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M2PLANTで初めてオーダースーツを作ってみた(注文編)

身長172cm。普通のレディースじゃ袖丈も着丈も股下も足りない。流行に便乗したゆるダボではなく、ちゃんときれいな服を着たい気分になったので、前々から気になってたオーダースーツを作ることにした。
※既に記憶が怪しいので誤った情報を書いているかもしれません。正しくはお店に確認してください。

1.お店・予約

どこで作ろうか色々調べたけど、電車乗って作りに行くのが面倒で、近所のM2PLANTにしてみた。

まずは電話で確認。予約なしでも今から行ってもいいですか?と尋ねるとOKとのこと。初めてのお客様だったら1時間前後かなと言われた。

お店はそこまで広くなく、ハイカウンターのテーブルが2組分。店員さんは男性2名。壁には生地がいっぱいかかっていた。男性用がメインぽい。

2.料金

 最安価格帯:18,000円くらい。(アウトレットで6種類くらい。ビジネスには厳しそう)

 低価格帯1:1着24,000円くらい。見本帳から選ぶ。数十種類。

 低価格帯2:1着28,000円くらい。見本帳から選ぶ。数十種類。2着買うと2000円引き。

 中価格帯:1着39,000~49,000円くらい。見本帳から選ぶ。数十種類。2着買うと1万円引き

 高価格帯:1着59,000円~。2着買うと1万円引き

3.生地選び

男女とも同じ。男性用スーツではあまり見ないライトグレーやベージュといった女性用っぽい生地はほぼない。

低中価格帯はポリエステルの混紡。高価格帯はウール100%が多く、あとはブランド物の生地になる。 

ウール100%は風合いがいいけど、扱うのは大変になる。手入れのしやすさや耐久性を求めるなら混紡の方がおすすめ。(思い切っていいスーツを作ろうかと思っていたけど手入れできないので混紡にした。)

見本帳(10cm四方くらいの布)よりも、スーツになった状態で見た方が
明るく見える。ストライプなどは派手に見える。

ノーカラーにするなら、ストライプがぼけているような生地がおすすめ。めちゃくちゃ迷ってここまでで1時間弱かかった。いっぱい質問とか相談しても丁寧に答えてくれた。店員さんありがとうございます。優柔不断ですみません。。。

結局、カッチリ用の濃紺シャドーストライプ、普通用のミディアムグレーストライプの2着に決定!どちらもテーラードで。普通用はライトグレーのノーカラーを作るつもりだったけど、生地がなくて断念。
めちゃくちゃ迷ってここまでで1時間弱かかった。いっぱい質問とか相談しても丁寧に答えてくれた。店員さんありがとうございます。優柔不断ですみません。。。

4.フィッティング

まずは着ていった服の上から、胸周り、ウエスト、お尻周りの計測。男性店員さんしかいないので、ちょっと違和感。私はそこまで気にならなかったけど、気にする女性は気にすると思う。事前予約してたら女性店員さんのいる日とかあるんだろうか。

次はジャケット。近しいサイズのを着てみて、そこから肩、胸、腕、腕周り、ウエスト、着丈と調整していく。女性用テーラードは肩パッドしっかりでウエスト絞ってある形と、肩パッドなしでウエストも比較的ゆるめの2パターンあり。見た目シュっとしてるのは前者、動きやすさは後者。(私は見た目を選択)

ジャケット丈は、パンツスーツなら下尻半分出るくらいがレディースの標準とのこと。スカートも合わせるならもう少し短め。同じパンツスーツでも男性は下尻が少し出るくらいで、男女で違うらしい。ただしお尻が出るのを気にして長めで作る人もいるとのこと。最近は長めも流行ってるし。

最後にパンツ。メンズよりレディースの方が股上が浅い。レディースは腰骨よりちょい上。メンズはもうちょい上。メンズのパターンでレディース風に調整もできるとのことだったけど、せっかくのオーダーなので普段買えないレディースパターンで作ることに。

私はお尻は縮める、太ももと膝は少し広げる、裾はストレート、丈は3cmヒールくらいでフルレングスにしてもらった。パンツ買うといつもお尻が余るんだけど、やっぱり気のせいじゃなかった。

5.ディティール決め

カウンターテーブルに戻って細かいディティールを1つずつ決めていく。

パンツ or スカート →パンツを選択。後日スカートも1万円で作れる。

総裏or半裏 →女性は透けにくい総裏の人が多い。今回選んだ生地はうすいので総裏でも春秋着れるとのことで総裏で。

裏地の色 →基本は同系色。せっかくだからユニクロでは出てこなさそうなブルー系を選択

ボタン →有料の水牛とか貝とかもあったけど、オーソドックスなのを選択

胸ポケット →使わないなら無い方がきれいとのことで無し

内ポケット →使うかわからないけど、あったら便利ですよとのことで左側のみ選択。あんまり入れると表に響くけどスマホくらいなら入る

ジャケットポケットのつけ方 →外側を下がり気味にした方がスタイルよく見えるとのことでそれで。女性は大半がそっちらしい。

パンツポケット →なしよりもどっちかにあった方が後ろからみたときアクセントになってよい。両方つけるとメンズみたいになるとのことで右1つ

テーラードの襟の形、幅 →上向きの方がカッチリ、下向きの方が優しい印象。幅は太い方がカッチリだけど、きれいに見えるのは細め(7cm)

バイピング →昔はバイピングしたほうが耐久性あがったけど今は大してかわらない。5mm幅はカジュアル。ビジネスなら2mmかなしがオススメ。ストライプ生地はなくてもいいけど、シャドーストライプはあった方がきれいと言われてつけることに。

ジャケットのボタン数 →レディースは1個か2個。2個の方がフォーマル。レディースはボタン全部とめるのが正解。

まだ他にもあったかも。。。とにかくいっぱいあった。

6.その他

ブラウスとかパンプスとか、実際に使うものを着て行ってよかった。ジャケット合わせたときの腕周りとか、パンツ丈とかがイメージしやすかった。

料金は2着で税込63,800円。お渡し予定日は5週間後。ちょっと時間はかかるけど、これだけ丁寧に1つずつ測ってもらってスーツ量販店と値段変わらないなら安いと思う。出来上がりが楽しみ!


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