ・ジャパン」の交流会イベントも開催されます。SF映画コンセプトのバー神田フラックス貸し切りでのパーティです。
6月は新作ドラマ配信開始!
「スター・ウォーズの日」イベント終了の翌週末は浅草で国内外のコミックアーティストが参加するコンベンションイベントが開催されます。
マーベルで展開中の「スター・ウォーズ」シリーズのアメコミアーティストや現在リリースが続いているジェダイの黄金期を描く小説シリーズ「ハイ・リパブリック」や「アソーカ」などの日本版表紙絵を描かれている5ヘルスさんも参加予定です。
6月1日(土)には近年のファン団体としては活動歴の長い水分農場組合による交流パーティ「水分補給大会」が催されます。コロナ禍で長らく中止が続いていましたが4年ぶりの開催となります。
翌週の5日(水)からは「エピソード1」の100年前、ジェダイ黄金期の時代が舞台の新作ドラマシリーズ「アコライト」がスタートします。
韓国を代表する俳優イ・ジョンジェさん(「イカゲーム」ソン・ギフン役など)のほか、キャリー=アン・モスさん(「マトリックス」トリニティ役など)、ダフネ・キーンさん(「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」ライラ役など)らが出演します。
3回目を迎える「アンリーシュドS」は29日(土)の開催です。
「マンダロリアン」でスター・ウォーズ人気が再燃しながらも、コロナ禍に見舞われ三密を強いられた世の状況下においてオンラインイベントを機に始まったファン交流会です。配信サービスを利用したオンライン同時試聴会が今回も企画されています。
ファンの活動について
ルーカスフィルムはスター・ウォーズのファン活動に寛容で、公式に提示されているガイドラインに従う事を条件に一定範囲の活動を容認しています。
ルーカスフィルムには古くからファン対応の専門部署が存在しておりファンに関するビジネス戦略に積極的であると言えますが、一方で「スター・ウォーズ」ファンフィルムコンテストを開催したり大規模なファン参加型のイベントを企画するなどファンのクリエイティブな活動を応援しています。
ルーカスフィルムにはファンを社員に抜擢する伝統もあって、プロデューサーやディレクター、設定考証などにもそうしたファン出身のスタッフもおり活躍しています。
日本では日本展開の窓口が20世紀フォックス極東映画会社だった昔からガイドラインの明確な提示が無くファンの倫理観に任されてきたところがある印象ですが、最近は悪質かつルール違反な団体の噂なども聞きますのでご注意下さい。
2025年はSWCJ2025
ルーカスフィルムが企画制作するスター・ウォーズの世界的な祭典「スター・ウォーズ セレブレーション」が17年ぶりに日本にやってきます。
約1年後の4月18日から20日にかけて千葉の幕張メッセで開催されます。
超豪華キャストや製作陣が登壇するほか、最新情報の解禁や作品世界を再現した展示、双方向型のショーや特別上映などが行われる一大イベントです。
私は長年ジリ貧生活なので海外のセレブレーションには参加した事がないのですが、伝え聞く話によればプロモーション的なもの(「スター・ウォーズの日」のような)というよりは、ファンによるファンのための感謝祭です。ファンのブース出展やパネルディスカッションもあれば会場近くでファン主催の後夜祭が催されるなど、連日に渡っての盛大なお祭りといったものだそう。来日したキャストが開催期間を超えて滞在する事もあってファンによる接待の機会などもあるとか。
世界中のファンを迎えイベントを支えるのは開催地のファンであり、国内のファン同士の一層の結束が望まれます。今回紹介したファン団体のイベントでは過去のセレブレーション参加経験者や識者による情報共有などもありますので是非参加してみてはいかがでしょうか。
本記事で紹介のイベント情報をまとめたPDFを配布中です。
「エピソード1」鑑賞に役立つ導入部分のガイダンスも付録。