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スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025に向けて

2025年4月、幕張メッセにて「スター・ウォーズ セレブレーション」が開催されます。

スター・ウォーズ セレブレーションは、ルーカスフィルムが主催するスター・ウォーズシリーズを祝うために開催される公式なファンイベントです。
世界各地で開催され、新作の発表、俳優、製作者によるパネルディスカッション、上映会、展示会、グッズ販売などが行われます。

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』公開直前の第1回開催から数えて今年は第16回目にあたり、日本での開催は2008年以来17年ぶり2回目となります。

こちらはロンドンで開催された前回のヨーロッパ2023のハイライトです。
「マンダロリアン」シーズン3が配信中の時期であり、多くの新作の発表もあってステージやゲストの顔ぶれに当時の熱狂ぶりが見られます。翌々月に公開を控えていた「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」に関連する発表もありました。

こうしたファンにとって貴重な体験ができる大規模イベントが17年ぶりに日本にやってきます。世界中からファンが訪れ、今回も未公開の新作情報の発表や日本に関連した作品の発表も期待されています。開催期間中の会場の様子や一部ステージの模様はスター・ウォーズ公式Youtubeチャンネルで世界に向けてライブ配信されます。

私自身は海外のセレブレーションへの参加経験は無く、2008年の日本開催以来となります。イベントの規模や仕組みが変わり、色々不明なこともあるので調べた情報をこちらにまとめていこうと思います。

SWCJ2008の入場証(バッジ)とフォトセット。

SWセレブレーション・ジャパン2025開催情報

公式サイトや公式SNSでは日本語での発信もありますがどうも翻訳が機械的で意味が良く解らない情報もありますので、以下は私が調べた情報です。

公式サイト
https://www.starwarscelebration.com/ja-jp.html

開催日時
DAY1 [ 4月18日(金)] および DAY2 [19日(土)]  → 9:00 〜 18:00
DAY3 [4月20日(日)] → 9:00 〜 16:00

チケット
既に完売していますが、過去開催では当日券の販売もありました。(今回は2月下旬の時点では不明)6歳以上の全ての参加者は入場証が必要です。

当日は確認メールとパスポート、運転免許証、マイナンバーカードなどの写真付き身分証明書が必要とのこと。

パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなどの写真付きの公的身分証明証と共に、購入確認メールを会場のチケット受付(チケットピックアップ)にてご提示ください。

公式サイトのFAQより

チケット引換場所と時間は開催日付近に公式サイトで発信されます。通常、事前に提供されるQRコードで開催日前/当日に入場証となる「バッジ」と呼ばれるプラスチック製のカード(ストラップで首に下げられる)を交換できるのですが、今回は事前の発送が無いという事以外は2月下旬の時点では詳細不明です。浮世絵風のバッジのアートは既に発表されています。

追記:
「バッジアート」ではなく「バッジアートのピン」のポストを転載してしまっていたので「バッジアート」のポストに変更しました。

ピントレーディング

「ロード・トゥ・セレブレーション・ピン・コレクション」の先行予約が始まります。 コレクションは3つのセットで構成されています。

  1. 旧3部作オリジナル・トリロジーをフィーチャーしたルーク、レイア、チューバッカ、R2-D2のセット

  2. 『エピソード3/シスの復讐』の20周年記念のアナキン、オビ=ワン、ドゥークー伯爵、パルパティーンのセット

  3. アソーカ、サビーヌ、ヒュイヤン、スローン大提督の『アソーカ』セット

更にTAKUMIによる浮世絵風バッジアートのピンも新登場。各ピンには、スター・ウォーズ セレブレーションのボックスに入った木製イーゼルが付属します。ピンのセットはチケット所有者向けに2月26日午前10時(日本時間)から先行販売されます。

これらピンセットは、この先行販売期間中のみチケット所有者が購入可能で、会場での販売はありません。

ピントレーディングもまたセレブレーションでは恒例だそうで、スター・ウォーズ ウェブログさんのポスト&スレッドが参考になります。


グッズの先行販売

上記のピンコレクションと同時にTシャツ、ボールキャップ、ピンなどイベントの公式グッズが先行販売されます。ダース・ベイダーのキーアートを使用したTシャツ、トートバッグ、扇子などがあり、それぞれ英語と日本語のロゴテキストのバリエーション(2つの言語のハイブリッドを含む)があるとのこと。こちらもチケット所有者が購入可能です。
追記:
公式からショップに入るためのコードが付記されたメールが届いているはずです。また、ピン以外の商品についてはまだ販売されていないようです。(10:15時点)
各種情報を確認でき次第更新予定です。


コスプレについて

海外開催では会場外や街中もお祭りムードでコスプレでの行動範囲に制限がありませんでしたが、日本開催においては会場エリア内に限定されています。特に日本人同士の場合などはトラブル回避のため撮影する場合は相手に声をかけ、SNS掲載等については許可を得ることをお薦めします。

撮影会とサイン会

既に全てのゲストが発表済です。チケット購入者は撮影会とサイン会のチケットをこちらのサイトから購入可能な状況となっています。

2月下旬時点で発表された撮影会とサイン会のゲスト。
新作の発表などがあればサプライズゲストのステージ登場も期待するところ。

「オビ=ワン・ケノービ」「アソーカ」で再びアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセン、ジャー・ジャー・ビンクスを演じ一昨年「マンダロリアン」にジェダイ役で出演したアーメド・ベスト、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックや「アコライト」で強烈な印象を残したマニー・ジャシント、イベント同月から配信開始となる「キャシアン・アンドー」シーズン2から主演のディエゴ・ルナなど今回も豪華な顔ぶれとなっています。

