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スター・ウォーズ カノン・スピンオフ作品群(4)

2021年6月現在、スター・ウォーズ・シリーズの主にカノン(正史)に分類されるコミックと小説に関するスピンオフ作品群のリスト第4弾です。コミックと小説が中心です。映画の小説版やコミカライズ、ショートアニメなどは除いています。

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「エピソード3シスの復讐」(帝国樹立)直後、現在配信中の「バッド・バッチ」の登場人物たちがもしかしたらまだ活躍しているのかもしれない時期からゲーム「ジェダイ:フォールン・オーダー」を挟んで「ハン・ソロ」の頃までの時代区分となります。

翻訳版は「ロード・オブ・シス」「ターキン」「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 最重要指名手配」の3つの小説が発売されました。このうち、「〜最重要指名手配」は電子書籍版もあります。

読んだのは随分前なので若干うろ覚えですが「ロード・オブ・シス」ではチャム・シンドゥーラ達による「ライロス解放運動」が組織される経緯が、「ターキン」では、グランドモフ・ターキンの青年期の回想とクローン戦争時代の因縁から彼に復讐を企てる反乱分子との戦いが描かれます。

「ハン・ソロ」周辺は翻訳されている「〜最重要指名手配」以外にも関連した書籍がたくさん出ています。特に帝国軍でのソロの様子を描いた「Imperial Cadet」が面白そうです。ほか、「ローグ・ワン」のジン・アーソがソウ・ゲレラと共に反乱活動を行っていた時期を描く「Rebel Rising」が出ています。ソウ・ゲレラはゲーム「ジェダイ:フォールン・オーダー」にも登場します。最近では「バッド・バッチ」にも登場しましたが、「クローン・ウォーズ」シーズン5で皮肉にもアナキン(ヴェイダー自身)が戦闘訓練した反乱初期の重要人物ですから、これからも帝国全盛期を描くスピンオフでは登場の機会が多いのではないかと思います。

「アソーカ」はスピンオフ作品群(2)で紹介した「パドメ三部作」を手掛けているE.K.ジョンストンによる小説です。アソーカについてはドラマシリーズも予定されていますので、この小説の翻訳版に繋がったら嬉しいですね。

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今回は「C」の中盤前半の時代区分でした。次回は「C」中盤後半(「反乱者たち」前後)まで紹介したいと思います。