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スター・ウォーズの30年を振り返る(90年代編)

記憶がまだ鮮明なうちに「スター・ウォーズの10年を振り返る」の記事と「エヴァンゲリオンVSスター・ウォーズ」の記事のタイムラインの補完をしようかなと思ってまとめていたら結構な大作業になってしまいました。1990年まで遡りました。まずは90年代の振り返りタイムラインです。基本的に私の記憶と手元の資料、ネットの一次〜二次情報をまとめたものなので正確性は保証できかねます。
次回の記事で2021年までの30年間をまとめたPDFを公開します。

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80年代の終わりから90年まではスター・ウォーズ関連の出来事はTDLに「スター・ツアーズ」がオープンした事と、ルーカスがスター・ウォーズのキャラと一緒にパナソニックのCMに出てた事くらいでしょうか。当時私は高校生でインターネット環境など無い時代でしたから、ルーカスが離婚して大変な目にあってるなんて知る由もありませんでした。

90年代に入るとスピンオフ作品が大々的に展開。主に「ジェダイの帰還」の後の世界の拡張が中心でした。

ファミコンとPCでゲームも色々リリースされましたが、それ以前はナムコ版の「スターウォーズ」をよく遊んでいました。原作を超越した日本の珍妙なアレンジセンスはビジョンズでも発揮されるのではないかと予想します。

グッズといえば東京ディズニーランドのお土産売り場(コズミックエンカウンター)か、町の輸入雑貨店で買えたトレーディングカードやTシャツだったりガルーブ社のマイクロマシンくらいしか無かったような。ケナーのPOTFのライトセーバーは持っているのですが、いつ買ったのか記憶が曖昧です。場所は吉祥寺パルコの地下にあったトイショップかも。パルコブックセンターの洋書コーナーで関連本(や絵はがき)を漁りによく立ち寄ってました。

93年の「ジョージ・ルーカス展」は今思えば小規模なものでしたが、初めて目前で見たスター・デストロイヤーやブロッケード・ランナーは衝撃でした。この頃にはパソコン通信サービスやBBSで、ファン同士の交流も増えていったように記憶しています。新三部作制作の公式な発表もこの年だったでしょうか。

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96年以降はまず「帝国の影」と「特別篇」が事件でした。幼少時に見た三部作は記憶も朧気でテレビ放送(ルーク=水島裕)のほうが印象が強く、意識的に劇場でスター・ウォーズを観るという体験が出来たのが至福でした。ANHは何度観に行ったことか。当時はDukeさんのサイトの情報を日々チェックしていました。スター・ウォーズの鉄人のサイトも同時期ですね。管理人のじょじょさんは私の記憶が正しければ当時はYOSと名乗っていたような。復活したリトルファルコンにも即加入。

テラス・カシやダーク・トルーパーなど、昨今のスピンオフ作品でもこの頃のネタが用いられるのは世代的に熱いです。ちなみにデイブ・フィローニとは同い年です。

そして「特別篇」の翌々年には「ファントム・メナス」公開。公開後はジャージャーバッシングが凄まじかったですが私個人はそれよりもダグ・チャンのデザインに対するモヤモヤが大きかったです。

98年〜99年頃は会社を辞めて漫画家の藤原カムイさんのアシスタントをしながらフリーでイラストレーターの仕事を始めた頃で、「G20 ジー・ツー・オー」というガンダムのムックのイラストなんかのお仕事をいただいていたりしていましたが、頭の中は「スター・ウォーズ」の事しかありませんでした。今もですね。

記憶を辿りながらのまとまりのない文章で恐縮ですが更に続きます。
次回は00年代。


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