クリエイターでは初の撮影会&サイン会に登場となる新三部作のコンセプトアーティストにしてルーカスフィルム現副社長のダグ・チャン、特別篇の頃からデジタル部門の第一線で活躍しAdobe Photoshopの生みの親として知られるジョン・ノールというレジェンド二名の参加にも注目です。

チケット購入の際に日にちのみ指定でき、時間帯についてはいくつかのグループに分けられ後日どの時間帯グループに入っているかが知らされます。
過去のレポート動画(by Akkan Vaderさん)の中には「指定の時間帯に行ったら既に終わっていた」ということもあるそうなので(払い戻しはできるそう)遅い時間帯のグループだった場合は注意が必要かもしれません。

注意事項

入場に際しては「持ち物検査」があるようです。

持ち込みできない物
銃器や刃物(コスプレされる方はプロップの材質について注意する必要があるかもしれません)、可燃物はもちろんですがそれ以外に以下のものが持ち込み禁止である旨が「参考情報」に記載されています。

・ドローン
・リモコン玩具
・スクーター(キックボード?)
・スケボーや車輪内蔵シューズ類(インラインスケートなど)
・幅 78cm、長さ 130cm を超えるベビーカー
・折りたたみ式椅子
・自撮り棒
・風船

疲れたらチェアリングしようかなと考えていたので「折りたたみ式椅子」(小さいやつですが)を危うく持ち込んでしまうところでした。

イベント情報や各種申込みはアプリから(?)

過去の開催情報によると専用のアプリを使ってパネルのスケジュール確認、ストア購入のライトスピードレーン(ファストパス的なもの)の申込みなどを行うそうで、今後アプリストアでリリースされるのかもしれませんが2月下旬時点ではまだそうした情報が出て来ていません。

現在もストアからダウンロード可能な2023年のSWCEのアプリ。
SWCJ2025も専用のアプリが配信される?


2023年のセレブレーション ヨーロッパの模様

なかなかイメージがつきづらいので、2023年開催のセレブレーション・ヨーロッパの情報を改めて調べてみました。

2008年の日本開催は幕張メッセ ホール1〜3が使われた。
今回のSWCJ2025の規模については2月下旬時点では不明。

会場はロンドンのテムズ川沿いにあるエクセル展覧会センターでした。
セレブレーションジャパンが開催される幕張メッセと同規模ですが、ホールが通路で南北に分断されているのが特徴です。上図以外に会議室エリアも使用され、ファンによるパネルディスカッションなどが催されました。

こちらの会場のウォークスルー動画ではマップ左端の西側エントランスからマップ左の会場奥に向かっていきます。

会場には大小いくつかのステージがあり、それぞれでパネルやトークセッションが催されます。

当時のパネルスケジュールを和訳。
セレブレーション・ライブステージ

生配信される「セレブレーション・ライブステージ」では常時ゲストトークが展開されていて、誰でも入れるエリアになっています。豪華ゲストが次々登場し、人が溢れて熱狂に包まれています。記念イベントや新作の発表は「ギャラクシー・ステージ」や「セレブレーション・ステージ」で、クリエイター向けのパネルは「ツイン・サン・ステージ」という区分になっていました。

セレブレーション・ステージ

スケジュールにあるパネルに参加するには事前の抽選申し込みが必要になっていて、当選者が待機列に並び入場できるという仕組みのようです。

当然ですが2008年の日本開催を除く全てのイベントでのパネルセッションは英語圏向けになっていてトークやインタビューは全て英語でした。
今回日本開催で日本の入場者や視聴者に向けて何らかのローカライズ対応が成されるのかも気になるところです。海外からのファンとの交流における用途も含めて、通訳の補佐にAIアプリなどをスマホにインストールしておくのも良さそうです。


SWAG(スワッグ)

「SWAG」は「Stuff We All Getみんながもらえる物」の略とも言われ(諸説あり)、主にイベントやコンベンションで配布される限定グッズ、ノベルティ、プロモーションアイテムを指すことが多いのですが、スター・ウォーズ セレブレーションではファンが自作のSWAG(ステッカーや缶バッジ、ワッペンなど)を作って交換・配布する文化があります。

昨年のファンイベントで「パネルの待機列における交流の際などに行われる」という話を聞き、私もSWAGを作っています。

ファングループ「SWAGクルー」のサイトでは過去のセレブレーションごとのSWAGがカタログになっていてPDFをダウンロードできます。(Trackerのタブをチェック)

SWAGに関する詳しい説明はこちらのスレッドも参考になります。

ざっくりとしたルールはこんな感じでしょうか。
・売り買いはせず、無料で交換・配布する
・既製の二次商品や公式の図像のコピーはNG
・飲食物の交換もNG
・あくまでオリジナルのインスパイアアート


まだまだ情報を集めています

過去海外のセレブレーションに実際に参加された方からの情報の発信も少なく、公式サイトの不完全な日本語の案内もとても解りにくいので4月の開催まで情報を集めてこちらの記事を更新していきたいと思います。
ちなみに私は2022年のセレブレーション・アナハイムに「スター・ウォーズビジョンズ」Vol.1の関係者としてビデオメッセージ出演は果たしました。多分。(映像は提供したものの配信はされなかった)

参加経験のある方からの情報もコメントにていただけると幸いです。情報の誤りなどもあればご指摘歓迎です。

更新:
02-24 11:40 -- 公式サイトリンクほか情報を追記
02-24 14:30 -- SWAG情報を追記
02-25 22:10 -- 注意事項を追記
02-26 03:30 -- ピンコレクションとグッズ先行販売について追記