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遠征しました。その2

この記事↓の続きです。今更だけど書くという宣言は果たしたということで…

遠征二日目なんですが、実は二日目はほぼただの東京観光でした。

まず、チェックアウトが11時までだったので10時半ごろにホテルを出て、荷物を東京駅のコインロッカーに預けて

上野の森美術館へ!

今やっているロンドンナショナルポートレートギャラリーのキング&クイーン展で明日海りおさんが音声ガイドをされていたので見に行ってきました。行くかどうか迷ってたんですが、ローマを観ないことにしたのでその分で行くことにしました。すごく面白かったです。ミュオタ的にもヅカオタ的にも楽しかったし、単純にお勉強にもなりました。肖像画の見方や当時の習慣なども解説してくれるので、絵画の見方なんて全然知らない私でもそのまま見るよりいろんなことを感じられたと思います。ミュオタ的にはヘンリー8世とエリザベス1世のところでレディベスを、ヅカオタ的にはエドワード8世のところで王冠をかけた恋を思い出しました。(どちらも観たことないけど…)レディ・ベスに出てくるアンブーリンの衣装って肖像画そのままなんですね。

というかヘンリー8世ってすごい人ですね。以前に調べたことがあるような気もするけど、改めて解説を見て驚いたというか引いたというか…。6人いた妻に関して「離婚、斬首、死亡、離婚、斬首、そして生存」と言われるそうですが、いろんな王様がいるもんだなあと一周回って感心してしまいました。

お目当てだったみりおさんの音声ガイドは、あれ本当に600円でいいんですか?という素晴らしいクオリティ。そもそも私はみりおさんの声が好きなんですよ。しかもお芝居の上手なみりおさんです。男役を極めたみりおさんです。ところどころ芝居がかったパートがあるんですが、みりおさんの声で演じられているのを耳で聴きながら絵を見ることで、より理解が深まったような気がします。絵の中の世界が自分のいる世界とつながる感覚があって。お芝居の作用って面白いですね。最後の現エリザベス女王の肖像のところで語られる言葉には、その凛とした迫力に鳥肌が立ちました。そして解説を読みながら、聴きながらしっかりゆっくり回ってたら気づけば2時間経っていました。行かれる方は時間に余裕を持っていくことをお勧めします。

肖像画やその他の資料は家系図に沿って、時代ごとに展示されていたんですが、その家系図を見ているのが面白くてもっと知りたいなと思っていたら、ショップにちゃんと関連書籍がずらりと並んでたので、すごく買いそうになりました。みりおさんの音声ガイドをCDで出してくれてたらそれこそ買ったのに。まあ、図録買ったんですが。(持って歩くの重かった)

そのあとは山手線に乗って渋谷へ。(山手線では小さい頃NHKのクインテットで聴いてた山手線の歌が脳内で繋がって面白かったです) 
渋谷でのお目当ては

Nintendo TOKYO!!

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小学生1年生の頃にDSLiteが発売、その後もDSi、DSiLL、3DS、Wii、WiiU、Nintendo Switchと、ほぼ全ての機械を遊んできており、任天堂のゲーム大好きなのです。(親もゲームをやるという恵まれた環境だからこそ叶ったことではあるのですが。小学生当時は女子がゲームをやるのがまだちょっと珍し目だった気がする)中でも好きなのはどうぶつの森シリーズ、あとマニアックだけどガールズモードシリーズ。この二つはほぼ全てのタイトルを持ってます。あとは、下手だけどマリオとスプラトゥーンも大好きです。ていうかスプラトゥーンはデザインがかっこいい。見てるだけで楽しい。今は出たばかりのピクミンをずっとやってます。

で、そんな感じで任天堂で育った子なので店舗ができた時からずっと行ってみたくて、今回時間があったのでとうとう行ってきました!もう夢の空間!オリジナルグッズにテンション上がりっぱなしでした。たぬき開発のグッズは可愛くてついたぬきの商売に乗りそうになるし、スプラトゥーンのグッズはかっこよくてどこのスポーツブランドって感じだし。買ったのは家族へのお土産と友達のリクエストがメインになったのですが、家族用に買ってきたピクミンのぬいぐるみは今リビングでちょっとしたアイドルです。チャッピー抱きながらチャッピー倒してたりします。

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そのあとは、チャコットでれいちゃんの広告見つけて写真撮って、渋谷だし行ってみるかーって感じで東急シアターOrbの前まで行ってプロデューサーズのポスター見て、ツタヤでたまたま見つけたIZ*ONEのキャンペーン一通り見て

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一旦東京駅に戻ってラーメン食べて(ニボシだしを食べ慣れないことに気づいた)、荷物整理し直して

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舞浜へ!

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と言ってもチケットないので行くだけです。ただ、何にもなしも面白くないのでリゾートラインの乗り放題切符買ってリゾートラインで一周したあと、ボンボヤージュでお土産買って帰りました。2020のグッズが素敵だったのと、新エリアのグッズがいっぱい出てました。ベイマックスに出てくる猫のモチのぬいぐるみめっちゃ欲しかった…。レジのお兄さんが「ボンボヤージュ、良い旅を!」って言ってくれたり、エントランスのあたりでずっとBGMとアナウンスが鳴っている感じが少し懐かしくて、ああ、ディズニーだなあってしみじみ思いました。早くパークの中にも入りたい。

シーステーションで途中下車してエントランスのあたりをちょっと歩いてた時、5歳くらいの男の子とそのお父さんお母さんという3人家族がいました。そしたら、男の子がお父さんに促されて「また来るねー!」と、エントランスに叫んでいるのを見かけて。すごくほっこりしたのと同時に、懐かしい思いが込み上げました。かつて関東に住んでた頃、関西に帰ってきてからも、ディズニーに行くのは家族の一大行事。朝から晩まで遊び倒して、夜が来てしまった寂しさと共に最後のショーを見て、また来ようねって話しながら帰る。その幸せな時間を思い出しました。いつだってディズニーには家族の思い出が詰まってるんですね。

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そのあとはまた東京駅に戻り、駅のロッカーから荷物を引き揚げて、大量の荷物を整理して帰途につきました。そんなに荷物無いしいっか、なんて考えてトランクでこなかったことを心底後悔するくらいにはお土産買ってました。自分でもびっくりした。ちなみに帰りのバスはぐっっっすり眠れました。いくらなんでも疲れてましたね。

1日目は観劇があってバタバタしていたので思わなかったけれど、2日目は東京の大都会を目一杯感じる1日でした。もちろん大阪に住んでるので都会という環境にはそれなりに慣れているんですが、関東と関西では明らかに雰囲気が違うので、それを満喫した1日だったと思います。雑踏の中にいても、周りの会話が標準語か関西弁かで感じる雰囲気が全然違うんですよね。そしてその関東の感覚が私には懐かしさもあって。
あと面白かったのは電車で感じる違いがすごく多かったこと。自動改札のICの残高表示の場所が違って戸惑ったり、東京駅の車両の多さにびびったり、車内広告がお洒落だなーと思ったり、そもそも電車が綺麗だったり。昔住んでた頃は車での移動ばかりだったので、改めて乗る電車はとても新鮮でした。

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気づけば遠征の日から2ヶ月近く経ち、あの頃はそれなりに収まっていたコロナはまた猛威をふるい始め、今年もう一回行けたらいいなと思ってた遠征はもちろん行けるわけもない状況になってしまいましたが、ほんとに楽しい二日間でした。
また行けるように、今の状況が1日も早く良くなりますように。


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