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スター・ウォーズ アップライジング

2012年のディズニーによるルーカスフィルム買収に伴ってゲーム部門だったルーカスアーツが閉鎖、ライセンス型ビジネスモデルに移行して以降に発売された初期のモバイルゲームです。

リリース前年に『カノン(正史)とレジェンズ』の仕分けが行われ、翌2015年は『カノン(正史)』を冠した小説やコミックが登場しました。この『スター・ウォーズ アップライジング』もカノン(正史)作品としてカバム社からリリースされたゲームです。

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エンドア戦直後、アデルハード総督が統治下のアノート宙域を「鉄の封鎖」によって孤立化。支配が継続されるなか、反乱者たちがこれに立ち向かうというストーリーです。初登場の惑星バーニン・コンを拠点にベスピン、ホス、マタオゥといった惑星でクエストをこなし装備を揃えレベルを上げるといったゲームでした。

素材集めが大変だった記憶はあるのですが、課金もして割とやりこんでいたので思い入れがあったものの2016年末にサービス終了。当時は色んなゲームや関連メディア、グッズがドッと出たので、それぞれで客の食い合いがあったと思います。私もDICE版バトルフロント、スター・ウォーズ・コマンダーと掛け持ちでした。(バトルフロントはミニゲーム付きのコンパニオンアプリも同時に出てました)

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当時「カノン(正史)」として色々な展開があり「これらはきっと続三部作に絶対関係してくる」と思ってましたが結局ほとんど関わりなく終わった感があります。

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『マンダロリアン』シーズン2の第7話「信奉者」ではメイフェルドがかつてバーニン・コンに駐留していた事と、当時の帝国軍がバーニン・コンに対し駐留部隊もろとも「シンダー作戦(「スター・ウォーズ バトルフロント2」)」で壊滅的被害を与えたような事が語られます。サービス終了の記憶と重なったのもありますが、それ以上に消滅したゲーム作品もちゃんと拾ってクロスオーバーしてくれるのかと感激を覚えました。

また、この作品のコンセプトアーティストであるブライアン・マティアスは「マンダロリアン」のデザインワークも手掛けています。

ちなみにアデルハード総督やこのゲームのパージトルーパー等のキャラクターについての権利はカバム社との契約等の事情で微妙なポジションにあるらしく、本当にそうであるなら今後彼らがカノンで触れられるかは難しいところかもしれません。