スター・ウォーズ カノン･スピンオフ作品群(5)

2021年6月現在、スター･ウォーズ･シリーズの主にカノン（正史）に分類されるコミックと小説に関するスピンオフ作品群のリスト第５弾です。コミックと小説が中心です。映画の小説版やコミカライズ、ショートアニメなどは除いています。

この時代の序盤は「ハン・ソロ/スター･ウォーズ･ストーリー」と同時期です。
ソロが帝国軍に入隊、アカデミーで訓練を受けている頃でしょうか。
その裏ではスピンオフ作品群(3)以来のスローン関連作品「スローン」の小説とコミック、「反乱者たち」のプロローグ的な作品となる「新たなる夜明け」、両勢力の新兵達の戦いを描く「ロスト･スターズ」の第一幕が展開しています。
後者２作品はそれぞれ翻訳版と「ロスト･スターズ」はマンガ版も発売されおり、そちらは「LINEマンガ」連載作品ですが単行本やKindleでも購入できます。

銀河内戦の激しさが増す中、隠遁生活中のオビ＝ワンの様子もコミックで描かれています。キャシアンとK-2SOの短編など一部のこうした短編はヴィレッジブックスの翻訳版コミックに併合されて収録されている場合があります。
通販限定となる「ランド 大いなる賭け」にはスピンオフ作品群(4)で紹介した短編コミック「Bekett」が収録されています。

この時代区分は今後「オビ=ワン･ケノービ」「アンドア」「アソーカ」「ランド」などのドラマシリーズで描かれる可能性が高いです。もしかしたらクロスオーバーもあるかもしれませんね。

「反乱者たち」のスペクターズ活動開始と同時期のレイア（16歳）の様子を描く小説「レイア・オーガナ オルデラーンの王女」は翻訳版がリリースされているほか、マンガ版が現在も連載継続中です。どちらも電子書籍版でも購入可能です。

スローン関連スピンオフ作品

スローンに関連するスピンオフ作品のみをギュッとまとめてみました。
現在７つの作品がリリースされています。スター・ウォーズ作品の特徴でもありますが、リリース順と時系列がバラバラになっています。「Thrawn Ascendancy」三部作の最終巻はこの秋に発売となります。レジェンズのリバイバル翻訳版も人気のティモシー・ザーン作品なので、ぜひカノン７作品も翻訳版リリースを！

※公式情報を参考にタイムラインの配置を修正変更しました。(6/18 13:20)

今回は「C」の中盤後半の時代区分でした。次回は「C」終盤から「A」の転換点、歴史の中心となる「ヤヴィンの戦い」直後までの紹介となります。

Twitterでシェアいただき閲覧数が増えた印象です。ありがとうございます。
最終的にスピンオフのタイムラインは国内での一層の「スター・ウォーズ」文化の盛り上げに貢献すべく「マンダロリアン非公式ガイダンス」のようにまとめてPDF書類化して無償ダウンロードできるようにしますので（表紙画像は加工か差替えします）最後までチェックいただけたらと思います。
「これから手を出すのにまず俯瞰してみよう」と二次情報も参考に趣味で作っているものなので、間違いなどありましたらそちらもご指摘をお願いいたします。